8月27日8月27日ロッテのセス・グライシンガー投手（37）が、“デス”ならぬ「セス・ノート」で楽天打線を2週連続で仕留める。球団はメモ魔で有名な助っ人右腕の新グッズとして、名前のセスを付けたノートを楽天戦先発に合わせて28日から発売。商品名は人気漫画の恐怖のノートを連想させる。だが実際にグライシンガーが使っている黒いノートのサイズ、材質、ページのマス目などを参考にして製作した。
ヤクルト時代から年間1冊のペースで打者の特長や配球パターンを書き留めてきた。「日本で初めてプレーする上で、どういう打者かを知るためにメモを思いついた。ノートを見ることで違う組み立てを思いつくこともある」。イニング終わりにベンチに戻ってメモを取ることで、打者の攻略法が整理されていった。
今季はロボットをモチーフに「グライシンガーZ」のTシャツとトートバッグを発売したが、今回は第3弾。1人で3個のグッズを発売した外国人選手は、ベニーの2個を超えてグライシンガーが球団史上初めてだ。「それは光栄なことだね」と優しく笑った。
楽天には8勝目を挙げた21日に続き2週連続の対戦。「相手の狙っているボールを少しずらして打ち取っていきたい」。セス・ノートを見返して、楽天打線を必ず仕留める攻略法を見いだす。
28日の楽天戦（QVCマリン）で9勝目を狙うグライシンガーが、「デスノート」ならぬ、自らの名前（セス）を取った「セスノート」を発売する。
Tシャツ、バッグに続き、球団初となる3種類目のオリジナルグッズで、助っ人右腕が試合中に常にベンチで打者の特徴やコーチの助言を書き記しているノートと同じもの。「メモを見直すことで、次回登板に生かすことができる」と、本物のノートには投球術の極意が詰まっているが、今回は「勉強を頑張っている人にも使って欲しい」とPRしていた。
ロッテが、セス・グライシンガー投手（37）のオリジナルグッズ第3弾「セスノート」を発売することが27日、分かった。試合でイニング間にメモを取ることで知られる右腕。実際に使用するノートのB6版リング型やマス目の入った仕様を再現した。楽天戦（QVC）に先発する28日から、QVCのグッズストアなどで発売される。
7月に売り出したTシャツ、トートバッグに続くオリジナルグッズの登場だ。球団関係者によると「Tシャツはほぼ完売状態」という人気に後押しされて開発。「1年で個人のオリジナルグッズを3つも作るのは球団史上初」とも明かした。
来日1年目の07年ヤクルト時代から、相手の特徴を記憶するために毎年1冊ずつ書きため、2年連続最多勝の飛躍にもつなげた。高校時代は数学好きだったといい、実物を手にした助っ人は「学生のファンはこのノートで自分よりも賢くなって欲しいね」と呼びかけた。
チームは10カード連続勝ち越しなし。9勝目を狙う28日の楽天戦は、6回1失点だった前回21日（Kスタ）の再戦となるだけに、「前回のイメージをずらす投球をしたい」。再浮上へノートのデータも駆使し、自身3年ぶりの2ケタ勝利にリーチをかける。
オリジナルグッズ第3弾「セス・ノート」を手にポーズを決めるグライシンガー ロッテのセス・グライシンガー投手（37）が2週連続の楽天退治に挑む。28日の楽天戦（QVCマリン）に向けて27日、本拠地で最終調整を行った。前回の21日の対戦では粘投で6回1失点で8勝目を手に入れていた。2週続けての対戦に「まず大事なのはチームが勝つこと。2週続けてだから相手の打者が有利になるかもしれないが、相手の狙っているボールを少しずらして打ち取っていきたい」と話した。
12球団の代表者会議が27日、都内で行われ、来春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に不参加を表明している日本プロ野球選手会（新井貴浩会長＝阪神）と29日に事務折衝を行い、出場への理解を求めることを決めた。当初は28日に行う予定だったが、出席者の都合から選手会側が変更を申し入れた。
24日にも新井会長らと事務折衝を行った日本野球機構（NPB）の鈴木清明選手関係委員長（広島球団本部長）は「感触は分からない。選手会も（臨時大会で）決議している。（29日に）結論は出ないと思う」との見通しを語った。
代表者会議では、WBCに出場しない場合でも11月の日本代表の国際親善試合は実施することを決め、早急に代表監督の人選やチーム編成を進めることを確認した。
WBC不参加の場合、侍ジャパンは2015年に予定する国際野球連盟（IBAF）主催の国際大会への参加に照準を切り替える。
IBAFが日本開催を視野に準備を進めており、楽天の井上智治オーナー代行は「アマチュアも巻き込んで国際大会をやりたい」と話した。大会参加はプロ・アマに関係なくIBAFのランキング上位12チーム、もしくは来春WBCの成績上位と招待チームの混成が濃厚で、名称は「プレミア12」を予定している。
プロ野球の12球団代表者会議が27日に都内で行われ、来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に不参加となった場合も、11月のキューバとの代表戦は予定通り行う方針を確認した。また、不参加を表明している選手会と12球団側の事務折衝は、当初の28日から29日に延期となった。
「侍ジャパン対キューバ」は、11月16日にヤフーD、18日に札幌Dで開催を予定していた。キューバはWBC1次ラウンドでも同組。3連覇へ向けた強化試合であり、前哨戦でもあるという重要な位置づけだったが、選手会決議の影響で開催を危ぶむ声があった。ただ、選手会はキューバ戦には協力する意向。「WBCに出る出ないで価値は違ってくるが、試合はしよう、ということになった」と広島の鈴木球団本部長は説明した。 すでに試合まで3ヶ月を切っており、今後はチーム編成を急ぐ。代表監督は本来、8月中に絞り込む方向だったため、12球団側は加藤コミッショナーに人選を早急に進めるよう要望する構えだ。
注目の事務折衝は、選手会サイドの都合により1日延期になった。WBCの主催者側は8月中に選手会が翻意しない場合、日本抜きで大会を開催する方針。期限は迫っている。24日に選手会の新井貴浩会長（阪神）らと会談を持ったNPB側は、「前と比べるとすごい拒絶ではなかったと思う」（楽天・井上オーナー代行）と手応えも得ているが、先行きは不透明。選手関係委員長も務める広島・鈴木本部長は「その場で『はい』、というものじゃないだろうし、もう少しかかる」との見通しを示した。
プロ野球の12球団は27日、東京都内で代表者会議を開き、来春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に不参加を表明している日本プロ野球選手会と29日に事務折衝を行い、出場への理解を求めることを決めた。
日本野球機構の選手関係委員長を務め、24日に新井貴浩選手会長（阪神）と話し合いを持った広島の鈴木清明球団本部長は「感触は分からない。選手会も（臨時大会で）決議している。（29日に）結論は出ないと思う」との見通しを語った。
代表者会議では、WBCに出場しない場合でも11月の日本代表の国際親善試合は実施することを決め、早急に代表監督の人選やチーム編成を進めることを確認した。