西武が完敗した。先発の菊池が5回途中4失点と踏ん張れず、打線も散発3安打と不調で三塁も踏めなかった。ロッテは角中が1、3、5回に適時打を放って全4打点をたたき出し、グライシンガーは7回無失点で12勝目を挙げた。
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千葉ロッテ | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテ角中勝也外野手(25)が猛打賞で80日ぶりの首位打者に躍り出た。試合後、角中を囲む報道陣に佐藤内野守備走塁コーチが「首位打者のお通りだ!」と、おどけた。だが当の本人は「まだ6試合ありますから」と冷静な姿勢を貫いた。
西武中島を2厘差で追う中での“直接対決”。左脇腹痛で欠場するライバルを尻目に打ちまくる。初回に左腕菊池からセンター右への先制2点適時二塁打。3回も菊池の足元を襲い、5回も左腕松永から中前へはじき返し、3打席連続適時打で全得点となる4打点を挙げた。打率3割1分4厘に上昇させ、逆に中島に2厘差つけた。
明確な目標設定を置いている。「3連戦で4安打。3の1にプラス1本打てれば」。今夏、人生で2冊目という野球関連の本を買った。「落合(博満)さんの『采配』という本です。数字を追いかけると苦しくなるということが書いてあって、なるほどなと」。だから、変動する打率よりも積み重ねる安打数に意識を置く。この西武2連戦で言えば3安打がノルマ。「明日4タコでも8の3だから良いんです」。欲のなさが自然体な打撃を生む。
4打席目は無死一、二塁で惜しくも遊直。打率を落とさないために犠打という選択肢もあったが「自分の場合、バントの成功率と打率はあまり変わらないので」とスタイルを貫いた。2日付の新聞には角中の名前が打撃成績のトップに来る。「何か1つでもいいからトップに立ちたい。首位打者ならいいですね」。独立リーグ出身初の快挙へ、角中が夢をかなえる。
ロッテ・角中が5回までに3本の適時打。打率.314とし、欠場した西武・中島を抜いて7月13日以来のリーグトップに立った。1回2死一、二塁で菊池がストライクを取りに来た甘い直球を右中間へ2点二塁打し「真っすぐにいつもの刺さってくる感覚がなく、これはいけると思った」。3回は中前へ、5回にも2番手の松永から中前打を放ち、チームの全4打点をたたき出す活躍だった。
ロッテの角中が4打数3安打の固め打ちで、7月13日以来80日ぶりの打率トップに立った。
試合前は左脇腹痛で欠場した西武・中島から2厘差の打率.310だったが、初回に右中間2点二塁打を放ち、3、5回の得点機でも中前適時打。自己最多タイの4打点をマークし、打率.314と上昇させた。90年首位打者の西村監督は「重圧の中でタイトルを獲って欲しい。今後の野球人生に役立つ」と猛ゲキを飛ばすが、1試合1安打が目標の角中は「明日は4打数無安打だとしても、西武2連戦が8打数3安打ならばOK」。無関心を装う一方で「首位打者って響きがいいですよね」と本音もこぼれていた。
体を鋭く回転させ、角中はコンパクトにバットを振り抜いた。しっかりとらえた打球は、右中間を深々と破った。「イメージ通りのバッティングができました」。初回2死一、二塁から右中間への2点適時二塁打で勢いに乗ると、3、5回には中前適時打を放ち3安打4打点。打率1位だった西武・中島を2厘上回り、リーグトップに立った。
欲は出ている。以前は「見ない」と話していた打撃成績表も、「最近は見るんですけど」と認めた。「打率じゃなくても、何か1つ1番が欲しい」。初回の適時打は送球間に三塁まで進んだが、記録は二塁打。「あれ、二塁打なんですか?じゃあ、トップタイですね」。30本目の二塁打でオリックス・バルディリスに並び笑顔を見せた。
四国アイランドリーグ時代を含め過去に取ったタイトルは、昨季2軍での最高出塁率だけ。「やっぱり首位打者の方が」と色気は十分だ。残りは6試合。「6試合あったら下がることもある」と表情を引き締めた背番号61が、浮かれることなくリーグの頂を目指す。
ロッテの角中が首位打者のタイトルへ迫っている。1回2死一、二塁から直球を右中間へはじき返し先制の2点二塁打。3回には2死三塁でスライダーに食らい付いて中前打。5回にも二、三塁の好機で中前に適時打を放った。9月初めに3割を切っていた打率を3割1分台に上げてきた。
1打席目は「イメージ通り」、2打席目は「狙い通り」と好調ぶりがうかがえるコメントの25歳。タイトルには「こだわっていない」と言うが、ライバルとなる西武の中島は不調で、大きなチャンスだ。
ロッテのグライシンガーが打たせて取る持ち味を発揮し、7回無失点で12勝目を挙げた。前回のオリックス戦は3年ぶりの完封で、これで9月17日の楽天戦の4回から21イニング連続無失点となった。
100球を超えた7回で降板したが「緩急をうまくつけられた。次も中5日なので、これで十分」と冷静だった。
