わたしはかもめ2012年鴎の便り(9月)

便

9月12日

千葉ロッテ10−0北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテが今季最悪だった連敗を9で止め、4位に浮上した。1回に井口の3ランなどで5点を先行し、2回にも清田の2ランなどで3点を加え、終盤にも加点した。大谷は6回無失点で4勝目。日本ハムは多田野が誤算で2位に後退。

123456789R
北海道日本ハム0000000000
千葉ロッテ53000011x10

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ロッテ復活、4発10点!9連敗で止めた[サンスポ]

9連敗中に11得点だった打線が、2年ぶりの1試合4本塁打で10得点と爆発。4位に浮上した。この日1軍に復帰し2番に入った清田が、1回に右中間二塁打で大量点の口火を切ると、2回も右翼席に5月6日以来の2号2ラン。「チームを明るくするために帰ってきた。必死です。全力でやります」。ムードメーカーの復活に、西村監督も「今日は清田。先に点を取れたのが大きかった」と笑顔だった。

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ロッテ4発!連敗脱出、1軍昇格の清田が口火&2号[スポニチ]

長い長いトンネルを一発攻勢で脱出した。ロッテは井口、清田、ホワイトセル、サブローと10年5月26日の広島戦(マツダ)以来の1試合4アーチで連敗を9でストップ。西村監督は「今日はみんな打ってくれたけど清田でしょう」とどん底からはい上がった男を称えた。

1軍昇格即「2番・右翼」でスタメン出場。初回に右中間二塁打で大量得点の呼び水になると、2回1死一塁から外角高めの直球を右越え2号2ラン。今季は打撃不振で8月1日に出場選手登録を抹消され、炎天下のファームで試合に出続けて復活のヒントを得た。「100打席以上立って持ち味の右方向に出るようになった。今まではスイングがどうとか気にしていたけど、無心で打席に立って球を待てるようになった」。

チームが貯金15から借金5と大失速の中で戦力になれない悔しさもあった。自宅のテレビで試合を見ていると、高校の同級生の妻が気を使ってチャンネルを変えることもあった。「僕と同じぐらい奥さんは悔しかったと思う。試合後に携帯を見たら“おめでとう”と入ってました」と照れ笑いを浮かべた。

昨季の本塁打は井口の9本が最多。チーム全体でも46本と西武・中村1人に及ばなかった。今季も9連敗中はわずか3本塁打で平均1.2得点と貧打が低迷の要因になっていた。4発10得点で4位に浮上。「勢いのつく勝ち方だったのでその通りにしないと」と指揮官。逆襲へ白星を積み重ねるしかない。

井口
「とにかく勝つしかない。勝つために必死に戦っている。」(初回に左越え10号3ラン。2年ぶりの2桁本塁打)
ホワイトセル
「みんなの力で連敗を止められたので、いい形でこれから進むと思う。」(2回に右越え8号ソロ)
大谷
「(序盤に)8点も取ってくれて本当に助かった。(救援から)中1日で先発もあったので疲れはない。」(救援から中3日で先発。6回8安打無失点で4勝目)

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ロッテ・大谷、中3日で奮闘「しんどいが仕事」[サンスポ]

ロッテの中継ぎ陣を支えてきた大谷が中3日で先発し、6回無失点で4勝目を挙げた。「中1日で先発したこともあったし、できることをやるだけ。しんどいが、それが仕事」と、連敗を止めて笑顔だった。

味方打線が序盤で大量リードを奪う展開。「本当に助かったが、逆に気負いと力みでフォームが崩れ、ストライクを取れなくなった」と反省もしていた。

ホワイトセル
「強いスイングで、芯で捉えた。我ながら良い打撃ができた。」(2試合連続の8号ソロ)

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勝つため必死!ロッテ・井口、豪快3ラン[サンスポ]

ロッテの井口が1回、約1ヶ月ぶりとなる10号3ランを放った。1死一、二塁で初球の外角スライダーを豪快に左翼席に運び「とにかく勝つしかない。勝つために必死に戦っている」とコメントした。

ロッテは昨季のチーム本塁打が46にとどまり、2桁本塁打を打った打者もいなかった。井口にとっても、チームにとっても2年ぶりの10本塁打到達となった。

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トンネル脱出!連敗ストップ[ニッカン]

ロッテが連敗を9で止めた。序盤から打線が爆発し、井口の3ランと清田の2ランにホワイトセルのソロなどで、2回までに8点を奪うと、終盤にもサブローのソロなどでダメ押しの得点を奪い、2年ぶりの1試合4本塁打で快勝した。

投手陣も中3日の大谷から中郷、薮田とつないで無失点リレー。西村徳文監督(52)は「今日は一気にいってくれた。連敗を止めたから、ここから乗っていかないといけない。なんとか食らいついていくためには、勢いのつく勝ち方が必要だったから」と、ここからの巻き返しを誓った。

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井口10号3ラン「勝つしか」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(37)が、8月10日のオリックス戦(QVCマリン)以来となる10号3ランを放った。1回、2点を先制し、なおも1死一、二塁のチャンスだった。スライダーを完璧にとらえた。「とにかく勝つしかない。勝つために必死に戦っている。今日は初回にマリーンズらしい攻撃ができた。試合はまだ始まったばかり。攻撃の手を緩めないで、最後までしっかり戦って勝利を手にしないとね」と、連敗ストップに闘志を燃やした。

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