ロッテは26日、林運営本部長らが大阪市内でドラフト1位指名した大阪ガス・松永昂大投手(24)を訪れ、指名挨拶を行った。約30分の面談を行ったが、入団即決とはならなかった。即戦力左腕は「高い評価を頂いているので」と入団に前向きな姿勢を示しながら「まだ分からない。野球人だったら全員が行けと言うと思うので、スポーツに関係ない人や両親と相談したい。時間にとらわれずに考えて決めたい」と慎重な口ぶりで語った。
関西国際大時代もプロの注目を集めながら社会人入り。「プロでやれても10年。そこからニートはきつい」と“迷言”を残した左腕だけに、入団するにしても周囲の意見をしっかり聞いてから決断したいようだ。林本部長は「ローテの一角を支える投手になって欲しい」。期待は大きく、入団へ支障はないと考えている。
ロッテからドラフト2位で指名された九州共立大の川満寛弥投手が26日、北九州市内で永野チーフスカウトから指名挨拶を受けた。
身長186センチで、直球と変化球の緩急を生かした投球が持ち味。永野チーフスカウトは「この体のサイズの投手はなかなかいない。伸びしろがある未完の大器」と期待を寄せる。川満は「息の長いピッチャーになりたい」と、引き締まった表情で抱負を述べた。
大阪ガスの松永が、大阪市内の同本社でロッテ・林運営本部長らから指名挨拶を受けた。最速150キロの左腕は関西国際大時代もドラフト候補に挙げられていたがプロ野球志望届を提出せず、指名対象選手にならなかった。
今回は「プロに行かなかったら10年後に後悔する」と話しており、入団に支障はなさそうだ。それでも約20分の懇談を終えた松永は「野球人に聞けばプロに行けと言うだろうから、スポーツと関係ない人に相談してベストの結論を出したい」と慎重な姿勢も示した。
ロッテ・林信平運営本部長は国内FA権を初取得した今江に、QVCマリンで来季の残留要請を行った。同本部長は「ロッテを背負っていって欲しい」と話したが、今江本人からの明確な意思表示はなかったという。今季の今江は136試合に出場し、打率2割5分3厘、6本塁打、47打点。
ロッテ1位指名の大阪ガス・松永昂大投手(24=関西国際大)が26日、大阪市内でロッテ林球団本部長らの指名挨拶を受けた。中村球団社長サイン入りの交渉権獲得のクジやロッテのお菓子を渡されて笑顔を見せた。松永は「まだ決めていない。色んな人と相談して決めたい」と慎重な姿勢を見せる一方で「関西から(環境を変えるために)出たかったので(オリックスとの抽選では)人生で初めて祈った」と希望通りだったことも口にした。