ロッテのセス・グライシンガー投手(37)が7回無失点の好投でチームトップタイの12勝目を挙げた。1、2回に得点圏に走者を置いたが切り抜けると、3回から4イニング連続で3者凡退。前回登板に続き完封ペースだったが、球数が100球を超え、中5日での次回登板に備えて7回で降板した。これで9月17日の楽天戦の4回から21イニング連続無失点。「緩急がしっかりつけられたし、里崎もいいリードをしてくれた。今日は角中だよ。全部の打点を挙げてくれたんだから」と周囲に感謝していた。
ロッテ角中勝也外野手(25)が先制2点適時二塁打を放った。2回2死一、二塁から西武菊池の内角直球をはじき返し、センターの右を破った。一塁走者のホワイトセルも激走の末に生還。「ツーボールだったので、思い切って甘いボールだけ狙っていました。先制のチャンスで1本出て良かったです。ジョシュ(ホワイトセル)も良く走ってくれました。イメージ通りのバッティングができました」と話した。
ロッテが1日、育成選手で台湾出身の蔡森夫内野手(25)と来季の契約を結ばないことを発表した。育成契約2年目の今季は14試合で打率1割7分4厘、0本塁打、1打点にとどまっていた。2日に羽田空港発で台湾に帰国予定。
球界一丸となって「浩二ジャパン」を盛り上げる。プロ野球実行委員会が1日、都内で開かれ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に内定した元広島監督の山本浩二氏(65)を全面的にサポートする方針を確認した。NPBは大詰めを迎えたパ・リーグのV争いが決着するのを待って正式発表する方針。この日も具体名は挙がらなかったが、日本ハムの島田利正球団代表が「誰が監督に決まっても、12球団でフルサポートしましょう」と、大会3連覇へ結束を呼び掛けた。
NPBは代表監督の決定をパ・リーグのペナントレースが決着してから正式発表する方針を固め、この日も山本氏の名前を公表することを控えた。都内で取材に応じた山本氏も、集まった報道陣を前に「何とも言えん。ノーコメントなのよ。パ・リーグがこういう状態でしょ。それで分かって欲しいのよ」と苦笑い。暗に認めつつも、V争いへの配慮に理解を求めた。
ただ、周囲では早くも歓迎ムードが漂った。楽天星野監督は、報道を見て「そりゃ、めでたいよ。いいことだ」と、親友でもある山本氏の就任を喜んだ。北京五輪では、ともに日本代表のユニホームを着て戦った仲でもあり、今後検討していくコーチ人事について、若手起用を勧める考えも示した。
実行委員会でも加藤コミッショナーの口から山本氏の就任が報告されることはなかったが、12球団の代表者達は混迷を極めた監督問題が決着したことを歓迎した。チーム編成やスポンサー契約の面でも人選が急がれる中、選任を一任されていた加藤コミッショナーは、土壇場でソフトバンク秋山監督の説得に失敗。混迷が当分続くことも覚悟していた矢先に、大役を引き受けてくれた山本氏に救われた。
こうした経緯もふまえ、実行委員会では12球団が結束して山本氏を支えていくことを確認した。侍ジャパンのビジネス面を担当する日本ハム島田球団代表は「監督が誰に決まったとしても、12球団でフルサポートしましょう、という話をしました」と、新監督のために球界一丸となることを約束。チーム編成などにも最大限協力していく構えを見せた。
NPBはレギュラーシーズン終了後の10日をメドに正式発表する予定。山本氏の意向もふまえ、コーチ人事や選手選考をすみやかに進めていく。監督決定までのゴタゴタを逆に力に変え、過去2回に引けを取らない侍ジャパンの結成に全力を注ぐ。
プロ野球実行委員会が1日、都内で開かれ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に内定した元広島監督の山本浩二氏(65)を全面的にサポートする方針を確認した。
「浩二ジャパン」の初陣となる11月16日のキューバ戦は若手中心のメンバー構成となることが濃厚だ。NPBは監督選考が難航することを見越し、12球団の監督にアンケートを実施。大リーガーも含めた「理想の侍ジャパン28人」とは別に、自チームから「11月の試合に出場可能な12人」のリストも提出してもらった。ベテランはシーズンの疲労回復にあてる時期。多くの若手がリストアップされているとみられ、フレッシュな侍ジャパンが結成されることになりそうだ。
元広島監督・山本浩二氏(65)が、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の就任要請に対して受諾していたことが1日、分かった。本命視されたソフトバンク・秋山幸二監督(50)が固辞したため、当初の有力候補だった山本氏に再度、白羽の矢が立った。10日に都内で正式発表される見通しだ。
