ロッテ林信平球団運営本部長は10日、セス・グライシンガー投手(37)の残留交渉について依然、回答待ちであることを明かした。
都内での実行委員会に出席後、進展状況について「返事はまだ来ていない。向こう(の代理人)も『(早期の回答へ)頑張る』とは言ってくれているみたい」と説明した。
ロッテの今江が来年7月22日にいわきグリーンスタジアムで開催される球宴第3戦への出場とMVP獲得を被災地の子供達に約束した。
昨オフに続いて福島県いわき市の小、中学校を訪問。津波で被害を受けた豊間中では野球部員10人に指導した。同中の阿部皓平主将(2年)は「今江選手にはオールスターで本塁打を打ってMVPを獲って欲しい」。このリクエストに対して、今江は「日本シリーズで2度MVPを獲っているので、MVPには縁がある」と力強かった。
実行委員会で、3時間30分を超えて新しい延長回に入らない特別ルールを来季も導入するかどうか議論された。
セ、パ両リーグともに従来の延長12回制に戻す方向で一致しているが、「電力事情を踏まえて今後の検討が必要」(オリックス・村山良雄球団本部長)という意見が大勢を占め結論は先送り。また、ポスティング・システム(入札制度)の見直しについては「日米の意見交換の段階」(広島・鈴木清明球団本部長)と具体的な言及はなかった。
プロ野球の実行委員会が10日、東京都内で開かれ、節電対策のため、試合開始から3時間半を超えて新しい延長回に入らないという特別ルールを撤廃するかどうかについて議論したが、結論は持ち越した。
この日行われたセ・リーグ理事会では同ルールから延長12回制に戻すことで合意したが、パ・リーグ理事会では方向性が出なかった。今後の電力事情を踏まえ、慎重に見極めることになった。
プロ野球では昨年の東日本大震災を受け、昨季から「3時間半ルール」を適用した。
プロ野球の実行委員会は10日、育成選手を独立リーグの四国アイランドリーグplusとBCリーグへ派遣する場合のルールについて協議し、外国人選手は1年目から派遣を認めることを決めた。日本選手はこれまで通り2年目からとなる。
独立リーグへの育成選手の派遣は今季から許可され、広島の永川光、中村亘らがこの制度を利用した。
ソフトバンクは10日、今季までロッテでプレーしていた的場直樹氏(35)がスコアラーに就任すると発表した。