わたしはかもめ2012年鴎の便り(8月)

便

8月28日

千葉ロッテ9−1東北楽天(QVCマリン)

ロッテのグライシンガーが自身3連勝で9勝目を挙げた。緩急を織り交ぜて8回1失点の好投だった。打線は2回にサブローの適時打や里崎のソロなどで3点を先行。8回に打者10人で5点を奪った。楽天は永井が踏ん張れなかった。

123456789R
東北楽天0001000001
千葉ロッテ03010005x9

ページトップ

絶不調男が点火!サブローV打[ニッカン]

この男が打てば、ロッテはよみがえる。2回無死一、三塁。サブロー外野手(36)が外角低めのスライダーを拾ってレフト前へ運んだ。11カードぶり勝ち越しを目指す5位楽天との3連戦で先制打。流れに乗った打線は14安打9得点を挙げた。「今日はいい感じで打てた。みんなも良かった。DHでベンチから見ている時間が長いけど久々にヒヤヒヤしなかった」と会心の一戦だった。

ロッテを象徴する男。最大貯金15が一時ゼロになったチームに連鎖反応した。7月は打率1割7分1厘、今月もこの試合前まで2割2分8厘。「オレがあかんから弱いんや」。26日のソフトバンク戦はわずか2打席で今季最短の途中交代。「(外角低めのスライダーを)あの試合は空振りしていた。監督は打てないのに今までずっと使ってくれた」と責任を感じた。

前日27日のオフは長男の勝星(しょうせい)くんと次男の(7)魁星(かいせい)くん(3)を治療がてら球場に連れてきた。金属バットを引きずりながらボールを打ち返す姿を見て、目尻を下げた。「上の子はオレやズレータの『幕張ファイアー!』をマネするんよ」。気分を一新した。試合前には高橋ヘッドコーチの助言でタイミングの取り方を修正。歩きながらのバント練習で「動いていても前でとらえる意識があれば当たる」と、きっかけをつかんだ。

チームで唯一の全試合出場を続け、111試合を数える。シーズン最多は07年の133試合で130試合以上は過去17年で2度しかない。これまでの壁を越えようとしている。「1位になるかもしれないし、5位になるかもしれない。こんな混戦ないでしょ?最後まで分からんよ」。優勝への思いがサブローを突き動かす。

ページトップ

グライ、9勝目効果だ!「セスノート」250部完売[スポニチ]

「セスノート」効果でロッテ・グライシンガーが巨人時代の09年以来、3年ぶりの2桁勝利に王手となる9勝目を挙げた。

8回6安打1失点に加え、無四球の内容に「今日もベンチで打者の傾向と対策をメモしたよ」とノートを開き、楽天打線を打ち取るためのアイデアを記した。試合前に体の重さを感じたため「とにかく低めに投げよう」と制球重視に切り替えたことも功を奏した。この日からオリジナルグッズ「セスノート」が球場内の売店で販売された。勝利の極意が詰まっている本物をそっくりに再現したものだが、試合後には用意していた250部が完売。マウンドだけでなく営業サイドにも優良助っ人だった。

里崎
「最近、あまりヒットを打っていなかったので、打てるときにたくさん打ってやろうと思った。」(2回の左越え8号ソロなど、3安打2打点の活躍)

ページトップ

グライ、苦手の本拠地マウンド克服「低め打たせれば抑えられる」…ロッテ[報知]

淡々と丁寧に投げ続けた。グライシンガーは8回を6安打1失点。「今日は体に張りもあってボールが重く感じた。いつも以上にコントロールを意識して投げた」。打たせて取る投球で8回をわずか94球。自身3連勝で今季9勝目を挙げた。

苦手を克服した。試合前まで本拠地・QVCでは3勝4敗、防御率4.35。低いマウンドに苦しみ、結果を残せていなかった。「高くて傾斜のあるマウンドが好きだけど、低めを打たせれば抑えられる」。今後の登板にも、大きな手応えをつかんだ。

引き分けを挟んで連勝。4位は変わらないが、首位・西武と3.5ゲーム差のまま踏みとどまった。西村監督は「せっかく(3連戦の)頭を取った。気持ちを引き締めて明日も取りたい」。ここまで、10カード連続で勝ち越しなし。久々のカード勝ち越しで、首位戦線に割って入る。

ページトップ

ロッテ、ベテランに復調気配「パは分からん」[サンスポ]

ロッテは打撃不振だったベテラン勢に当たりが戻った。サブローが先制打など5試合ぶりの安打をマークし、里崎も本塁打を放つなど約2ヶ月ぶりの1試合3安打をマークした。

試合前にバント練習で打つタイミングを矯正したサブローは「きょうはいい感じだった。まだまだパは分からんよ」と威勢が良く、里崎も「ここからは一戦必勝で戦う」と逆襲を誓った。

西本投手コーチ
「前回より体にも球にも切れがあった。前半戦の勝っていた時期に近い感じがする。」(グライシンガーについて)

ページトップ

ロッテ・サブローが先制適時打「楽な気持ち」[サンスポ]

ロッテのサブローが2回、10試合ぶりの適時打となる先制打を放った。無死一、三塁の絶好機にフルカウントからの7球目を左前にはじき返し「無死だったから楽な気持ちで、コンパクトに打てた」という。

