わたしはかもめ2012年鴎の便り(9月)

便

9月27日

北海道日本ハム3−1千葉ロッテ(札幌ドーム)

日本ハムが本塁打攻勢で3連勝。1回に糸井の2ランで先制し、2−1の6回は稲葉のソロで加点した。多田野は5回1失点で8月18日以来の6勝目。武田久は2年連続の30セーブ。ロッテは5回に1点を返したが、攻めきれなかった。

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千葉ロッテ0000100001
北海道日本ハム20000100x3

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ロッテ、V完全消滅…成瀬は両リーグワースト18被本塁打[スポニチ]

ロッテ先発・先発・成瀬が2発に沈んだ。初回は糸井の右越え2ランで先制され、6回には、稲葉に右越えソロを許した。これで両リーグワーストの18被本塁打。

5回1/3を3失点で11敗目を喫した左腕エースは「結果が全て…」とガックリ。また、この黒星で05年以来となるリーグ優勝の可能性が完全消滅となったが、西村監督は「CSの可能性がある限り、全力で戦う」と最後まで諦めない姿勢を強調した。

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ロッテ・成瀬また被弾、チームはV消滅[サンスポ]

ロッテのエース成瀬がまた一発に泣いた。1回は糸井に完璧な当たりの2ランを浴び、6回には稲葉に泳ぎながらソロを打たれた。これで8月以降の7敗のうち6敗は本塁打を浴びての黒星。試合後は沈痛な面持ちで「結果が全て」と言葉少なに引き揚げた。

数字上、ロッテに残っていた優勝の可能性もなくなった。西村監督は「クライマックスシリーズの可能性がゼロにならない限り、諦めない」と話した。

角中
「その前のファウルがミスショットだった。最後の試合まで連続安打でいきたかった。」(8回の好機で凡退するなど連続試合安打が9でストップ)
サブロー
「そっとしておいてくれ。」(今季初の欠場)

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監督「しっかり取らないと」[ニッカン]

ロッテ打線が日本ハムの小刻みな継投を前に散発6安打1得点に封じられた。今季全試合スタメン出場を続けていたサブローを右肘痛で先発から外した。だが多田野の前に3回まで無安打。4回無死二塁のチャンスも無得点で5回1死満塁で1点を返すのがやっとだった。西村徳文監督(52)は「あと1本出とけばというのは、どこのチームもある。取れる時にしっかり取らないと」と話した。

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角中10試合ぶりの無安打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が10試合ぶりに無安打に終わった。2点を追う8回2死一、二塁は日本ハムのセットアッパー増井との対決だったが中飛に終わった。「(増井は)今まで対戦した中では、スピードはあったがキレはなかった。カウント3−1からのファウルがミスショットだった」と振り返った。連続試合安打が9で途切れ「最後の試合まで続けたかった」と悔しがった。

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成瀬6回途中KO[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(26)が5回1/3を3失点でKOされ、リーグ優勝の可能性が消滅した。初回に糸井に先制2ランを浴び、6回先頭の稲葉にも技ありのソロ本塁打を食らった。被安打10は今季ワースト。「初回にホームランを打たれてしまったが、その後は何とか粘って投げられていただけに、6回のホームランはもったいなかった。野手の人が追い上げてくれた流れを止めてしまった。ああいう形の降板は悔しい。最低、任されたイニングは投げ切らないと…」と話した。

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秋山監督、王会長説得でも代表監督拒否…WBC監督問題[報知]

来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督候補に挙がっているソフトバンク・秋山幸二監督(50)は27日、監督就任の断固拒否を明言した。日本野球機構(NPB)のコミッショナー特別顧問を務めるソフトバンク・王貞治会長(72)は28日にも自ら説得に乗り出すが「(王会長と)会っても変わらない」と言い切った。

王会長は26日に初めて意中の人物として同監督の名を挙げ「彼が(監督を受けないと)言っているからといって、引き下がる訳にはいかない」と発言。28日にも福岡入りして29日の楽天戦(ヤフーD)を視察する予定で、その期間中に直接会談を行うことを示唆している。秋山監督はそうした情勢も踏まえた上で「もう断ってるから」とかたくなだ。

かねてから「勝つためには相手チームを研究する必要もある」と、代表監督との兼務は時間的にも困難だと繰り返してきた。思わぬ“場外戦”に巻き込まれ「他に(候補は)いないの?何で(現役監督の)他の人の名前は出ないんだろうな」と、いら立ちをにじませた。

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秋山監督、王さんとの会談控え「会っても変わらないです」[スポニチ]

