わたしはかもめ2012年鴎の便り(9月)

便

9月25日

北海道日本ハム3−3千葉ロッテ(札幌ドーム)

延長10回の末に引き分けた。日本ハムは3回に西川と稲葉の適時打でリードしたが、3−2の8回に4番手の石井がホワイトセルに同点ソロを浴びた。ロッテは4位に浮上。終盤に追い付いたが、延長10回の2死満塁を逃した。

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千葉ロッテ00101001003
北海道日本ハム10200000003

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救援陣踏ん張った!ロッテ、今季15度目ドロー[スポニチ]

ロッテ先発・大谷が3回3失点と崩れたが、リリーフ陣の奮投で今季15度目の引き分けに持ち込んだ。

西村監督は「打線の13安打を考えれば、勝てる試合だった。でも、1−3からよく追いついた。気持ちを切り替えるしかない」と複雑な表情。延長10回は2死満塁まで攻めただけに悔しさが残った。CS圏内の3位・ソフトバンクとは3.5ゲーム差。楽天に代わり4位浮上となったが、土俵際まで追い込まれているだけに笑みはなかった。

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ロッテ、ホワイトセル同点弾も…引き分け[サンスポ]

ロッテは先発の大谷が3回で降板し1−3と劣勢だったが、5回に里崎、8回にはホワイトセルがソロを放って追い付き、引き分けた。惜しかったのは延長10回。2死一、二塁で里崎が左前打を放ったが、打球が強すぎて二塁走者がかえれなかった。

クライマックスシリーズ進出の可能性はわずかに残っている。西村監督は味方の13安打と相手の8安打を念頭に「安打の数から言ったら勝てたというのはあるが、よく追い付いた」と残念そうだった。

里崎
「打ったのはチェンジアップ。狙っていた球ではないが、武田勝とはなぜか以前からタイミングがよく合う。」(5回に約1ヶ月ぶりの一発)
大谷
「チームの連勝の勢いに乗っていきたかったが、勢いを止めてしまうというか、邪魔をしてしまい、申し訳ないです。」(3回で降板)

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西村監督「切り替えて勝つ」[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が、2点ビハインドからのドローに前を向いた。先発大谷が3回3失点と序盤で主導権を握られたが、里崎とホワイトセルのソロ本塁打で同点に追いついた。だが9、10回の勝ち越し機に、もう1本が出なかった。残り試合数から考えると勝ちたかった試合でもあるが、3連勝は止まらず、今季4戦4敗だった天敵武田勝を相手に負けなかった。指揮官は「ヒット数からすれば行けたが、1−3から追いついた。結果は引き分けに終わったが、切り替えて明日、明後日と勝つしかない」と話した。

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大谷降板「邪魔して申し訳ない」[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(27)が3回3失点でKOされた。初回から制球に苦しみ、いきなり連続四球。糸井は併殺打に打ち取ったが、中田に先制適時二塁打を左翼線に運ばれた。2回は3者凡退に打ち取ったが、3回に西川、稲葉に適時打を浴びて、4回から中郷に代わった。「チームの連勝の勢いに乗っていきたかったのですが、前回より早い回に降板してしまい、勢いを止めてしまうというか、邪魔をしてしまい、申し訳ないです」と反省した。

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里崎「負けられない」弾[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(36)が追撃の9号ソロを放った。2点を追う5回に、先頭打者として武田勝のチェンジアップをとらえ、左翼スタンドに運んだ。「前の打席のチャンスでやられているからね。この打席は何とか打ちたかった。チェンジアップをしっかりとらえることができたね。このホームランで1点差。しっかり、守っていけば再びチャンスは訪れる。うちは負けられない立場。絶対に負けられないよ」と話した。

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WBC日本はキューバ、中国と同組[ニッカン]

野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者は25日、サンフランシスコで記者会見し、2013年に開催される第3回大会の組分けと日程を発表した。3連覇を狙う日本は1次ラウンドA組(3月2〜6日・ヤフードーム)でキューバ、中国、予選突破チームと総当たりのリーグ戦で対戦する。サンフランシスコで行われる決勝トーナメントは準決勝が3月17、18日、決勝が同19日となった。

前回準優勝の韓国がいるB組は台湾、C組はプエルトリコ、米国の入ったD組はフェニックスで行われる。

日本のA組と、韓国などが入るB組の上位各2チームは2次ラウンド1組(3月8〜12日・東京ドーム)で顔を合わせ「ダブルエリミネーション」と呼ばれる敗者復活のある変則トーナメント方式で戦う。

