わたしはかもめ2012年鴎の便り(10月)

便

10月6日

埼玉西武2x−1千葉ロッテ(西武ドーム)

西武が1点を追う9回に4四球などでサヨナラ勝ちした。2死満塁から代打カーターと原が連続で押し出し四球を選んで逆転した。岸は3安打完投で8月28日以来の11勝目。ロッテは7回に井口のソロで先制したが、薮田が誤算だった。

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千葉ロッテ0000001001
埼玉西武000000002x2x

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ファーム日本選手権

◇福岡ソフトバンク0−4千葉ロッテ(松山)

ロッテは、先発の植松が7回を4安打無失点と好投。打線は4回に塀内の適時打と角の犠飛で2点を先行し、7回は南竜と工藤の連続適時二塁打で2点を加えた。ソフトバンクは二保が4回2失点で、打線も散発5安打と沈黙した。

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千葉ロッテ0002002004
福岡ソフトバンク0000000000
塀内
「打ったのはストレート。今日は若い植松が頑張っている。こういう舞台で活躍することは来年への自信になると思うので、彼を援護することができて良かったです。(地元での開催に)良い場面で打ててホッとしています。」(4回先制適時打)

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ファーム日本選手権、ロッテ“弟”V[サンスポ]

イースタン・リーグ覇者のロッテがウエスタン・リーグ覇者のソフトバンクに4−0で勝ち、2年ぶり3度目の優勝を果たした。最優秀選手には、2安打1打点だったロッテ・塀内久雄内野手(31)が選ばれた。

5年目左腕、ロッテ・植松が7回4安打無失点で優秀選手に輝いた。昨年は左肩の手術明けで一年を棒に振った。今季も2軍戦15試合に登板して防御率は6.38だったが、先発に起用された。「成績が成績なので開き直った」と制球よく投げ込み、ゼロを連ねた。金光大阪高時代の2007年には、夏の大阪大会決勝で大阪桐蔭高の中田(現日本ハム)を5打数無安打に抑えた。期待の左腕が来季、初の1軍登板を目指す。

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ロッテ・藤岡「今年1番」6回1死まで無安打[サンスポ]

D1位・藤岡(東洋大)は勝ち星こそつかなかったものの、6回1死まで無安打投球を披露した。左ふくらはぎがつったため7回途中で降板したが「今年1番目か2番目に良かった。いい試合展開に持ち込めた」と納得の表情だ。2軍落ちや左肩の違和感を訴えるなど1年目は6勝に終わった(今後の登板予定はなし)。「いいことも悪いことも経験できた。プロの大変さを知ったので今後に生かしたい」と話した。

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ロッテ弟V!“中田キラー”植松 今季ベス投[スポニチ]

ファーム日本選手権が6日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、イースタン・リーグを制したロッテがウエスタン・リーグ覇者のソフトバンクを4−0で下し、2年ぶり3度目の優勝を果たした。ロッテは先発の植松優友投手(22)が7回無失点の好投をみせ、最優秀選手には地元・愛媛出身で決勝打を放った塀内久雄内野手(31)が選ばれた。

5年目左腕・植松がソフトバンク打線を7回散発4安打無失点に封じ込め、優勝の立役者になった。荒れ球の悪癖も出ずに無四球。「落ち着いて投げられた。今年1番の投球」と自賛した。

金光大阪時代は「中田キラー」として名をはせた。大阪桐蔭の主砲だった中田(日本ハム)との対戦成績は13打数無安打。07年夏の府大会決勝も5打数無安に抑えて甲子園出場を決めた。当時のライバルは今季リーグ優勝に貢献したが、自身は5年目で1軍登板が1度もない。10年11月に左肩の手術を受け、昨季はウエスタン・リーグで2試合のみの登板。今季は15試合で2勝3敗だった。

来季の目標は1軍の先発ローテーション入り。「1軍で(中田と)対戦できたら楽しいと思う。やるからには打たれたくない」。ライバルと同じ舞台に立つことを目指す左腕が、自信を深める大きな勝利を手にした。

塀内
「いつも通りやれた。両親が来てくれていたので、いいところを見せられてよかった。」(4回の決勝適時打を含む2安打で最優秀選手)

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中島を連続敬遠にファン「死ね」…首位打者争いロッテ逃げた[スポニチ]

せめてもの抗議だった。4回無死。西武・中島は3ボールから外角高めへ大きく外れるボール球をわざと空振りした。それまで大ブーイングだった西武ドームに一瞬だけ大歓声が起こった。

中島
「3ボールだったし、ファンを1回喜ばせたいと思っていた。何度(打席に)立っても四球やとベンチが言うから、2打席で終わろうと思った。」

し烈な首位打者争いが醜態劇を生んだ。試合前までロッテ・角中が打率.315。中島は3厘差の.312で2位につけていた。中島は逆転首位打者に向け、左脇腹痛を押して9月29日日本ハム戦(札幌ドーム)以来の先発。4打数3安打でこの日ベンチスタートの角中の打率を4毛上回るため、何としても固め打ちが必要だったが、ロッテサイドは勝負を避けた。

西村監督
「角中にタイトルを獲らせてあげたい。明日からもそういう形(欠場)になると思う。」
角中
「監督が嫌われ役になってまで自分にタイトルをくれようとしているのはありがたい。」

初回2死。ロッテ先発の藤岡は中島に対し、外角へ大きく外れるボール球を4球続けた。この試合は勝負しない意思を明確に示した。中島は2打席連続の敬遠気味の四球で代走を送られ、途中交代。角中は欠場した。

