11月7日11月7日ロッテ伊東勤監督（50）が7日、海外FA権を行使する西武中島に続き、日本人メジャーリーガーの大補強を要望した。「松井も面白いし、大輔（松坂）、建山、上原もいいよね。（フロントが）次から次へアタックしてくれれば」。林球団運営本部長は「監督とこれから話し合う。実際にどうするか分からないが、強くしようという思いの表れ。スター選手もあり得る」と冷静に受け止めた。
ロッテ・今江敏晃内野手（29）が7日、秋季キャンプが行われている千葉・鴨川市で、今季初取得した国内FA権を行使せずに残留することを表明した。
日本一となった2010年は打率.331、10本塁打、77打点をマークしたが、この2年は成績を落とし「納得のいく成績を出せなかった」。最終決断したのはキャンプ直前といい、「今季はチームも自分も野球人生で初めて悩んだ一年。来年は気持ちを切り替え、ロッテに貢献したい」と語った。来年以降については「他の球団の意見も聞いてみたい」と権利行使に含みを持たせた。
伊東監督は今江の残留について「彼はロッテの顔の1人。一緒に優勝を目指して頑張れるのは嬉しい」と話した。
ロッテの伊東監督が、元レイズの松井、レンジャーズからともにFAになった建山、上原の獲得をフロントに要望した。
ロッテはツインズを自由契約になった西岡をめぐって阪神と争奪戦を繰り広げているが獲得は絶望的。このため「欲しいと思う選手は、次から次へとアタックして欲しい」と話した。
就任1年目での日本一を目指す指揮官の口からビッグネームがいくつも飛び出した。「松井あたりは日本でまだ全然やれる。建山や上原も面白い。実績があって年齢的にもまだいける選手は多い」。
指揮官は今季限りでレッドソックスとの契約が満了する松坂や、海外FA権を行使してメジャー移籍を目指しながら国内移籍の可能性もある西武・中島にも興味を示したばかりだが、球団側も目玉となる大物補強について本格的な検討に入る。林信平本部長は「チームを強くしたいという意思は嬉しいことだし、監督とよく話をしたい」とした。
国内FA権を今季取得したロッテ・今江が、権利を行使せず来季残留することを表明した。10月26日に球団と交渉し、家族と相談した上で「球団が必要としてくれていることが伝わった。ロッテでやり残したこともある」と決断した。
今季は打率.253、6本塁打、47打点と不振で、チームも5位。「野球人生で初めて悩んだ。新監督のもとで気持ちを切り替えて優勝を目指したい」と来季への決意を口にした。ただ、来年以降については「他球団の意見も聞いてみたいので、1年後にまた考えたい」とした。
パ・リーグは7日、2013年シーズンの公式戦日程を発表した。開幕は来年3月29日。開幕カードは2010年シーズンの上位3球団（ソフトバンク、西武、ロッテ）がホームチームとなる。
連戦は、楽天が7月9日の日本ハム戦（東京ドーム）から行う「9」が最長。また8月20日の楽天−日本ハム戦（荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた）は、05年4月26日の楽天−オリックス戦（同）以来8年ぶりの山形開催となった。今季と同様に各チームが交流戦24試合を含む144試合を行う。
ロッテの伊東勤監督（50）は7日、前レイズの松井秀喜外野手（38）らメジャー経験者の獲得を熱望した。6日に西武監督時代の教え子の中島獲得を要望した指揮官は松井のほかに、レンジャーズからFAの建山義紀（36）、上原浩治（37）両投手の名前を挙げ、積極補強の必要性を訴えた。「次から次へいくのはありがたい。獲れないにしても、アタックしてみるのはね」とフロントに積極的な姿勢を求めた。
熱意は本物だ。今年は前半戦で首位を走りながら、後半の失速で5位。西岡獲得には乗り出しているものの、ドラフトを除いて目立った補強は実現していない。「ナカジが来てくれたら最高ですけどね。松井も全然やれると思うし、建山や上原もまだまだいける。実績もあってまだやれる人はたくさんいる」。育成によるチーム力の底上げをテーマに掲げながらも、補強の必要性も指摘した。
発言を伝え聞いた林球団運営本部長も「監督のやる気の表れだと思う。実際にどうするかは、監督と話し合いながら。人気選手？戦力としての期待が前提ですが、総合的に考えます」。“夢プラン”をたたき台に、実現可能な補強策を模索していく。
ロッテの今江敏晃内野手（29）は7日、FA宣言を行使せずに残留すると明かした。今季、国内FA権を取得した今江は「せっかく取った権利だし、色々考えたけど、去年、今年と思うような成績を残せずファンの皆さんの期待に応えられなかった。まずは来年、ロッテで皆さんに納得してもらえる成績を残して、胸を張って球団と話をしたい」と説明。来季以降のFA宣言については含みを持たせた。
秋季キャンプが始まる直前の10月末に来季の残留を決意。すでに球団側には伝えていた。
ロッテの今江敏晃内野手（29）は7日、秋季キャンプが行われている千葉県鴨川市で、今季初取得した国内フリーエージェント（FA）権を行使せずに残留することを表明した。
今江は日本一になった2010年に打率3割3分1厘、10本塁打、77打点をマーク。だが、ここ2年は打撃3部門でいずれも成績を落としており「去年、今年と納得のいく成績を残せなかった。来年はロッテに貢献したい」と話した。ただ、来年以降については「他球団の意見も聞いてみたい」と、権利行使に含みを持たせた。
ロッテの来季コーチングスタッフが7日、発表された。伊東勤監督も含め、9人が新加入、5人が配置転換、今季と変わらないのは1軍の佐藤兼伊知コーチ、2軍の青山監督、川越コーチの3人だけと、大幅刷新になった。コーチングスタッフは以下の通り。
なお、佐藤兼伊知コーチの背番号は「83」から「81」に変更となった。（○は新任、△は配置転換）
伊東勤新監督が就任したロッテは7日、1軍外野守備・走塁コーチに清水雅治氏（48）の就任が決まったことを発表した。背番号は「87」。
清水氏は今季まで日本ハムの1軍外野守備・走塁コーチを務めていたが、このたび退団。新天地について「ロッテの外野陣は若くて足もある印象があります。その外野陣を12球団一といわれるようにしたいと考えています。また、伊東監督の掲げる守りの野球と、スキのない走塁をみせるチーム作りのために精一杯頑張りたいと考えています」とコメントした。清水氏は16日より鴨川キャンプに合流予定。