C、D組の上位2チームは2次ラウンド2組(3月12〜16日・マイアミ)で対戦。各組の上位2チームが準決勝に進む。

各チームは12月3日までに暫定の出場登録選手を主催者に提出する。

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王会長が秋山監督説得へ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の就任を要請する方針を固めているソフトバンク秋山幸二監督(50)が25日、あらためて現役監督の指揮は困難という見解を示した。交渉が難航する可能性は高く、目指している今月中の決着は厳しい状況になってきた。

コミッショナー顧問で、WBC日本代表チームの監督選考において相談役的立場のソフトバンク王貞治球団会長(72)が、秋山監督の発言に理解を示しつつ、今後の説得に含みを持たせた。この日、都内で取材に応じ、秋山監督が、兼任することの難しさを強調したことについて「当然でしょう。現場の人間はみんな難しいと言うと思う。1回目、2回目と優勝してプレッシャーがかかる。誰も自分から手を挙げる人はいないでしょう。気持ちは分かる」と思いやった一方で、「僕も色々あったけど引き受けた。(WBC)1回目も2回目もそう(現役)だったからね」と続けた。

秋山監督とは福岡で試合がある29日に会う予定だ。自ら説得に乗り出すかについては「(候補者と)コミッショナーがやること。僕に権限はない」とかわしたが、加藤コミッショナーの命を受ければ、師弟関係にある秋山監督を口説き落とすキーマンであることは間違いない。第1回大会で指揮をとった自らの経験などを踏まえながら、粘り強く説得にあたるとみられる。

秋山監督が「野球を分かってない人が(人事を)やってる」と発言したことには、補足するように説明。「コミッショナーは野球を知っている人の色んな情報を集めて、人選にあたっている。もちろん僕も聞かれたら、分かることはその都度、答えている」と理解を求めた。今月中を目指している決定時期については「11月の試合(親善試合キューバ戦)もある。なるべく早くと思っている」と意欲を見せた。

シーズンの佳境に収束していかない代表監督問題。「選挙と一緒で、名前が出る人が多いほど難しくなる。今はペナントレース(の記事)を取り上げて欲しい。決まるまでに、コミッショナーがやりやすい環境をつくって欲しい」。1日も早い決着を望んでいる。

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加藤コミに皮肉、秋山監督「無理だって」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の就任を要請する方針を固めているソフトバンク秋山幸二監督(50)が25日、あらためて現役監督の指揮は困難という見解を示した。交渉が難航する可能性は高く、目指している今月中の決着は厳しい状況になってきた。ただ、NPB側からすれば秋山監督が就任に難色を示すのは想定内。加藤コミッショナーの特別顧問を務めるソフトバンク王球団会長らが、粘り強く説得していくとみられる。

着地点の見え始めた代表監督人事は簡単に収束といかないようだ。NPBは秋山監督に就任要請をする方針を固め、ペナント争いのタイミングをうかがいながら交渉を行う予定でいる。ただ、テーブルの向こう側に着く秋山監督はこの日、大阪に移動する際の仙台空港で「現場は難しい。オレは無理だって言ってるだろ。12球団の監督みんなに聞いてみて。みんな言わないだけだよ」と従来の主張を変えなかった。就任要請を受けるということを歓迎はできず、声のトーンは少々荒かった。

秋山監督は昨年の日本一監督で、3月には復興支援試合で侍ジャパンを率いた。NPBが就任要請するのも自然な流れだが、来春開幕のWBC代表チームの指揮については以前から「自分のチームだけでも開幕に向けた準備は大変。同時に、代表チームの選手の状況を把握して、調整、対戦相手のことも考えたりはできない」と語っていた。大会3連覇という目標達成に、二足のわらじは適切でないと考えている。

過去2大会を指揮した王、原の両監督が大きな負担を負ったことは理解している。ただ、仮に就任要請を受けた場合、代表監督は球団の現役監督と兼任という路線が球界にできる可能性もある。秋山監督の「みんな言わないだけだよ」という発言には、他の11球団を率いる監督への配慮もうかがえる。

ソフトバンクはリーグ3連覇のかかるペナント争い終盤で、クライマックスシリーズ進出へも正念場。試合に集中したい時期だけに、この日も当初は報道陣に「話したくないよ」と代表関連の話題には答えたくないという様子だった。ただ、話し始めると「監督をやったことない人が(人事を)やってるから、現場が(いい)という考えが出てくる」などと、加藤コミッショナーらの日本代表監督への人選方法などへの疑問などが漏れた。

ただし、NPB側からすれば、当初から、すんなり受諾の方向に進むとは思っていない。現時点では秋山監督が固辞する姿勢を崩さず、就任に前向きになれないというのも予想していた範囲のうちだ。前回優勝監督の巨人原監督にアドバイザー的な役職への就任を要請し、秋山監督を全面サポートする用意もある。今月中に決着する見通しは立っていないが、ソフトバンク王会長らあらゆるチャンネルを通じて説得を試みていく見込みだ。

