わたしはかもめ2012年鴎の便り(9月)

便

9月5日

オリックス2−0千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスは5投手の無失点リレーで、今季初の4連勝。初先発の前田が6回途中まで投げ、プロ初勝利。打線は4回に日高の適時打で先制し、5回に1点を加えた。ロッテは5連敗で今季初の借金。このカードは2年連続負け越し。

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千葉ロッテ0000000000
オリックス00011000x2

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ロッテ今季初の借金生活[ニッカン]

7安打を放ちながらも3併殺でチャンスをつぶし、今季8度目の完封負けを喫した。2回無死一塁の先制機に、里崎の左翼へのハーフライナーを、一塁走者の角中が判断ミスして帰塁できずに併殺となる凡ミスが響いた。角中は「ちょっと判断が遅れました」と反省。今季2度目の5連敗で自力Vが消滅し、今季初の借金生活にも突入。西村徳文監督(52)は「まだ終わったわけじゃない」と語気を強めた。6日はベテラン数人を除く全体練習を行い、7日からの3位ソフトバンクとのCS争いに挑む。

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ダメージ違う「併殺」、貧打線に追いうちかけた判断ミス[スポニチ]

ロッテは3度の併殺でチャンスを逸した。6回1死一塁からヒットエンドランを仕掛けて里崎が二直併殺。8回1死一塁では井口が空振り三振し、二盗を狙った根元がタッチアウトとなった。この2つは作戦上、積極的に仕掛けた結果のミス。しかし、もう1つはやってはならない判断ミスだった。2回無死一塁、一塁走者・角中は里崎の痛烈な左飛に飛び出してアウトになった。

角中は「ちょっと判断が遅かった」と反省する。左前に落ちる可能性を考えた。しかし、アウトカウントと打球の強さ、方向を考えれば無理する場面でなかった。大塚外野守備走塁コーチは「仮に左前打になったとしても(打球の強さから)三塁まで進めない。どちらにしろ、慌てる打球ではなかった」と指摘する。

最近5試合は平均1.4点という貧打線。少しでもチャンスを拡大させたいと思う角中の心情は理解できるが、直後にサブローが四球、今江は左前打を放っただけに痛恨だった。今季2度目の5連敗。首位を独走した前半戦は最大で貯金15まで伸ばしたが、自力V消滅と同時に今季初の借金生活に入った。

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5連敗!ついに借金生活、自力Vも消滅…ロッテ[報知]

試合後、西村監督は重々しく口を開いた。「点を取れないと勝てない訳だから…」。プロ初先発の前田も打ち崩せず、完封負け。ここ3戦で計2点とまりで今季2度目の5連敗を喫した。貯金は最大15あったが、118試合目にして今季初の借金生活に転落。首位・西武と6.5差に広がり、ついに自力Vの可能性が消滅した。

ミスの連鎖から抜けられない。0−0の2回1死一塁から盗塁を試みた一塁走者・角中が、里崎の左翼へ放ったライナー性の打球に二塁ベース手前まで飛び出した。結局、一塁から最も遠い左翼からの返球に戻り切れないボーンヘッド。「自分の判断が遅かった」とうなだれた。チームはここ2戦もミスから流れを手放していただけに、あまりに痛かった。

一時は2位と5差をつけて首位を快走した面影は消え去った。主将の今江は「みんなで盛り上がって乗っていくロッテの良さをもう一度取り戻したい」と前を向く。指揮官も「まだ終わった訳じゃない。1戦1戦、全力を尽くして戦う」と闘志は消えていない。7日からAクラスを争うソフトバンクと3連戦(ヤフーD)。V戦線生き残りのために、これ以上は負けられない。

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ロッテ、3併殺の拙攻で零敗…自力V消える[サンスポ]

ロッテは3併殺の拙攻で零敗。今季初めて勝率5割を切って自力優勝の可能性が消え、西村監督は「点を取れないと勝てない」と嘆いた。

特に2回無死一塁では左翼へのライナー性の飛球に、走者の角中が戻れなかった。序盤不安定だったプロ初先発の前田を助け、監督は「あそこまで出てはいけない」と苦言を呈し、角中も「ちょっと判断が遅かった」と肩を落とした。

小野
「チームも連敗中で何とかしなくてはいけない気持ちが強過ぎた。」(5回2失点で3敗目)