永井には21日に今季初対戦して無安打に終わっていた。それだけに相手の武器のスライダーを仕留めて「前回は打てなかったから、最初の打席で打てたのは大きい」と話した。

ページトップ

西村監督、連勝もミスに不満[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が勝って、かぶとの緒の緒を締めた。投打の歯車がかみ合った会心の勝利で引き分けを挟む2連勝。11カードぶりの勝ち越しに王手をかけた。だがそれでも7回1死一、三塁で一塁走者の岡田が牽制死になるなど細かいミスについては納得がいかなかった。「勝つには勝ったが、しっかりとした内容でやらないと。やっちゃいけないところで流れが変わってしまうのが野球」と話した。

ページトップ

西本C、グライ滑り出し上々[ニッカン]

ロッテ西本聖投手コーチ(56)が4回まで1失点と、まずまずの立ち上がりを見せているグライシンガーについてコメント。3回終了時までの印象について「本人はまだ体がほぐれていないみたいだよ。でも前回のKスタの対戦時よりも体も球もキレがあるように見える。前半戦の勝ってた時期に近い感じがするね。相手打線は左打者が多いから内角をうまく使っていけば持ち球がより生きてくるね」と話した。

ページトップ

里崎弾「この1点は大きいね」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(36)が2試合ぶりの8号ソロを放った。2点を先制した2回2死から、楽天永井の外角のカーブを思い切り、すくい上げて左翼席に運んだ。「打ったのはカーブ。この1点は大きいね。(直前に併殺で)チャンスをつぶした後の1点。ホームランはたまたまだけど、この1点はチームにとって大きい。セス(グライシンガー)もここ2試合いい流れで来ているから、今日も彼のいい所を引き出せるように頑張るよ」と話した。

ページトップ

サブロー右手1本先制打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(36)が先制打を放った。2回無死一、三塁でフルカウントから外角低めの球を右手1本で拾って、レフト前へ運んだ。「打ったのはスライダー。ノーアウトだったから楽な気持ちで打つことができた。追い込まれていたが、何とかバットに当てることだけ考えていたからコンパクトにはじき返すことができたね。前回の対戦では打ててなかったから、最初の打席で打てたのは大きいね。このCHIBAユニも格好いいし好きだよ」と話した。

ページトップ

新日本・永田ストライク始球式[ニッカン]

新日本プロレスの永田裕志(44)が始球式を行った。千葉県東金市出身という縁もあり、大役を任された。見事なストライク投球で大歓声に敬礼ポーズで応えた。「G1で肩をケガして、その後で膝もケガしてどうなるかと思ったけど、力が抜けた分、よかった。地元千葉の球団で応援しています」と笑顔だった。

ページトップ

NPBと選手会、事務折衝…WBC参加問題[サンスポ]

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題で29日、日本野球機構と日本プロ野球選手会(阪神・新井貴浩会長)の事務折衝が行われる。加藤良三コミッショナーは28日、「参加すべきだと思う。日本の野球ファンの夢をつなぐべき」と、不参加を表明している選手会に理解を求めた。

交渉について加藤コミッショナーは「最終局面だと思う。誠意を尽くし、努力はする」と語った。自身が主導している日本代表監督の人選については「進んでいない」と述べるにとどめた。

ページトップ

加藤コミッショナー、WBC問題は29日が「最終局面」[スポニチ]

プロ野球の加藤良三コミッショナー(70)は28日、日本プロ野球選手会が不参加を表明している来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「日本の野球ファンの夢をつなぐ必要がある」と参加する意義を強く訴えた。

29日に行われる選手会との事務折衝。加藤コミッショナーは「最終局面だと思う。誠意は尽くすし、努力はする」と語った上で「ナショナルチームであれクラブチームであれ、最終的に日本の勝利感が得られるのはアメリカを倒すこと。それがファンの夢」と強調。WBC不参加はその機会を奪うだけでなく、昔年の夢であるクラブチームの日米決戦「リアル・ワールド・シリーズ」実現に向けて大きな障害になるとした。

アジア・シリーズ優勝チームとMLBワールドチャンピオンの決戦、日本のフレッシュオールスターと3Aオールスターの対決、さらに14年にはプロ野球開幕戦を米国で開催するという構想も披露。こうした企画もWBC不参加となれば、倒すべきMLBとのパイプが切れてしまう。日本代表のスポンサー権などの帰属を求め、不参加を表明している選手会に「出るのを求めているファンがたくさんいる。それを踏まえての決断、決定であるべき」という思いが伝わるだろうか。

ページトップ

加藤氏「参加すべきだ」WBC出場問題で[サンスポ]

プロ野球の加藤良三コミッショナーは28日、日本プロ野球選手会が不参加を表明している来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「参加すべきだと思う。(東日本大震災の)震災復興という意味でもWBCを見たいという人がいると思う」との見解を示した。

12球団側は出場への理解を求め、29日に選手会と事務折衝を行う。加藤コミッショナーは「最終局面だと思う。誠意を尽くし、努力はする」と語った。

自身が主導している日本代表監督の人選に関しては「進んでいない」と述べるにとどまった。

ページトップ