秋山幸二(あきやま・こうじ)
1962年(昭37)4月6日生まれ、熊本県出身。八代高から80年ドラフト外で西武入団。87年に43本で本塁打王、90年には51盗塁で盗塁王。85年から9年連続30本塁打をマーク。93年オフにトレードでダイエー移籍。00年8月に通算2000安打を達成。91、99年日本シリーズMVP。02年に引退。通算成績は2189試合で2157安打、437本塁打、1312打点、打率2割7分。05年にソフトバンク2軍監督に就任。07年1軍総合コーチ、08年チーフコーチを経て09年から監督。10、11年とリーグ優勝し、11年は日本一。91年に選手、11年には監督で正力賞を受賞。185センチ、89キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億円。

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「現場はむずかしい」秋山監督、WBC監督に難色[スポニチ]

来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督の最有力候補に挙がっているソフトバンク・秋山幸二監督(50)は25日、「現場は難しい」と話し、球団の監督が代表監督を兼務することの難しさについて従来通りの姿勢を貫いた。王貞治コミッショナー特別顧問(72=ソフトバンク球団会長)は今月中に監督を決定したい意向を示しており、今後の動向が注目される。

静かな口調にも、強い意志が感じられた。オリックス戦に備えて大阪へ移動する仙台空港で、秋山監督は自身が最有力候補に挙がっているWBC監督問題について言及した。「現場は難しい。俺は無理だと言ってるだろう。12球団の監督に聞いてみてくれ。みんな、口に出して言わないだけだよ」。

WBCの日本代表監督は06年は当時、ソフトバンクを率いていた王監督、09年は巨人・原監督と2大会連続で現役の監督が務め、連覇を達成した。秋山監督は今年3月10日の東日本大震災復興支援試合(対台湾代表、東京ドーム)の日本代表こそ指揮したものの、3連覇を目指す今大会については「(要請が)来ても受けない。現場は無理」と、終始一貫して受諾に否定的な発言を繰り返してきた。この背景には、チームの現場の最高責任者として、チームづくりの根幹となる春季キャンプ、さらに戦力を見極めるオープン戦期間の2月、3月にチームを離れるリスクを憂慮してのことだった。

それだけに、秋山監督は「監督をやったことがない人が(監督選考を)やっているから、現場だっていう考え方になる」とも続けた。監督選考を一任されている加藤良三コミッショナーは今月18日に「(前回の)09年に比べても現役(監督)の重要性が認識されている局面と感じている」と発言。12球団の現役監督から選考する意向を明かしていた。

その中で、秋山監督が球団の監督と代表監督の兼務は難しいとの見解をあらためて示したことで、局面は緊迫化してきた。王貞治コミッショナー特別顧問が9月中の監督決定を目指しているが、長期化する可能性も否定できない。早ければ、27日にも加藤コミッショナーから秋山監督に正式に就任要請される見込みだが、果たして翻意させられるのか。王貞治氏が第1回監督に就任した時と同様に、コミッショナーとソフトバンク・孫正義オーナーの間で緊急会談が行われる可能性もある。

◇過去のWBC監督決定の経緯

06年第1回大会
05年9月12日、日本プロ野球組織(NPB)がソフトバンク・王貞治監督(当時)に文書で就任を要請。王監督は「今の段階ですぐには言えない」としたが、前向きな姿勢を見せた。16日には、日本プロ野球選手会がWBC参加を表明。王監督も「こちらとしても一歩前進」と話し、受諾を決意。22日に根来泰周コミッショナーとソフトバンク・孫正義オーナーが会談。この席で正式要請を受け、代表監督就任が決定した。
09年第2回大会
代表監督への負担を考慮して、8月下旬から現役監督以外で候補者選びをスタート。08年の北京五輪監督の星野仙一氏を本命としたが、メダル獲得を逃した手腕に疑問の声が続出。その後、王氏、野村克也氏らをメンバーとした「WBC体制検討会議」を設け、星野氏の就任が内定。しかし、球界内外から批判の声は消えず、08年10月22日に星野氏が自身のホームページで要請を固辞する意向を表明した。現役監督も含めた再検討が行われ、同28日に巨人・原辰徳監督への就任を要請。本人が快諾して決定。

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カナダ、3大会連続でWBC本大会出場決定[スポニチ]

第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は24日、ドイツのレーゲンスブルクで予選2組の本大会進出決定戦を行い、カナダが11−1の8回コールドゲームでドイツに勝ち、来年3月の本大会出場を決めた。

カナダは予選がなかった第1、2回大会に続く本大会出場。予選3組(パナマ)と4組(台湾)は11月15日に始まり、1組のスペインを含めた勝ち上がりの4チームが出そろうのは同19日の予定。

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