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小野3敗で5連敗、自力V消滅[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(37)が5回6安打2失点で3敗目を喫した。「今日はブルペンから本来の調子ではなく、決して調子は良くなかった。チームも連敗中で、何とかしなくてはいけない気持ちが強すぎた。5回の2点目が痛い。悔しい。チームにいい流れを与えられず申し訳ないです」と肩を落とした。これでチームは5連敗で自立Vが消滅。さらに今季初の借金1と、大事な終盤戦で苦戦している。

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西本C小野に「粘りの投球を」[ニッカン]

ロッテの西本聖投手コーチ(56)が4回を1失点に抑えている先発小野についてコメントした。「ブルペンでもあまり良くなかったんだが、球数を投げていくうちにバランスをうまく整えることができている。球もコースに行くようになってきた。何とか粘り強い投球をして欲しい」。

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侍ジャパン、来春キャンプは宮崎で[サンスポ]

来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督選考が、第1回大会で日本を世界一に導いた王貞治コミッショナー特別顧問(72)=ソフトバンク球団会長=に一任されていることが5日、分かった。

加藤コミッショナーは、来春の侍ジャパンのキャンプ地に「いま宮崎を手配しています」と明かした。連覇を達成した2009年と同じ験のいい宮崎で、2月中旬から始動する。また「当たりそうなチームの情報収集を色んなツテを頼んでやっています」と、チーム編成に先駆けて1次ラウンドで対戦する予定のキューバ、中国をはじめライバルの情報を集めているという。

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山本浩二氏を軸にWBC監督調整[ニッカン]

来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督は、元広島監督の山本浩二氏(65)を軸に人選が進められていることが5日、分かった。選任を一任されている日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーは現役監督への負担の大きさを考慮し、球界OBの監督経験者に要請する方針を固めたとみられる。前回大会で日本代表のコーチを務めた山田久志氏(64)、伊東勤氏(50)ら複数の候補者がいる中で、山本氏が最有力候補として浮上してきた。

この日、加藤コミッショナーは、現役監督について「排除はしない」としながらも「(代表監督との兼任は)過酷。大変な負担」と、両立の難しさを口にした。今月中には監督を決定する見通しで「プロフェッショナリズムを持つ方の意見も頂く必要がある」と、近くWBC特別顧問を務めるソフトバンク王球団会長に相談した上で山本氏に一本化する可能性が高くなった。

山本氏はこの日、都内で取材に応じ「新聞を見て知った。(NPBから)接触はない」と、就任の打診はないとした。要請があった場合、引き受けるかどうかについても「仮定の話には何も答えられない」と、多くを語らなかった。ただ、代表監督の候補として名前が挙がったことについては「(名前が)出たことは光栄だし、嬉しい」と、素直な喜びを口にした。WBCの参加問題も球界OBとしては心配だった様子で、参加が正式に決まり「選手会もいろいろと考えて決断したのだろうし、ファンのためにも良かったと思う」と話した。

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WBC監督選考は王さんに一任、月内決着へ[サンスポ]

来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督選考が、第1回大会で日本を世界一に導いた王貞治コミッショナー特別顧問(72)=ソフトバンク球団会長=に一任されていることが5日、分かった。日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(70)が明かした。監督選考が難航する中、侍ジャパンの未来は「世界の王」に託された。

やはり「世界の王」に頼るほかはない。日本代表の監督人事は7月のオーナー会議で加藤コミッショナーに一任されていたが、そのコミッショナーから王氏に託されたことが分かった。「王さんにはWBCの顧問を続けてやっていただいている。王さんのようなプロフェッショナリズムを持った、そういう人達の意見を尊重した方がいい」。

日本プロ野球選手会のWBC参加表明から一夜明けたこの日、加藤コミッショナーは都内のコミッショナー事務局で、王氏に一任したことを認めた。第1回WBCで日本を世界一に導き、コミッショナー特別顧問に就いている王氏が事実上、日本代表監督を決めることになる。その上で、加藤コミッショナーは監督人事が難航している現状を明かした。「今月中には何とかしたい。時間がそんなにないという認識は持っている。勝てるチームという切り口から選んでいきたい」。

監督候補には当初、前中日監督の落合博満氏(58)が有力視されていた。リーグ優勝4度、日本一1度の実績は申し分なく、昨年まで現役だったことで代表候補の選手も把握している。WBCの日本ラウンドを主催する読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役会長・主筆(86)=巨人球団会長=も「落合君しかいない」と後押しした。