ソフトバンク・秋山幸二監督(50)が27日、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督就任について、あらためて否定的な見解を示した。福岡へ移動する際の新神戸駅で取材に応じ、「もう断っている」と話し、既に王貞治コミッショナー特別顧問(72=ソフトバンク球団会長)から監督就任の打診を受けて、断っている経緯を明かした。

王特別顧問は28日に福岡入り。秋山監督に就任要請することを決めた加藤良三コミッショナーの意思を受け、直接説得する方針で、前日には「彼が(現役監督は難しいと)言っているからといって“ああそうですか”と引き下がる訳にはいかない」と不退転の決意で、説得に臨む考えを示していた。それを伝え聞いた秋山監督だが「会っても(気持ちは)変わらないです」と、これまでと同じ姿勢を貫いた。

それでも王特別顧問は秋山監督の固辞する姿勢に「(問題を)解消する努力はすべき」と、監督就任に当たって障害となる部分を会談の中で取り除いていく考え。会談で内諾を得れば、10月1日の実行委員会で12球団の承認を経て、パ・リーグのレギュラーシーズンが終了する10日前後にも正式発表となる。

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WBC監督“就任要請”王会長、秋山氏と会談[サンスポ]

ソフトバンク・王貞治球団会長(72)が28日にも、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の最有力候補、ソフトバンク・秋山幸二監督(50)と会談する。

理事長を務める日本プロ野球名球会の幹事会終了後、福岡入り。その後、秋山監督とひざをつき合わせて“就任要請”するとみられる。

27日に都内で取材に応じた王会長は「本来、僕は喋る立場にない。僕が喋ったことが記事になるのも本意じゃない。野球界のためにもよくない。ノーコメント」と話した。

秋山監督はこの日、大阪から福岡へ移動。「(王会長に)会っても変わらないよ。もう断っているんだから。他にいないの?何で他の人は名前があがらないんだよ」と改めて就任に否定的な考えを示した。

監督選考は当初、球界OBも模索されたが、試合勘や勝負どころでの采配に秀でる現場の監督から選ぶことに方向転換。秋山監督が最有力候補に挙がっていた。王−秋山会談に注目が集まる。

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秋山監督WBC断っていた[ニッカン]

ソフトバンク秋山幸二監督(50)が27日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表監督を「断固拒否」する構えを見せた。NPB側から受けた就任の打診は既に断っているとし「(王会長と)会っても(意思は)変わらないよ」と、言い切った。加藤良三コミッショナーの特別顧問を務めるソフトバンク王貞治球団会長(72)が近く直接説得に動く見込みだが、翻意させるのは極めて困難な状況だ。着地点が見えかけていた監督選考だったが、再び白紙に戻る可能性が出てきた。

博多へと戻る新神戸駅で、秋山監督はあらためて代表監督への就任を強く否定した。既に行われていたNPB側からの打診に対し「もう断っているから」と、初めて明かした。28日に王会長が福岡入りして会談する見込みだが、これについても「会っても変わんないよ」と明言。さらに条件面など交渉の余地を問われても「個人的にも受けられない」と答えるなど、かたくなな姿勢を貫いた。

秋山監督が固辞することは、加藤コミッショナーらNPB側も当初から想定していた。だが、秋山監督と師弟関係にあり、自身も第1回大会で現役監督として指揮を執った王会長が説得に乗り出せば、翻意して引き受けてくれるものと考えていた。また秋山監督の「現役監督の兼任は難しい」という考えにも理解を示し、前回優勝監督の巨人原監督にアドバイザー的な役職に就いてもらう案を示すなどして、秋山監督のサポート体制を整えていた。

だが、秋山監督の拒否姿勢は、NPBの想定以上に固かった。水面下の打診を受けても軟化する気配はなく、報道陣にも断固拒否する考えを明言。25日には「現場は難しい。オレは無理だって言ってるだろ」「監督をやったことない人が(人事を)やっているから、現場がという考えが出てくる」などと、声のトーンを荒らげる場面もあった。

NPBとしても、秋山監督と交渉の余地があるならば長期化も辞さない考えはある。だが、監督問題は、8月中に決定したいところを先送りしてきた経緯もある。また就任を明確に拒否する発言をしており、ファンに拒否反応が出ることも懸念される。これ以上、秋山監督の姿勢に軟化の気配が見えなければ、速やかな方向転換を余儀なくされる。28日にも行われる王会長との会談が、大きなポイントになりそうだ。

WBCは既に世界各地で予選がスタート。前日26日には正式な日程が発表され、日本は第1ラウンドで強豪キューバなどと戦うことが決まった。11月にはWBCの強化試合として、そのキューバと前哨戦を行うことも内定している。しかし、3連覇を狙う侍ジャパンの「中身」は白紙のままだ。決着間近とみられていた監督問題が、再び振り出しに戻ってしまう可能性が出てきた。

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