二転三転、迷走を極めた侍ジャパンの監督人事が、ようやく終結した。第3回WBC日本代表監督に就任するのはミスター赤ヘルこと、山本氏。本人が先週末、就任要請を受諾したことを親しい関係者に明かしていたことが、分かった。
山本氏は、当初から候補の1人として名前が挙がっていた。だが、日本野球機構(NPB)側が現役監督を条件に加えたことから、昨年の日本一に輝いたソフトバンク・秋山監督に一本化して就任要請へ。ところが、秋山監督が強硬に固辞し、白紙となっていた。
関係者によると11月にキューバと親善試合を行なうことが決まっており、その準備などを考えると、リミットは9月いっぱいとされていた。そのため、再び現役にこだわらず球界OBにも枠を広げて人選を再検討。結局、山本氏に落ち着いた形だ。
球史に残るスラッガーとして知られる山本氏。監督としても広島で計10年間、采配を振るい、1991年には、当時の若手、野村謙二郎(現広島監督)や前田智徳(広島)らを徹底的に鍛え上げ、リーグ優勝を果たしている。その後も、今季限りで引退する金本知憲(阪神)ら、数多くの好打者を育て上げた。
2008年北京五輪日本代表でも、星野仙一監督(現楽天監督)の下、コーチを務めるなど、国際経験も豊富だ。
この日の実行委員会で公表されるかと思われたが、加藤良三コミッショナーは「手続き、調整は鋭意進めていますが、今日の段階でお話しすることはありません」と語るにとどめた。パ・リーグの優勝争いが大詰めを迎えており、配慮したものとみられる。
パの優勝が決まりしだい、公表して10日にも正式に発表会見を行う予定。3連覇をめざす、山本ジャパンが一気に動き出す。
元広島監督・山本浩二氏(65)が、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の就任要請に対して受諾していたことが1日、分かった。本命視されたソフトバンク・秋山幸二監督(50)が固辞したため、当初の有力候補だった山本氏に再度、白羽の矢が立った。10日に都内で正式発表される見通しだ。
山本監督の正式発表はまだ先だが、代表選手選考は早くも具体的に動き出した。この日の実行委員会で30人の侍ジャパン候補がリストアップされた。各球団は、当該選手が選出された場合に参加意思があるのか、故障などを抱えていないかなどを調査して、近日中にNPBに回答することになった。ようやく、チーム作りが加速する。
来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督として、元広島監督の山本浩二氏(65=野球解説者)の就任が1日、決定的となった。加藤良三コミッショナー(71)が近日中に就任要請を行い、10日に正式発表される。
この日行われた12球団の実行委員会ではWBCに臨む侍ジャパンの監督を12球団としてサポートする方針を確認。加藤コミッショナーは具体名こそ出さなかったが「手続きを鋭意進めている最中」と監督選考が最終段階であることを明言した。
ソフトバンク・秋山監督が就任の打診を固辞したことで、球界OBも含めて幅広く再考した結果、広島監督としてリーグ優勝経験があり、08年の北京五輪でも守備走塁コーチを務め、12球団を1つにまとめられる山本氏に白羽の矢が立った。
11月には強化試合のキューバ戦が控えており、時間的な猶予はない。今後について、山本氏は「時期が時期ということを考えてくれ。察して、ねっ。一言も二言も言いづらい訳やから」と明言は避けたが、10日の就任会見を前に水面下では組閣とともに選手選考も着々と進められている。
来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督として、元広島監督の山本浩二氏(65=野球解説者)の就任が1日、決定的となった。加藤良三コミッショナー(71)が近日中に就任要請を行い、10日に正式発表される。
山本氏は都内で監督就任について取材に応じ、「(名前が出たのは)光栄なこと」と心境を明かした。
その上で「ノーコメントなのよ。まだパ・リーグがこういう状態(優勝争い)でしょう。だから、それ以上は言えない。分かる?それで分かって欲しいの」と話した。終始明るい表情で、レギュラーシーズンが終了していないことに配慮しながらも、決定が近いことをうかがわせた。
来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの監督として、元広島監督の山本浩二氏(65=野球解説者)の就任が1日、決定的となった。
ヘッド格の投手コーチには元西武監督の東尾修氏(62)、内野守備走塁コーチには今季オリックスでヘッドコーチを務めた高代延博氏(58)の入閣が濃厚となった。
東尾氏は西武の監督として2度のリーグ優勝に導き、松坂(現レッドソックス)を育てた。試合状況を的確に見極める投手の起用法には定評があり、一発勝負の国際大会で、その手腕が期待されている。名球会でも山本氏とともに理事を務め、コミッショナー特別顧問の王貞治理事長(ソフトバンク球団会長)をサポートしている。
