ロッテ・伊東監督が31日、コーチ会議に出席。1日からの秋季キャンプ(千葉・鴨川)について「個人の練習が主となる。どんどん追い込んでもらいたい。秋のキャンプはきついもの」と話した。1軍投手コーチに就任した斉藤明雄氏(57)も同席し「(投手陣は)体力がない。基本的に走ってもらう」と1日6キロのノルマを設定。期待する投手に唐川、藤岡、植松らの名前をあげた。
ロッテは31日、来季の1軍ブルペンコーチにヤクルトなどで活躍した元中日の川崎憲次郎氏(41)、1軍バッテリーコーチにサンケイスポーツ既報通り、中日の2軍バッテリーコーチだった中村武志氏(45)が就任すると発表した。背番号は川崎氏が84、中村氏は82。
川崎氏は1998年に最多勝、沢村賞に輝くなど通算88勝をマークし、90年代のヤクルトを支えた。2001年に移籍した中日では未勝利に終わり04年に引退。初のコーチ就任に、球団を通じて「投手陣が今年よりも成績が上がるように、コーチとして初めての経験ではありますが全身全霊を尽くしたい」とコメントした。
林運営本部長は両コーチについて「(リーグやシリーズで)優勝経験がある。それは大きい」と期待した。
地獄キャンプ予告だ。ロッテは1日から千葉県鴨川市で秋季キャンプをスタート。伊東勤新監督(50)は31日、QVCマリンで開かれた監督・コーチ会議に出席し、「選手には自分達を追い込んでもらう。練習の終了時間は決めない。少ないようであれば、そこに(メニューを)足していく」と宣言した。
走り込みを中心とした過酷なメニューを課し、2年連続Bクラスに沈んだチームに「伊東イズム」を叩き込む。斉藤投手コーチも「言葉は悪いかもしれないが、選手には死んでもらいましょう」と指揮官に賛同した。今季ロッテは前半戦首位も、最終的に5位。同コーチは「極端に言えば体力がない。12分間走やポール間走など、ダッシュメニューとは別に最低でも6キロは走ってもらう」と明かした。
今キャンプには1、2軍合同で過去最多の42選手が参加。若手発掘が目的で、伊東監督は「先入観は持たないので、どんどんアピールして欲しい。(来年の)春季キャンプにも抜擢する選手も出てくる」。大失速した今季。雪辱の来季に向け、地獄の秋がスタートする。
ロッテは31日、1軍ブルペンコーチに元ヤクルトの川崎憲次郎氏(41)、1軍バッテリーコーチに前中日2軍捕手コーチの中村武志氏(45)が就任すると発表した。川崎氏は「いい投手がそろっているし、上がり目がある。その能力をどうやって引き出してあげるかが私の仕事」とコメント。
林信平本部長は「川崎さんは指導経験はないが、現役時代の実績は十分。日本一になった経験を還元して欲しい」。中村氏も球団を通じて「いい捕手を育てて優勝を目指して頑張っていきたい」と抱負を語った。ともに6日から秋季キャンプに合流する予定だ。
ロッテ・角中勝也外野手(25)が16、18日に、キューバと国際親善試合を行う侍ジャパンのメンバーに選出されることが分かった。独立リーグ出身の選手が侍ジャパン入りするのは史上初めて。今季の角中は打率.312をマークし、首位打者のタイトルを獲得するなど大ブレーク。
侍ジャパン・山本浩二監督(66)は、キューバ戦では若手に国際経験を積ませることを目的としているが、試合での活躍次第では来年3月のWBCのメンバーに大抜てきされる可能性もある。
ロッテは31日、新たにコーチ2人の就任を発表した。1軍ブルペンコーチにヤクルト、中日で投手だった川崎憲次郎氏(41)、1軍バッテリーコーチに前中日2軍捕手コーチの中村武志氏(45)が決まった。ともに6日からの鴨川・秋季キャンプに合流する。
川崎氏は通算88勝を挙げた右腕で、98年に最多勝と沢村賞を獲得。93年には日本シリーズMVPを受賞するなど、ヤクルトの黄金期を築いた。04年の引退後では初の指導者となるが、「ロッテにはいい投手がそろっているし、さらなる上がり目が相当ある。投手陣が今年よりも成績が上がるよう、初めての経験ですが、全身全霊を尽くしたい」と意気込みを語った。
ロッテが1日から始まる千葉・鴨川の秋季キャンプで、元西武のG・G・佐藤(佐藤隆彦)外野手(34)、前中日の佐伯貴弘内野手(42)の入団テストを行うことが31日、分かった。球団関係者は「来週に行う方向で調整している」と話しており、6日からのキャンプ第2クールで実施する予定だ。
G・G・佐藤は西武時代、伊東監督に見いだされて打撃力が開花した。07年から3年連続20本塁打。08年北京五輪にも出場した。その後は出場機会が減少し、昨オフに戦力外通告を受けた。現役続行を希望し、今季はイタリアのプロチーム、9月からは富山のクラブチーム・ロキテクノベースボールクラブでプレーした。かつての“恩師”のもと、出身地でもある千葉の球団で復活を目指す。
佐伯は横浜(現DeNA)時代に4度の打率3割を記録するなど、主力として活躍。昨季は中日でプレーもオフに戦力外通告を受け、今季は無所属のまま現役続行を目指していた。
