わたしはかもめ2012年鴎の便り(10月)

便

10月29日

ロッテ投手コーチに斉藤明雄氏、打撃コーチに堀幸一氏[スポニチ]

伊東新体制が固まった。ロッテが来季の1軍投手コーチに元横浜(現DeNA)投手チーフコーチの斉藤明雄氏(57)を招聘する事が29日、分かった。30日にも発表される。

今季のロッテは前半戦を42年ぶりに首位ターンしたが、夏場以降に唐川が右肘痛で離脱するなど投手陣が崩れて失速。5位で2年連続のBクラスに沈んだ。巻き返しにはリーグ4位のチーム防御率3.13に終わった投手陣の立て直しが急務だ。

斉藤氏は横浜で通算3度、7年間にわたって1軍投手コーチを歴任(1年の選手兼任含む)。98年には38年ぶりのリーグ優勝に貢献し、エースの三浦やデニー友利(現DeNA投手コーチ)らを育てた。近年は解説者としてQVCマリンを頻繁に訪れ、ロッテの投手事情にも精通している。

この日、横浜OB会の打ち合わせでDeNA球団事務所を訪れた同氏は「そういう話があれば光栄。試合での投手陣の力は見て分かっている。練習に取り組む姿勢などもチェックしたい」と前向きな姿勢を示した。

1軍打撃コーチにはOBの堀幸一氏(43)の就任が決まった。堀氏は天才的な打撃センスで通算1827安打をマーク。09年オフにも打撃コーチへの就任要請があったが、固辞して現役を続行した。ユニホームに袖を通すのは引退した10年以来3年ぶりだ。同じく1軍打撃コーチへの就任が決定的な前ソフトバンク・立花義家打撃コーチ(54)とともに打撃部門のテコ入れを図る。

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伊東監督、ドラ3田村に1軍英才教育プラン「帯同させたい気持ちはある」[スポニチ]

ロッテがドラフトで3位指名した捕手の田村(光星学院)を来春の1軍キャンプに同行させるプランが浮上した。 QVCマリンを訪れた伊東監督が「1月から見極めるが、良かったら近くで見てみたい。帯同させたい気持ちはある」と英才教育を施す意向を示した。

実現すれば球団の高卒新人では06年の柳田以来7年ぶり。指揮官は西武時代の06年にも高卒新人捕手だった炭谷を1軍キャンプに抜擢し、育成した実績を持つ。強打が売りの18歳に「炭谷くらいの選手であって欲しい」と期待を寄せた。

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斉藤明夫氏がロッテ投手コーチ[ニッカン]

ロッテが元横浜(現DeNA)投手コーチの斉藤明夫氏(57)を1軍投手コーチに招聘することが29日、分かった。斉藤氏は現役時代に通算128勝、133セーブと先発、守護神の両ポジションを経験。横浜一筋だが、コーチとして通算7年の指導歴を誇り、伊東新監督での投手コーチとして白羽の矢が立った。

ロッテは今季5位と低迷。前半戦は安定した投手陣の力で42年ぶりに首位を走ったが、後半戦は唐川、藤岡ら先発ローテ陣に故障者が発生し、失速した。チーム防御率は3.13とリーグ4位。シーズン後に西本1軍投手コーチ、井上1軍ブルペン投手コーチ、成本2軍投手コーチと3人が退任となり、コーチングスタッフの再編成が急務だった。斉藤氏は投手コーチ陣の中心となって、指導をしていくことになる。

伊東監督はこの日、組閣について「9割方、固まっている。近いうちに発表できる」と完成に近いことを明かした。打撃コーチにソフトバンクを退団した立花氏、外野守備走塁コーチに日本ハム清水コーチを迎えることは決定的。斉藤氏も加わり、伊東体制が本格的に動きだす。

斉藤明夫(さいとう・あきお)
1955年(昭30)2月23日、京都府生まれ。大商大から76年ドラフト1位で入団。主なタイトルは77年新人王、82年最優秀防御率、83年と86年の最優秀救援投手など。通算成績は128勝125敗133セーブ、防御率3.52。横浜では93年に選手兼任コーチ、96〜99年に1軍投手コーチ、07〜08年に1軍投手チーフコーチを歴任する。

