わたしはかもめ2012年鴎の便り(12月)

便

12月7日

契約更改

選手年俸前年比
井口18000
里崎16000△1000
根元4500△2270

[注]金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン。

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ロッテ・根元、倍額以上で更改「打撃面を評価」[サンスポ]

ロッテの根元が7日、今季の2230万円から倍額以上となる年俸4500万円で契約を更改した。7年目で遊撃の定位置をつかみ、自己最多となる133試合に出場して打率2割7分9厘、9本塁打を記録した。

根元は「打撃面を評価していただいた。本当に勉強になった1年」と納得の表情だった。一方で守備ではまだ粗削りな面もあり「失策も多かった。課題でもあるので、しっかりやっていこうと思う」と気持ちを新たにしていた。(金額は推定)

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里崎、ロッテと2年契約更新「来年以降につながる1年」[スポニチ]

ロッテ・里崎が契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸1億6000万円でサインした。120試合で打率.244、9本塁打、41打点。今季が2年契約の最終年だったが、新たに2年契約を結び「満足している。大きなケガもなく来年以降につながる1年だった」と振り返った。

「エース捕手として出場試合数も多かった。里崎は抜けた存在で若手の手本になって欲しい」と林信平球団本部長。伊東新監督の掲げる「第2の里崎」の育成係としても期待を寄せた。

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根元「打撃面を評価」4500万円でサイン…ロッテ[報知]

ロッテの根元が7日、今季の2230万円から倍額以上となる年俸4500万円で契約を更改した。7年目で遊撃の定位置をつかみ、自己最多となる133試合に出場して打率2割7分9厘、9本塁打をマークした。

根元は「打撃面を評価していただいた。本当に勉強になった1年」と納得の表情だった。一方で守備では課題も残り「失策も多かった。課題でもあるので、しっかりやっていこうと思う」と気持ちを新たにしていた。(金額は推定)

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井口、現状維持でサイン、来季2000安打に意欲…ロッテ[報知]

ロッテの井口資仁内野手と里崎智也捕手が7日、千葉市のQVCマリンフィールド内で契約更改交渉に臨み、井口は現状維持の年俸1億8000万円でサインし、新たに2年契約を結んだ里崎は1000万円増の年俸1億6000万円で更改した。

井口は140試合で打率2割5分5厘、11本塁打だった。来季はあと100本に迫った日米通算2000安打がかかり「カウントダウンが始まるとプレッシャーもある。それを楽しめるようにしたい」と意気込んだ。

120試合に出場した里崎は、同じ捕手出身の伊東新監督が指揮を執る来季へ向けて「非常に楽しみ。不安より期待が大きい」と語った。(金額は推定)

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根元2270万増4500万で更改[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(29)がレギュラー再確保を誓った。7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、2270万円増の年俸4500万円でサイン。今季は正遊撃手に定着し、133試合で打率2割7分9厘、9本塁打、41打点と主軸として活躍した。「もう1回、レギュラーを取るつもりで来年はやる。144試合、フルに出たい」と言葉に力を込めた。(金額は推定)

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井口現状維持、日米2000本誓う[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が来季の日米通算2000本安打を誓った。7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の1億8000万円でサイン。

あと100本と迫った節目の通算2000本安打へ「1本ずつクリアして、結果として2000本安打を達成できれば」と大目標を掲げた。(金額は推定)

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大阪ガス賭博問題、ロッテ1位松永はシロ、18人書類送検へ[スポニチ]

社会人野球の大阪ガス(大阪市)の硬式野球部員らが高校野球や競馬で賭博行為をしていた問題で、大阪府警が近く賭博容疑で当時の現役部員18人を書類送検する方針を固めたことを受け、大阪ガスから松永昂大投手(24)をドラフト1位指名したロッテは「書類送検された中に、松永は入っていないと聞いている。(12日の)新入団発表会見も特に問題はない」との見解を示した。

また、大阪ガスから公文克彦投手(20)をドラフト4位指名した巨人は「現時点で対応することはございません」(球団広報)とした。今回の不祥事を受けて野球部の佐々木孝一監督(47)が辞任し、竹村誠副部長(51)が1日付で新監督に就任していたことも7日、分かった。

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“開眼”した首位打者・角中、0コンマ数秒が生んだ理想の1本[スポニチ]

◇野球人:ロッテ・角中勝也(上)

角中が1年間で積み上げた149安打の中で最も理想に近い1本がある。6月16日の阪神戦(QVCマリン)の第3打席で放った、右中間二塁打だ。

「スタンドには届かなかったんですが、タイミングや感覚がぴったり合った1本でしたね」。第1打席で右翼席に本塁打を叩き込んでいるが、自分の中で納得しているのは第3打席の二塁打だった。この試合から3試合連続で猛打賞。交流戦の首位打者獲得を決定づけた1本だった。

「タイミングと感覚」。10年のオフからのテーマがその1本には詰まっていた。当時、打撃コーチの金森栄治氏から打撃理論を伝授され、打撃改造に着手した。

「最初は何を言われているのか分からなかった。“胴体から肘が生えている感覚でバットを振れ”という言い方で。頭ではなんとなく理解できても、体現することができなかった」。いかにコンパクトなスイングで球を捉えるかという指摘だったが、試行錯誤が続いた。だが、昨夏にこの理論をついに体得する。きっかけは長嶋清幸打撃コーチのアドバイスだった。

「長嶋さんに言われたのはタイミング。球を打つまでの動作の始動を少し早くしてみた。そうしたら、金森さんの言っていたことも分かるようになって。良い状態のスイングがキープできるようになった」。0コンマ数秒、ほんの少しだけ動きだしを早めた結果、金森コーチに指摘されたコンパクトなスイングができるようになった。逆方向への打球が多いのが特徴だが「自分では常に引っ張っている感覚」と言い、速球に差し込まれることがほとんどなくなったという。阪神戦の右中間二塁打は、自分なりに出した答えだった。

「昨季の後半戦から調子はよかった。今季はその精度を上げた結果です」。確信めいたものを感じながら開幕を迎え、チームも前半戦を42年ぶりに首位で折り返した。ところが、後半戦はまさかの大失速。角中の打率もチームの成績とともに落ち込んだ。8月31日の西武戦から9連敗。この期間は打率も2割台をさまよったが、余計な気負いや迷いはなかった。

「“自分のためにやることがチームのためになる”というイチローさんの言葉がある。僕もチームのためにという感覚はあまり強い方じゃなくて」。魔の9連敗以降は常に3割台をキープ。最終的に西武・中島を1厘差でかわし首位打者のタイトルを手にした。それでも「もっと打てたと思う」と決して満足はしていない。

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