わたしはかもめ2012年鴎の便り(9月)

便

9月23日

ロッテがグライ&ホワイトセルに残留要請[ニッカン]

ロッテがセス・グライシンガー投手(37)とジョシュ・ホワイトセル内野手(30)に残留要請をすることが23日、分かった。グライシンガーは、10勝8敗、防御率2.58と安定。ホワイトセルは2軍落ちを経験したが、打率3割3分2厘、8本塁打、41打点で、8月の月間MVPを獲得した。中村家国球団社長はともに1年契約の両選手に対し「2人とも期待以上の働き。(来季も)いてほしい選手」と話した。グライシンガーは「今の段階では、来季どのチームで投げるのかは分からない。もちろん千葉に戻って来られれば嬉しいけどね」と慎重に言葉を選んだ。

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ロッテ、グライ&ホワイトセルに残留要請へ「いて欲しい」[スポニチ]

ロッテの中村家国球団社長がグライシンガーとホワイトセルの両外国人に対し、来季残留要請をすることを明言した。中村社長は2人の活躍を「期待以上」とした上で「成果のある人に来季を期待するのは当然。いて欲しい選手だなと思う」と契約延長を熱望した。

グライシンガーは加入1年目の今季は3年ぶりの2桁勝利を挙げるなどここまで10勝8敗、防御率2.58。ホワイトセルは4月中旬に不振で2軍落ちも、7月に昇格後は4番に定着。打率.332、8本塁打、41打点と欠かせない存在となった。ともに1年契約で、シーズン終了後にも残留交渉に入る。

グライシンガーはこの日のオリックス戦(QVCマリン)の雨天中止で、24日の同カードにスライド登板。来季に関しては「千葉に戻って来られたらうれしいけど、今は何とも言えない」と語るにとどまった。

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グライ来季未定も環境には満足[ニッカン]

ロッテのセス・グライシンガー投手(37)が、明日24日のオリックス戦(QVCマリン)に向けてブルペンで調整した。この日の先発予定だったが、雨天中止によりスライド。投球練習は行わず、軽めのキャッチボールなどで状態を整えた。

今季、2度のスライド先発はいずれも勝っており「全く問題ない。木曜日(20日)に投げ込みをやって、通常通り臨める。肩も問題ない。低めにコントロールできれば、いい投球ができると思う」と、頼もしさを感じさせた。

また、契約が切れる来季については「今の段階では、来季、どこでプレーしているかは分からない」としながらも、ロッテの環境については「プレーしやすくしてもらっている」と満足しているようだった。

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グライは24日にスライド[ニッカン]

先発試合が雨で流れたロッテのセス・グライシンガー投手(37)は24日へのスライド登板について「問題ない。低めに投げて試合をつくりたい」と話した。前回の楽天戦で3年ぶりの2桁勝利となる10勝目を挙げており、11勝目を狙う。

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グライ、24日にスライド「問題ない」…ロッテ[報知]

先発試合が雨で流れたロッテのグライシンガーは23日、24日へのスライド登板について「問題ない。低めに投げて試合をつくりたい」と話した。

来季については「今のところどのチームで投げるか分からない」と話した。中村球団社長は「基本線は(来季も)いて欲しい」と残留要請する方向だが「交渉ごとだから成り立たないかもしれない」とも話した。

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WBC監督秋山氏要請へ、原監督助言役も[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督として、ソフトバンク秋山幸二監督(50)に就任要請を行う方針を固めたことが23日、分かった。兼任の負担や3連覇が期待される重圧を考慮し、前回大会優勝監督の巨人原辰徳監督(54)を、サポート役として代表チームの要職に招くことも検討している。両監督との正式な交渉は今後行われるが、球界を代表する2人の現役監督による「最強タッグ」で、3大会連続の世界一を目指す可能性が浮上してきた。

混迷を極めてきた代表監督問題に方向性が見えてきた。加藤良三コミッショナーをはじめとするNPBは、秋山監督に監督就任要請をする方針を固めた。さらに秋山監督をサポートすべく、前回優勝監督の原監督にアドバイザー的な役職への就任を要請する。コミッショナー顧問を務めるソフトバンク王貞治会長と共に、経験者が代表チーム入りすることで、現役監督が兼任する大きな負担を軽減し、3連覇を狙える体制を整える。

当初は現役監督を候補から除外し、OBに絞って人選を進めてきた。だが、決定するに至らず選択の幅を広げた。王会長は、この日の朝にTBSテレビの「サンデーモーニング」に出演し「現役の人というところまで枠を広げましたから。前半はやはり現役でない人をという考えを持っていたが、現役の人も含めてという話になりましたから。そういうところをある程度考えていただければ、分かるんじゃないかと思うんですけど」などと語った。

秋山、原両監督への就任要請は今後行われるが、難航する可能性もある。秋山監督はかねて「現役監督は難しい」と難色を示している。しかもペナントレースは大詰めで、ソフトバンクも逆転優勝とCS進出へ向け、正念場を迎えている。NPB側は、ペナントの行方を見ながら、王会長を中心に説得することになる。