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ロッテ1軍バッテリーコーチに中村氏[サンスポ]

ロッテの1軍バッテリーコーチに、今季中日の2軍バッテリーコーチを務めた中村武志氏(45)が就任することが29日、分かった。中村氏はこの日、中日に退団を申し出て了承された。

伊東勤新監督(50)はチームの再建へむけ、捕手強化を打ち出しており、中日で長く正捕手を務めた中村氏に白羽の矢が立った。同氏は2005年に楽天で現役引退後、06年から横浜(現DeNA)でコーチとなり、09年から中日で2軍バッテリーコーチを務めていた。

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ロッテ・伊東監督、田村を1軍キャンプ帯同へ[サンスポ]

ロッテ・伊東監督が29日、ドラフト3位指名の光星学院高・田村龍弘捕手(18)を来春の1軍キャンプに帯同させる可能性を示唆した。「来年1月の新人自主トレから見ると思う。能力を見極め、できればそばに置いて、1軍のキャンプに帯同させたい」。西武監督時代の2006年には高卒ルーキーだった炭谷を開幕スタメンで起用した。「(炭谷は)基礎の基礎ができていた。(田村も)それぐらいの選手であって欲しい」と期待した。

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中村武志氏招聘へ、今季中日2軍コーチ…ロッテ[報知]

ロッテが新コーチとして、中日で今季2軍捕手コーチを務めた中村武志氏(45)を招聘することが29日、分かった。1軍バッテリーコーチが有力とみられ、30日にも発表される見通し。守りの野球を目標に掲げる伊東新監督の下で、重責を担うことになりそうだ。

中村氏は84年に中日入団。星野監督(現楽天)の下で正捕手に定着した88年と99年と2度のリーグ優勝に貢献した。02年から横浜でプレーし、05年には楽天移籍。同年限りで現役引退すると、06年から横浜で2軍バッテリーコーチ、09年から中日で2軍捕手コーチを務め、若手捕手の育成に尽力してきた。伊東新監督は「弱点は捕手。里崎を脅かすような選手を育てたい」としており、セ・パ両リーグで通算1955試合出場と豊富な実績と経験を持つ中村氏とともに、弱点克服を目指す。

球団幹部はコーチ人事について「交渉の進展はお話ししない」と話すにとどめたが、29日に中日から中村氏の退団が発表され、招聘に問題はなさそうだ。順調なら11月1日から始まる秋季キャンプでチームに合流する。

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ドラ3・田村、「ポスト里崎」へ英才教育…ロッテ[報知]

ロッテの伊東勤新監督(50)が29日、ドラフト3位で指名した光星学院の田村龍弘捕手(18)を強化指定選手に指名した。1月の新人合同自主トレの状況次第では、キャンプ1軍帯同も検討。懸案とされる「ポスト里崎」育成へ、英才教育を施す。

実績はある。06年の開幕戦、高卒ルーキーだった銀仁朗(炭谷)を開幕マスクに抜てき。「銀の場合は基礎の基礎ができていた。2月の中旬ぐらいには開幕で使おうと決めていた。それぐらいの力があって欲しい」と捕手経験は浅い田村に大きな期待を寄せた。

ロッテの高卒野手がキャンプ1軍帯同となれば06年の柳田以来だが、捕手は極めて異例。「できれば手元で見たい。帯同させたい気持ちはありますね」。ロッテ史上初の捕手出身指揮官が、自らの手で次代を担うチームの頭脳を育て上げる。

田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994年5月13日、大阪府生まれ。18歳。中学3年時に日本代表として世界大会4強。光星学院では1年春から定位置をつかみ、2年春から4季連続甲子園出場。2年夏から3季連続の甲子園準優勝に貢献。174センチ、77キロ。右投右打。

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伊東監督「個人」が大事[ニッカン]

ロッテ伊東勤新監督(50)が11月1日からの秋季キャンプを、個人の技能を伸ばすことを重視する方針を掲げた。29日、QVCマリンを訪れ、秋季キャンプに向け「実戦よりも、個人的な練習が大事になる。自分自身を追い込んでもらいたい」と話した。

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