西武が逃げ切って3連勝。2回にオーティズのソロで先制し、6回に中村の2ランで加点した。6投手の継投も決まり、6回途中まで無失点の野上が8勝目。ロッテは7回に角中の適時打で1点差に迫ったが及ばず、5位に転落。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
成瀬が“一発病”から立ち直れない。2回先頭のオーティズに直球を左翼席に運ばれ、6回には2死一塁から中村にまたも直球を中堅の右に運ばれる2ラン。本塁打のみによる3失点で8回途中で降板した。両リーグワーストの16被弾で、昨季の15被弾を上回った。ベンチに戻ると、不甲斐なさをこらえ切れず、グラブを投げた。
自身5連敗で3年連続の2ケタ敗戦となる10敗目。7月までに10勝を挙げたが、8月以降は7試合で10本塁打を浴びて1勝6敗。7日のソフトバンク戦(ヤフーD)も粘投しながら結局、逆転2ランを浴びていた。「勝ち方が分からない」と嘆いていたが、トンネルから抜けられなかった。
試合後、広報を通じて「すみません。ノーコメントです」。西村監督は「制球が甘く入ってるんじゃないか。でもそれ以上に野手も点を取ってあげないと」とナインに奮起を促した。楽天が勝ったため、5位に転落した。
ロッテはリーグ最多の本塁打を献上している成瀬が2発で沈み、再び5位に落ちた。左腕エースは7月までに10勝を挙げたが、8月以降は7試合で10本塁打を浴びて1勝6敗。
試合後は広報を通して「すいませんがノーコメントです」と報道陣に伝えた。前半戦に首位を走ったチームも、エースと歩調をそろえるように下降線をたどった。西村監督は「本塁打を打たれるケースが多いが、試合はつくってくれている」とかばった。
イースタン・リーグは14日、首位のロッテがDeNAを3−0で下し、リーグ優勝へのマジックナンバーを「1」とした。ロッテは15日のDeNA戦(ロッテ浦和)に勝てば、2年ぶりのリーグ優勝が決まる。
ロッテはリーグ最多の本塁打を献上している成瀬が2発で沈み、再び5位に落ちた。左腕エースは7月までに10勝を挙げたが、8月以降は7試合で10本塁打を浴びて1勝6敗。試合後は広報を通して「すいませんがノーコメントです」と報道陣に伝えた。
前半戦に首位を走ったチームも、エースと歩調をそろえるように下降線をたどった。西村監督は「本塁打を打たれるケースが多いが、試合はつくってくれている」とかばった。
ロッテ岡田幸文外野手(28)が3安打の活躍を見せた。この日、長嶋打撃コーチから「右肩でボールを呼び込んでみろ」とアドバイスをもらい、高橋ヘッドコーチからは、腰の使い方で左ひざが折れるクセの矯正方法を教わった。「特打でもいい感じだったし、すぐに結果が出たのは良かった」と手ごたえを口にした。しかし、この日は2度の本塁憤死と、走塁ではいいところがなく「かいくぐってでもセーフにならないといけなかった」と反省の弁も口にした。