ロッテの新監督就任が決定的な伊東勤氏(50)が16日、都内で取材に応じ、組閣などについて慎重な姿勢を示した。前日15日に1、2軍で大量8人のコーチが解任されたが、後任について「まだ球団から(正式な打診の)連絡が来てないのでお話ししようがない。(今の状況では)仮定の話になる」と話した。就任には前向きな姿勢を見せており、18日か19日には発表及び会見を行う見込み。20日の秋季練習始動日にはナインと対面し、25日のドラフト会議ではクジ引きの大役を担うことになりそうだ。
ロッテは16日、次期監督の最有力候補、前西武監督の伊東勤氏(50)が、20日から本拠地・QVCマリンでスタートする秋季練習で選手と初顔合わせする可能性が出てきた。球界関係者によれば、早ければ18日にも次期監督が正式発表されることが分かったため。一方、この日夕、取材に応じた伊東氏は「何の進展もありません。まだ連絡がありません」と言うにとどまった。
前西武監督・伊東勤氏(50)のロッテ監督就任が、18日発表、19日に千葉市内のホテルで就任会見、20日の秋季練習(QVC)で選手と初顔合わせ、となる見通しであることが分かった。林球団運営本部長は16日、「今週中?そんなに長くないと思う」と説明した。
この日、都内の自宅前で取材に応じた伊東氏は「(球団から)連絡が来てないからお答えしようがない。コーチ人事? まだ動けない」と話した。今季終了前に球団に辞意を伝えていた大迫幸一フィジカルコーチ(59)は西武時代も支えてきた伊東氏の就任に伴い、残留が濃厚となった。
ロッテの新監督就任が決定的となっている前西武監督の伊東勤氏(50=韓国・斗山ヘッドコーチ)が20日から始まる自主練習に初日から立ち会うことになった。
18日にも監督就任が発表され、翌19日に会見を開く予定。チームは19日までオフで、主力組16人がQVCマリンで自主練習を開始する。伊東氏は、ここで選手との対面を果たして新体制を始動させる。また、25日のドラフト会議にも出席する方向で調整を進めている。
この日、伊東氏は都内の自宅で取材に応じ「まだ球団から連絡が入っていない」と説明。コーチ人事については「まずは球団側の話を聞いてから。まだ動けない」と話すにとどまった。