藤岡
「ベンチの指示に従っただけ。ブーイングもいただきましたけど僕の責任じゃない。」

回の途中には一塁ベンチ前でキャッチボールをしていた藤岡に「死ね!」といった心ないヤジも飛んだ。

藤岡
「今日1日でいったいどれだけの西武ファンに嫌われたんだろう…。」

左ふくらはぎがつって7回途中で降板も無失点に抑える好投を演じただけに、ファンも中島との真剣勝負を見たかったはず。ロッテは薮田の連続押し出し四球でサヨナラ負けを喫し、西武ファンの留飲を下げる結果に終わった。

中島は試合後、7日のオリックスとの最終戦(京セラドーム)へ向け、大阪へ移動した。

中島
「(角中を)抜いたろかな。おもろなってくるやん。」

逆転への条件は3安打以上。あからさまな敬遠策に対する報復は、残り3試合の角中を打席に引きずり出すことだ。

スティーブ以来35年ぶり
ロッテは9回2死満塁から薮田がカーター、原に連続四球を与え逆転サヨナラ負け。2者連続押し出しによる逆転サヨナラ負けは、オリックスが07年6月8日阪神戦で加藤大四球、高木死球で喫して以来。1人の投手では同じロッテのスティーブが77年4月8日南海戦の9回、野村と林に四球を与えて以来35年ぶり。

◇過去の露骨なタイトル争い

全5打席で敬遠
82年、打率.351で打率1位の大洋・長崎と1厘差で追う中日・田尾が10月18日の最終戦で対決。大洋は田尾を全5打席で敬遠し、欠場した長崎が首位打者となった。田尾は5打席目に3ボールから2度空振りして抗議。中日がこの勝利で優勝したため、大洋の敗退行為ではと問題視された。
計20敬遠
84年、37本塁打で並んでいた阪神・掛布と中日・宇野が10月3、5日のシーズン最後の2試合で直接対決。両軍は2人を2試合とも5打席連続で敬遠し、タイトルを分け合う形に。4日のセ会長による警告も実らず、最終戦終了後には怒った観客がグラウンド上になだれ込んだ。
涙の敬遠
99年、42本塁打のヤクルト・ペタジーニを巨人・松井が1本差で追う争い。10月6日の直接対決で、ヤクルトが松井に敬遠気味の四球を続けると、巨人も7回に先発の新人・上原にペタジーニ敬遠を指示。この試合で20勝を達成した上原は喜びよりも悔しさで涙を流した。結局ペタジーニが本塁打王に。

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植松7回無失点「今季1番」[ニッカン]

ロッテ先発の植松優友投手(22)が7回4安打無失点の好投で優秀選手(賞金20万円)に選ばれた。一昨年オフに手術した左肩の回復も順調で、本人も「今季1番」という投球を見せた。「今オフに寮を出るので賞金は引っ越し資金の足しになりました」と笑顔だった。

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ファーム日本選手権、ロッテ3度目の優勝[サンスポ]

プロ野球のファーム日本選手権は6日、松山市の松山中央公園野球場で行われ、イースタン・リーグ覇者のロッテがウエスタン・リーグ覇者のソフトバンクに4−0で勝ち、2年ぶり3度目の優勝を果たした。最優秀選手には、2安打1打点だったロッテの塀内が選ばれた。

ロッテは、先発の植松が7回を4安打無失点と好投。打線は4回に塀内の適時打と角の犠飛で2点を先行し、7回は南竜と工藤の連続適時二塁打で2点を加えた。ソフトバンクは二保が4回2失点で、打線も散発5安打と沈黙した。

ロッテ・青山2軍監督
「いつも以上の力を出してくれた。先発の植松が、相手に向かっていってくれた。来年は、より一層期待したい。」
ソフトバンク・小川2軍監督
「これだけいいところが出なかったら、仕方がない。年間を通して、左投手の攻略に課題を残した。(先発の)二保は慎重になりすぎた。」

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ロッテ・角中欠場、西武・中島は四球攻め[サンスポ]

打率トップのロッテの角中は欠場し、3厘差で追う西武の中島は四球攻めに遭った。初の首位打者が懸かる角中は「監督が嫌われ役になって、自分に取らせてくれようとしているのはありがたい」と、言葉を選びながら話した。

中島は敬遠気味の四球が続き、本拠地の西武ファンからは大ブーイング。第2打席では大きく外れた球を空振りしたが、勝負を避けられた。残り1試合となった中島は冗談交じりに「最終戦で打率を抜いたろか。角中も出てこざるを得なくなる」と話した。

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藤岡納得の7回途中降板[ニッカン]

ロッテ藤岡貴裕投手(23)は勝ち星こそつかなかったが、6回1死まで安打を許さないなど好投を披露した。左ふくらはぎがつったそうで7回途中で降板したが「今年1番目か2番目に良かった。いい試合展開に持ち込めた」と納得の表情だった。

ドラフト会議では3球団が競合するなど高い評価を受けた。だが、2軍落ちや左肩の違和感を訴えるなど1年目は6勝に終わった。これが今季最後の登板となる予定で「いいことも悪いことも経験できた。プロの大変さを知ったので今後に生かしたい」と話した。

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球団社長が西村監督続投の方針[ニッカン]

ロッテの中村家国球団社長は6日、来季も西村徳文監督(52)に指揮を任せる方針を示した。「来年も契約が残っているので、常識的に考えてね」と話した。

西村監督は就任1年目の2010年にリーグ3位からチームを日本一に導いた。ただ昨年は最下位に終わり、今季も前半戦を首位で折り返したが、61勝65敗15分けで5位に低迷している。

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