侍ジャパンの内野守備走塁コーチには今季オリックスでヘッドコーチを務めた高代延博氏(58)の入閣が濃厚となった。
09年の第2回WBCでは三塁ベースコーチを担当し、2連覇に貢献した高代氏。山本氏の広島監督時代に守備走塁コーチを務めた。
WBCの時には、三塁ベースコーチだけでなく、芸術的なノックは米国でも話題になりジャイアンツとの練習試合では相手のロン・ウォータス・ベンチコーチが野球理論を聞くために訪ねてきたこともある。
山本氏は05年を最後に現場を離れており、今季までオリックスでヘッドコーチを務め、現場の状態を的確に把握している高代氏は、山本氏を支える存在として適任といえる。
智弁学園から法大、東芝を経て、79年ドラフト1位で日本ハム入団。広島時代の89年に引退。79年ダイヤモンドグラブ賞、80年ベストナイン。通算成績は917試合で打率.256、57本塁打、346打点、54盗塁。引退後は広島、中日、日本ハム、ロッテ、韓国ハンファ、オリックスでコーチを務める。
日本は第3回WBCの予選ラウンドは免除され、来年3月2〜6日にヤフードームで行われる総当たりの1次ラウンドが初戦となる。
同じA組には第1回大会準優勝国のキューバと中国、さらに予選ラウンドを勝ち抜いた1チームが入る。キューバには強打の捕手ペスタノ、25歳の強打者アブレウら戦力は充実しており、3連覇への第1関門となる。上位2チームに入れば、同8〜12日に東京ドームで行われる2次ラウンドに進出。ここには韓国の進出も確実で、決勝トーナメント進出枠2をめぐって、厳しい試合が続くことになる。
第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に元広島監督の山本浩二氏(65)の就任が決定した。関係者の話を総合すると、日本野球機構(NPB)は1日までに山本氏に水面下で就任を要請し、快諾を得た。監督人事は迷走していたが、当初から最有力候補だった山本氏に結局は落ち着いた形だ。山本氏は10日に就任会見を開き、WBC3連覇へ向けて船出する。
侍ジャパンの指揮は、「ミスター赤ヘル」に託されることになった。就任が事実上決まった山本氏はこの日、都内の自宅前で取材に応じた。「ノーコメント。当然、正式なオファーってのはない。もう1つはペナントレース、まだパ・リーグがこういう状態でしょ。だから、それ以上は言えない。察して」。自分に注目が集まることで、大詰めを迎えた優勝争いに水を差すことを懸念し、最低限のコメントにとどめた。それでも、パの日程終了後に「結論?出るんじゃないの」とポロリ。対応時は終始、笑顔だった。水面下での交渉が順調に進んでいることをにおわせた。
迷走の末、元のサヤに収まった形だ。当初から代表監督の本命だった山本氏だが、2005年を最後に現場から遠ざかっている点や65歳という年齢を考慮に入れ、NPBでは過去2回同様、現役監督に要請する案も同時に検討。コミッショナー特別顧問であるソフトバンク・王会長を通じ、ソフトバンクの秋山監督にも意向を打診したが、固辞されて「秋山案」は消滅。結局、山本氏に正式な要請を行うことになった。
監督選任の決定権を持つ加藤良三コミッショナー(71)はこの日、都内で開かれた実行委員会に出席。「手続き、調整は鋭意進めている。OB?それも含めて調整中。それ以上申し上げることはない」と繰り返した。会議上でも具体名には触れず、同様の説明を行った。ただ山本氏に関しては「(名前が)挙がってるねえ。それについて?コメントはありません」とし、否定はしなかった。
両リーグの公式戦は9日に終了するため、NPBは10日に「山本新監督」の正式発表を目指し、準備を進めている。ただでさえ、選手会の“ボイコット騒動”などでチーム編成は遅れている。自身の名前が取りざたされることには「光栄なこと」と、率直に語った山本氏。大会3連覇という難事業へ向け、火中の栗を拾った格好となった。
プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、来年3月に本大会が開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表監督を12球団としてサポートする方針を確認した。
代表監督の選考は加藤良三コミッショナーに一任され、進められているが、実行委では具体的な候補者の名前は挙がらなかったという。
イースタン・リーグは1日、全日程を終了した。ロッテが2年ぶりに優勝し、2位以下はDeNA、楽天、巨人、西武、日本ハム、ヤクルトとなった。巨人の岸敬祐投手が最優秀防御率、日本ハムの鵜久森淳志外野手が最多本塁打のタイトルを獲得した。
個人タイトルは以下の通り。
日本野球機構(NPB)は1日、社団法人から一般社団法人に移行した。同日の実行委員会で規程の確認と承認が行われた。