ロッテは1回に清田のソロで先制。3回はホワイトセルと角中の適時打で2点を加え、4回は清田の適時打で加点。5回は今江の満塁本塁打で突き放した。藤岡は大量点に守られ、8回3失点で6勝目。オリックスは5年ぶりの10連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | x | 8 |
ロッテ・藤岡が自身初の2戦連続白星で6勝目を挙げた。味方の大量援護もあって7回まで3安打無失点。8回に3点を失い降板したが、8月の1軍復帰後では最長イニングに「8回を除いてはいい投球だった。真っ直ぐも感じはよかった。しっかり腕が振れたことで変化球でカウントを取ることができた」と納得顔だ。
16日の西武戦(QVCマリン)では自慢の直球が最速140キロ止まり。練習メニューに遠投を取り入れ、腕の振りを強くすることで球速は142キロまで戻った。ドラフト1位左腕の復調に西村監督も「テンポもいいし、今日は落ち着きがあった」と評価していた。
ロッテの藤岡が8月の1軍復帰後で最長の8回を投げ、6勝目を手にした。前回登板で球速が伸びなかったことから、西本投手コーチの指導で遠投を繰り返し、肩や腕の使い方を改善したという。「今日はょうは腕を振れて、テンポも良かった。変化球でストライクも取れた」と笑顔で振り返った。
淡泊な相手打線にも助けられ、7回まで94球で完封ペース。だが8回に4安打を浴びて3点を失い、プロ初完封はお預けに。「8回は先頭の9番打者を出さないよう力んでしまい、もったいなかった」と、反省も忘れなかった。
ロッテの藤岡貴裕投手(23)が8月の1軍復帰後で最長の8回を投げ、6勝目を手にした。前回登板で球速が伸びなかったことから、西本投手コーチの指導で遠投を繰り返し、肩や腕の使い方を改善したという。「今日は腕を振れて、テンポも良かった。変化球でストライクも取れた」と笑顔で振り返った。
淡泊な相手打線にも助けられ、7回まで94球で完封ペース。だが8回に4安打を浴びて3点を失い、プロ初完封はお預けに。「8回は先頭の9番打者を出さないよう力んでしまい、もったいなかった」と、反省も忘れなかった。
ロッテ西村徳文監督(52)は、投打がかみ合った快勝に満足顔だった。先発藤岡は8回に3失点こそしたが、7回までは完封ペースの好投だった。「テンポも良かったし、落ち着いて投げていた」。5回には不振だった主将今江に4号満塁弾が飛び出た。「試合から外れることも多くて悔しい思いをしていたと思うが、悔しさをぶつけた一撃だったのでしょう」と、称えていた。
ロッテ今江敏晃内野手(29)がグランドスラムを放った。5回2死満塁で、低めのカーブを高々とレフトスタンドへすくい上げた。6月11日の巨人戦以来となる1発は満塁弾となった。「本当に久々ですね。ずっとチームに迷惑をかけてしまっていたので、やっと貢献できたと言うか…久しぶりのスタメンで結果が出てホッとしている。このホームランがきっかけで、自分自身も乗っていきたい。次の打席。次の打席を大切にしたいです」と話した。
ロッテ角中勝也外野手(25)が3点目の適時打を放った。3回2死一、三塁から外角の球を逆らわずにレフト前へはじき返した。「打ったのはカットボールかスライダーだと思います。1打席目に甘いボールを捉える事ができず、ファウルにしてしまったので、その反省を生かして、甘いボールをしっかり打つことができました。いい追加点が取れて良かったです」と話した。
ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が2点目の適時打を放った。3回2死一、三塁から外角低めの球をレフト前へ運んだ。「打ったのは多分カットボール。得点圏にランナーがいたので、自分のバッティングをして何とかランナーを返したかった。難しいボールだったが、何とか気持ちでついていくことができてうまく拾えたね」と振り返った。
ロッテ清田育宏外野手(26)が今季3号ソロを放った。初回1死からオリックス海田の真ん中低めのスライダーを、右中間スタンド前列に運んだ。「打ったのはスライダーです。何も考えずに楽な気持ちで打席に入りました。いい感じで打てました。右方向にああいう打球が行くのはいい状態。次の打席もいいバッティング、自分のバッティングが出来るように頑張りたい」と話した。