「秋山−原」の2頭体制は、3連覇への切り札ともいえるアイデアになりそうだ。秋山監督は3月に行われた台湾との親善試合で侍ジャパンの指揮を執ったものの、勝負のかかるWBCは未経験。前回の優勝監督から受けるアドバイスは何ものにも変えられない。また、セ、パを代表する2人の指揮官が力を合わせることで、球界全体が一丸となって戦うムードも高まる。

王会長はこの日の番組で「月が変わるまでに決めなきゃいかんと思うんです」と、今月中の決着を目指す考えに変わりがないことを強調した。残り1週間。混迷する代表監督問題が、最終局面を迎えている。

◇WBC監督問題/経過

12年6月20日
加藤コミッショナーがチーム編成について、王会長に助言を求める考えを明かす。
7月9日
実行委員会で、8月下旬までの監督選定を要望する声が上がる。
7月20日
選手会が大会不参加を表明。
8月8日
加藤コミッショナーが「監督の負担は大きく、やりたいという人がたくさんいる訳ではない」と難航を明かす。
8月26日
巨人渡辺会長がラジオ番組で「監督は落合君しかいないだろう」と発言。
9月4日
選手会が不参加決議を撤回。加藤コミッショナーは「現役監督がWBCの監督を務めるのは非常にきついという声が高い」。山本浩二氏らが候補に浮上。
9月7日
王会長が「現場の12人は絶対に断ると思う」と現役監督は困難との見解。
9月12日
王会長「幅広くやってきたものが(候補は)狭まってきているというところ」と状況を説明。
9月17日
王会長のニュアンスが変化。「現役の12人はやらないというか、できないと聞いているみたいだけど、OBってのもなかなか…」。
9月18日
加藤コミッショナーが「現場から離れていることのハンディもある。現役の人の重要性が認識されている局面と思う」。

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王さん、秋山監督を説得へ、WBC監督就任、今月中に何とか[スポニチ]

加藤良三コミッショナー(71)が来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督を、ソフトバンクの秋山幸二監督(50)に今月中にも正式に要請する可能性が出てきた。コミッショナー特別顧問を務めるソフトバンクの王貞治球団会長(71)が難色を示す秋山監督の説得に動き、正式要請に至るとみられる。

王会長はこの日朝、TBS系列の「サンデーモーニング」に生出演。WBCの監督問題について「現役の人まで(監督候補の)枠を広げましたから。今は(加藤コミッショナーと)現役を含めてという話になった。そのところはある程度、考えていただければ分かると思う」と言及した。球界OBに適任者が見当たらない現状も踏まえ、現役監督が最有力であることを初めて示唆した。レギュラーの張本勲氏(本紙評論家)の「現場から選ぶべき」との意見にうなずく場面もあった。

既に昨季日本一に輝いたソフトバンクの秋山監督を軸に人選を進めている。王会長は具体名こそ出さなかったが「1番、頭の痛いところ。(候補としている監督の)気持ちがなかなかつかみにくい。やるという決断には大変な決意をしないといけない」と複雑な心境も吐露した。今回の監督選考を一任されている加藤コミッショナーの相談を受ける立場で、既に非公式ながら秋山監督へ就任を打診している。しかし、秋山監督が「現役(監督)は難しい」と話すように、難色を示されている背景がある。

それでも、加藤コミッショナーが今月18日に現役監督から選考する意向を明かし、王会長にも伝えられた。今後は王会長が同じチームに所属する秋山監督に対し、水面下で再説得に動くとみられる。「月が変わるまでには決めないといけない」と王会長。パ・リーグの優勝争いは混戦中で、リーグ3連覇を狙うソフトバンクも加わっている。ペナントレースの状況に配慮しながら、秋山監督を口説き落とす。その後、今月中にも加藤コミッショナーが正式に要請をする運びだ。日本代表は3回連続で現役監督が指揮を執り、3連覇を目指すことになる。

◇過去のWBC監督決定までの経緯

第1回大会(06年)
05年9月に当時ソフトバンクを率いていた王貞治監督が候補に挙がり、就任要請を受けて同月下旬には正式決定した。
第2回大会(09年)
前回大会で現役監督だった王氏の負担が大きかったという反省から、候補者から現役監督を除くことを前提に候補者選びがスタート。星野仙一氏が候補に挙がったが、08年北京五輪でメダルなしに終わったことで手腕を疑問視する声が続出。王氏、野村克也氏らがメンバーの「WBC体制検討会議」で最終的に星野氏に一本化しかけたが、発表前に公になったことで批判が続出。現役監督も含めて候補者を再検討し、消去法的に巨人・原監督の就任が決まった。

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WBC予選のドイツ、カナダとの本大会進出決定戦へ[スポニチ]

第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選は23日、ドイツのレーゲンスブルクで行われ、2組の敗者復活2回戦はドイツが英国に16−1の7回コールドゲームで勝ち、カナダとの本大会進出決定戦に進んだ。

22日は2組の2回戦でカナダが16−7でドイツに勝利した。1組は敗者復活2回戦でスペインが南アフリカに13−3で勝ち、イスラエルとの本大会進出決定戦に駒を進めた。

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