しかし、落合氏はすでに監督就任に難色を示したといわれる。このため候補者は現役監督、監督経験者を含めて選択肢が広がった。現役では3月10日の東日本大震災復興支援試合・台湾戦で日本代表を率いたソフトバンク・秋山幸二監督(50)、経験者では2008年北京五輪でヘッドコーチを務めた元広島監督の山本浩二氏(65)らの名が挙がっている。

ただ、加藤コミッショナーは「現役監督は大変だという声が相当ある」と明かし、「勝つチームということになれば、現場でのつながりや感覚がフレッシュな方がいい」と続けた。現場から長期間離れている経験者の起用には不安もある。

秋山監督は「現役では難しい」との考えを示しており、山本氏は05年まで広島監督を務めたが、7シーズンものブランクがあるのがネックとなる。とはいえ、11月にはキューバとの親善試合が組まれている。代表監督がコーチならびに選手の選考も行うため、早急に監督を決める必要がある。

それだけに、王氏にかかる期待は大きい。WBC参加決定に「世界への挑戦が絶えることなく続くことを嬉しく思う」とコメントした“世界一監督”が、今度は日本の3連覇へ向けて献身する。

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WBC開催日程変更か、日本国内開催は来春3月上旬から[スポニチ]

WBCの主催者が、米ニューヨークで5日(日本時間6日)に予定していた大会日程発表が6日(同7日)以降に変更となる可能性が出てきた。

開催地の最終調整が必要になったため。日本は来年3月上旬に始まる1次ラウンドから参戦し2次ラウンドまでは日本国内開催を予定。準決勝以降は米国で行われる。

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いつ決まる?WBC監督に加藤コミッショナー「9月中は私の希望、確信ない」[スポニチ]

加藤良三コミッショナー(70)が5日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を目指す侍ジャパンの監督について、今月中に決定したい意向を明かした。

都内の日本野球機構(NPB)事務局で「できれば今月中には何とかしたい」と話した。すでにソフトバンクの秋山監督で候補を一本化する方針を固めている。

前日には日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)がWBC不参加の決議を撤回。チームづくりはいよいよ本格化する。12球団の監督からもチーム構想についてアンケートを取り、参考にする方針で、WBC本番直前の来年2月に宮崎で行う合宿地の調整や対戦相手の情報収集などはすでに開始しているという。

秋山監督は「現役(監督)は難しい」とリーグ開幕直前と重なるWBCの開催時期を難点としている。加藤コミッショナーは「時間はない」との認識を示しながらも「(今月中というのは)私の希望であって、そうなるか確信はありません」と話した。交渉の状況次第では、決定が10月にずれ込む可能性もある。

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加藤コミッショナー、関係者からヒアリング…WBC監督問題[報知]

来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する「侍ジャパン」の新監督について、最有力候補の元広島監督・山本浩二氏(65)=野球評論家=が5日、就任に前向きな姿勢を見せた。山本氏はこの日、都内で取材に応じ、オファーがあれば前向きに検討することを明言。日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(70)は9月中に結論を出したいと語った。

加藤コミッショナーが、代表監督の最終決定の前に、球界関係者からヒアリングを行う考えを示した。09年の第2回WBCの際は、特別顧問にソフトバンク・王貞治会長を迎え、野村克也氏、高田繁氏といった有力OBが「有識者会議」を開いて、監督選考を行った。「私が監督を絞り込んでもあまり意味がないんじゃないか。王さんにも特別顧問を引き続きやっていただいているし、プロフェッショナリズムを持った人の意見も、前回同様にいただく必要もある」。前回は12球団の監督にチーム編成に関するアンケートも実施。「(今回はアンケートを)やると決めた訳ではないが、そういう形で意見を吸い上げることも大事」と話した。

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WBC監督人選、加藤氏「今月中に何とか」[サンスポ]

プロ野球の加藤良三コミッショナーは5日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の監督選考について「今月中には何とかしたい」との意向を示した。ただ「それは希望であって確信ではない」とも語り、依然として難航している現状を明かした。

人選を一任されている同コミッショナーは現役監督、監督経験者を問わず選考しているとし、コミッショナー特別顧問のソフトバンクの王貞治球団会長をはじめ、様々な意見を収集する考えを示した。現役監督で候補の1人とみられるソフトバンクの秋山幸二監督はこの日「現場は難しい」という私見を述べた。

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