2年連続Bクラスのロッテは、打線の層の薄さが失速の一因となった。合格すれば、代打の切り札などで貴重な存在になりそう。球団幹部は「監督、コーチも含め、フラットな状態でしっかりと見極めたい」と慎重に判断する方針だ。
ロッテが来季の1軍投手コーチに、ヤクルトで活躍した元中日の川崎憲次郎氏(41)、1軍バッテリーコーチに、今季まで中日2軍捕手コーチを務めた中村武志氏(45)が就任したと31日、発表した。川崎氏は背番号「84」、中村氏は「82」。
川崎氏は2004年に引退し、初めて指導者としてユニホームを着るが「いいピッチャーが揃っていますし、さらなる上がり目が相当あると思っています。その能力を、どうやって引き出してあげるかが、私の仕事だと思っています。投手陣が今年よりも成績が上がるように、コーチとして、初めての経験ではありますが、全身全霊尽くしたいと考えています」。
横浜(現DeNA)、中日に続く、3球団目のコーチとなる中村氏は「若く活気のあるチームという印象を持っています。前半戦は首位を走っていたが、終盤に調子が下降して、非常に惜しいシーズンだったなと感じました。伊東監督の掲げる『守りの野球』、キャッチャーの強化という考えの下、いいキャッチャーを育てて、優勝を目指して頑張っていきたいです」と、ともに球団を通じコメントを発表した。
ロッテは31日、内が千葉県船橋市内の病院で右足関節鏡視下手術を受けたと発表した。6週間でランニングが可能になる見込み。
来季からロッテの1軍バッテリーコーチに就任する今季まで中日2軍捕手コーチの中村武志氏(45)が31日、球団を通じてコメント。「ロッテは若く活気のあるチームという印象を持っています。前半戦は首位を走っていたが、終盤に調子が下降して、非常に惜しいシーズンだったなと感じました。伊東監督の掲げる『守りの野球』、キャッチャーの強化という考えの下、いいキャッチャーを育てて、優勝を目指して頑張っていきたいです」と話した。
来季からロッテの1軍投手コーチ(ブルペン担当)に就任する元ヤクルト、中日の川崎憲次郎氏(41)が31日、球団を通じてコメント。「ロッテはいいピッチャーがそろっていますし、さらなる上がり目が相当あると思っています。その能力を、どうやって引き出してあげるかが、私の仕事だと思っています。投手陣が今年よりも成績が上がるようにコーチとして初めての経験ではありますが、全身全霊尽くしたいと考えています」と意欲を口にした。
ロッテが31日、来季の1軍投手コーチ(ブルペン担当)にヤクルトで活躍した元中日の川崎憲次郎氏(41)、同バッテリーコーチに今季まで中日2軍捕手コーチを務めた中村武志氏(45)が就任すると発表した。川崎氏は背番号84、中村氏は82。ともに11月6日から千葉・鴨川での秋季キャンプに合流する。
伊東勤新監督率いるロッテのコーチ人事が発表され、ニッポン放送ショウアップナイターの解説者、堀幸一さんが打撃コーチとして古巣に戻ることになりました。
彼とは、私がスポーツアナウンサーになりたての頃からもう25年の付き合い。ともに釣りが趣味ということもあり、非常に親しくさせていただいています。25年前といえば、バブル末期。六本木で酒を飲んでは、武蔵浦和の合宿所の門限に間に合うように店を出るのですが、タクシーがなかなか拾えずヒヤヒヤしたことも度々でした。
はじめは野球以外の話題で盛り上がるんですが、飲むほどに酔うほどに結局、野球の話になる。根っからの野球好きなんですね。「アウトコースはポイントが後ろ、インコースは前になるんだよ」なんて野球のイロハを酒席で教わったのもいい思い出です。
就任祝いの電話をすると「いやぁ大変な仕事だよ…」と言いつつ、抱負をかたってくれました。
「やるのは選手、彼らがやりやすい環境をつくってあげることが第一。自分の考えを押しつけるのでなく、選手によって変えなきゃいけないと思う。固定観念は持たないようにしたいですね」。
彼は選手時代も後輩に慕われる人柄でしたから、きっといいコーチになれると思います。解説者生活は2年。寂しい気持ちもありますが、野球人はユニホームを着ているのが一番でしょう。
実は引退の1年前、旧フロント陣からコーチ就任のオファーがあったのですが、このときは現役への未練がありました。今度は絶好のチャンス。このタイミングを逃しちゃいけません。
彼とコンビを組んだのはたった1度でしたが、二塁手ならではの緻密な野球の見方を勉強させてもらいました。意外と知られていないと思いますが、通算1827安打は有藤通世氏、故・榎本喜八氏に次ぐ球団3位の記録です。
「一筋で来たからロッテのことしか知らなかった。この仕事のおかげで色んな人と知り合えたし、モノの見方も広がりました。それに“思っていることを人に伝える”ことの難しさも痛感した。選手を指導するときに役立つと思います」。
卒業の挨拶を聞いているようで、少しだけこみ上げるものがありました。球界を担うスターをぜひ育てて欲しい。指導者・堀幸一の未来にエールを送ります。