選手 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
益田 | 4200 | △3000 |
藤岡 | 2100 | △600 |
伊志嶺 | 2550 | ▼450 |
[注]金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン。
今季のセ、パ両リーグの最優秀新人に贈られる「2012 ゴールデン・ルーキー賞」(佐川急便株式会社協賛)の表彰式が4日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われた。広島・野村祐輔投手(23)、ロッテ・益田直也投手(23)に彫刻家・佐藤忠良氏制作によるブロンズ作品「萌える」が贈られた。
主に中継ぎとして72試合に登板し2勝2敗、41ホールドを挙げたパ・リーグ新人王の益田は「来年もチームに貢献できるように頑張っていきたいです」と表情を引き締めた。この日は契約更改交渉でも3000万円増の年俸4200万円でサイン。バラ色のオフを過ごし、パーティーなどに出席する機会も多いが「マウンドよりもこちら(パーティー)の方が緊張します」と初々しかった。
最優秀新人賞を受賞した選手に贈られる「ゴールデン・ルーキー賞」=主催・NPBなど、協賛・佐川急便(株)=の表彰式が4日、都内のホテルで開かれ、ロッテの益田は広島・野村とともに彫刻家・佐藤忠良氏制作によるブロンズ作品「萌える」が贈られた。
益田は表彰式に出席した母・しのぶさん(46)と祖父・末法さん(66)へのさらなる家族孝行を誓った。母子家庭で育ち、壇上で母から「息子には感謝したい」と声を掛けられると、照れ笑いを浮かべ「これからも毎試合投げることで親孝行していければ」と花束をプレゼントした。
新人最多記録の41ホールド。表彰式前の契約更改では3000万円増の年俸4200万円でサインした。入団当初はドラフト1位の藤岡の陰に隠れた存在が、球団の新人選手で最高昇給率250%。「母と一緒に旅行に行きたい。クリスマスプレゼントも贈ろうかな」。孝行息子の言葉に母は「12球団の中でうちの息子が1番の孝行息子です」と涙を浮かべた。
ロッテのルーキー藤岡は600万円増の2100万円でサイン。6勝7敗という成績に「1年間ローテーションを守るという目標を果たせなかった。100点満点で50点」と自己採点した。
今オフはチェンジアップの習得を目指す。成瀬に握りを教わったといい「内海さん、杉内さん、成瀬さんら成功している左投手はいいチェンジアップを持っている」と話した。
パ・リーグ首位打者のロッテ・角中は独立リーグ出身選手として初めて代表入りし「自分がアピールできるのは打撃。活躍することで自分を育ててくれた独立リーグがもっと注目されれば」と意気込みを語った。 例年なら12月は完全オフだったが「自分はスロースターター。年内から動きだして、早めに仕上げられれば。調整のイメージは何となくできている」と話した。
ロッテ・益田直也投手(23)が4日、都内で「2012 ゴールデン・ルーキー賞」(協賛・佐川急便)の表彰式に出席し、「この賞をもらったからには、来年もしっかりチームに貢献したい」と誓った。
その前に行われた契約更改交渉では、球団の新人では過去最高額となる3000万円増の4200万円でサイン。中継ぎで72試合に登板。新人最多記録となる41ホールドを挙げた。「すごく評価してもらえた。(球団にも)『よく頑張ってくれた』と言ってもらえた」と充実感を漂わせた。
給料の使い道には、女手一つで育ててくれた母・しのぶさんへ、旅行をプレゼントするという。来季に向け「勝負になる。しっかり期待に応えたい」とフル回転でチームを支えていくつもりだ。
ロッテ角中勝也外野手(25)がWBC出場を誓った。日本代表候補選出が発表された4日、QVCマリンで取材に応じ「名誉なこと。しっかり本大会に出られるように調整したい」と意欲を示した。
独立リーグ出身として夢を背負っていることも感じており「独立リーグに育ててもらった。もっと自分が活躍することで、独立リーグを注目してもらえば」と話した。
ロッテ益田直也投手(23)が4日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、球団ルーキー史上最高となる3000万円アップの4200万円でサインした。
ドラフト4位で入団しセットアッパーに定着。新人の登板試合、ホールド数と最多記録を塗り替え、新人王にも輝いた。「すごく嬉しい。球団からも『新人王を取った人は少ないから、嬉しいし、よく頑張った』と言ってもらえた」と笑顔を見せた。(金額は推定)
パ・リーグの新人王に輝いたロッテの益田直也投手が4日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の年俸4200万円でサインした。主に中継ぎとして72試合に登板して41ホールドで、ともにプロ野球の新人記録を塗り替え「こんなにやれると思っていなかった。よく頑張れた」と充実感を漂わせた。
ドラフト4位入団からチームに不可欠の存在となったが「あまり調子に乗らず、無駄遣いはしない。来年も今年と同じくらいの成績を目指す」と、控えめに喜んだ。
ドラフト1位の新人で6勝7敗だった藤岡貴裕投手は600万円増の2100万円でサインした。「落ちる球の重要性を感じた」とフォークボール、チェンジアップの習得に励むという。(金額は推定)
ロッテの伊志嶺が4日、500万円減の2500万円で契約を更改した。
新人だった昨年は126試合に出場して32盗塁をマークしたが、2年目の今季は24試合で1盗塁に終わった。「安打を求めすぎて自分を見失っていた。来年は開幕先発出場に向けアピールしたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)
この日の日本代表候補発表はメンバーだけで、各自の背番号は来年1月に発表される。エースナンバーとされる「18」も田中、涌井、杉内、前田健が背負っており、「背番号は選手とNPBで調整することになる」と山本監督。
また、チームと同様の生地、プリントを施したミズノ社製の「侍ジャパン オーセンティックユニホーム」(3万円)も発売され、34選手の名前、背番号(後日発表されるもの)を入れたモデルの注文をネット上などで受け付ける。
4日に東京・内幸町の帝国ホテルで日本代表「侍ジャパン」の候補34選手を発表した山本浩二監督(66)。田中将大投手(24)=楽天=ら若手を多く選出し、会見では「日本野球の力を見せたい」と“メード・イン・ジャパン”での3連覇を力強く誓った。
WBC日本代表候補34選手が4日、発表された。投手は田中将大(楽天=24)ら16人。捕手は阿部慎之助(巨人=33)ら3人となった。
WBCの球数制限が再び変更される見通しとなった。関係者によると、1次ラウンドは前回09年大会の70球から5球少なくなり、06年大会と同じ65球。2次ラウンドは前回と同じ85球になる。
打者との対戦中に制限に達した場合は、打席終了かイニング終了まで投げられる。