わたしはかもめ2012年鴎の便り(12月)

便

12月15日

ロッテ益田“染髪”しても守護神意欲[ニッカン]

“染髪”しても守護神になります!ロッテ益田直也投手(23)が15日、千葉市内で行われた野球教室で抑えに強い意欲を見せた。前日、伊東監督が来季の守護神候補に益田、薮田、ロサ、ゴンザレス、松永の名前を挙げたことを聞くと「競っていきたい」と宣言した。

今季チームは絶対的な守護神が不在だった。薮田で始まったが不調。内が引き継ぐも故障するなど不安定な年だった。益田も抑えとしてセーブを挙げたが「抑えは勝負の決まるところ。とても繊細なものです」と特別な思いがある。

しかし、球団は巨人からゴンザレスを獲得。また大学の先輩だった松永も入団してくる。伊東監督も先発は頭数がいるとし、両投手らを後ろで投げさせたい考えを明かしている。激しくなる守護神争いに益田は「抑えをするため自分にはコントロールが必要。コントロールを意識して投げ込みをする」と自主トレでの進化を宣言した。

またこの日、大学2年時以来髪を染めたことを告白。指揮官は松永のふてぶてしさを評価するが、益田は「キャンプインまでには真っ黒にします」と対照的にアピールするつもりだ。今季72試合に登板した鉄腕はつかの間のオフを楽しみ、身も心も“黒”ーザーとなって来季に挑む。

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藤岡ライバルは新人王益田[ニッカン]

ロッテ藤岡貴裕投手(23)が千葉県八千代市内でサイン会&トークショーを開きファンとの交流を楽しんだ。小雨が降る中、約300人の参加者1人1人にサインをした。質問コーナーでチームでのライバルは?と聞かれると「同期で新人王を獲得した益田です。活躍して悔しい思いもあるので追い越したいです」と来季への巻き返しを宣言していた。

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伊東監督「後ろで使いたい」ゴンの抑え起用プラン…ロッテ[報知]

ロッテ・伊東勤監督(50)が15日、新外国人として獲得した前巨人のディッキー・ゴンザレス投手(33)を抑えとして起用するプランを明かした。「先発として実績ある投手だけど、後ろで使いたい。ストライクが取れる投手だし、後ろで起用したらもっとスピードも出るはず」と断言した。

今季までプレーした巨人では開幕前、中継ぎでの起用も検討。日本ハムとの日本シリーズでも2試合中継ぎとして登板している。指揮官は「契約段階でもそういう条件は出しているし、伝わっているはず」と説明。本人にも意向は伝えているという。

伊東監督はゴンザレスに加え、今季26セーブを挙げた薮田や、43ホールドポイントで新人王にも輝いた益田、ドラフト1位の左腕の松永昂大投手=大阪ガス=らも抑え候補として考えている。春季キャンプ、オープン戦での投球内容を見て判断する。「最後まで粘りのある野球をして、勝てるチーム作り」を目標に掲げる指揮官。日本で45勝を挙げた新助っ人が、勝利の方程式を担う。

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ロッテ、守護神候補はゴンザレス、益田、松永、薮田、ロサ[スポニチ]

ロッテの伊東監督が、13日に獲得を発表したゴンザレスを来季の新守護神候補に指名した。今季は薮田が26セーブを挙げたが、1勝6敗、防御率3.34と安定感を欠いた。ゴンザレスはヤクルトと巨人では先発として通算45勝を挙げているが、指揮官は「ストライクを取るコントロールもあるので、できればセットアッパーか抑えに回したい。獲得交渉の中でもそういう話をしているとは思う」と構想を明かした。

このほかの候補としては、新人王を獲得した益田やドラフト1位左腕の松永、薮田、ロサの4人の名前を挙げた。「キャンプの紅白戦からどんどんテストしていく。シーズンが始まったら抑えは1人に固定したいので、失敗は覚悟して長い目で使っていかないといけない」。5人の候補を競わせながら適性を見極め、守護神を決める考えだ。

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ロッテ・益田、ストッパーに名乗り「挑戦してみたい」[スポニチ]

新人王に輝いたロッテ・益田が、千葉市内で地元の小学生を対象にした野球教室に参加した。

来季の抑え候補に挙がっていることには「挑戦してみたいという気持ちはある。競ってやっていきたい」と意欲的だ。関西国際大の1学年先輩の松永もライバルの1人。「松永さんは凄い先輩だけど、自分もプロを1年経験したことで昔ほど差はないはず。先輩後輩で継投リレーができると嬉しいですね」と共闘を心待ちにしている。

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ロッテ守護神争い!Gからゴンザレス加入で勃発[サンスポ]

守護神争い勃発!!ロッテ・伊東勤監督(50)は15日、守護神候補として前巨人のディッキー・ゴンザレス(33)、新人王の益田直也(23)、薮田安彦(39)、カルロス・ロサ(28)、ドラフト1位指名の松永昂大(24)=大阪ガス=ら5投手を挙げた。

指揮官は新加入のゴンザレスについて「先発としては実績もあり戦力になる投手。ただ、後ろ(抑え)とかセットアッパーで回したい気持ちもある」と抑え構想を披露。さらに「(抑え)候補は4、5人いる」と話した。今後キャンプなどで守護神としての適性を見極めていく方針だ。

候補の1人、益田はこの日、稲毛室内練習場での野球教室に参加。守護神争いについて「松永さんがライバルか…厳しいな。でも負けないように頑張ります」と誓った。関西国際大では松永の後輩だが、プロでは先輩の益田をはじめ、ロッテ投手陣が熱くなる。

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ロッテ井口、阪神入りした西岡に金言[ニッカン]

西岡よ、初心に戻れ!阪神に新加入した西岡剛内野手(28)が15日、古巣ロッテの主力・井口資仁内野手(38)から「金言」を送られた。メジャー挑戦から日本球界に復帰した同じ境遇。米球界でプレーした野手の多くが日本に戻って精彩を欠くなか、井口は第一線で活躍し続ける。都内で取材に応じ、成功の秘訣を明かした。

「僕は向こう(米国)でやっていたという意識を全く持たないでやった。『オレは向こうに行った』という感じの選手も見受けられる。僕は全然、そういう気持ちがなかった。決して、メジャーの経験が大切じゃなかった」。

元メジャーリーガーの肩書にとらわれない姿勢が大事だと説く。井口はメジャー1年目の05年、ホワイトソックスの主力としてワールドシリーズを制して世界一を達成した。フィリーズなどでプレーし、09年にロッテ移籍。19本塁打、打率2割8分1厘を記録するなど力量を発揮し、日本復帰初年でつまずかなかった。

西岡とは09、10年にロッテで同僚。二遊間を組み、キャッチボールも一緒に行う間柄だった。西岡が米球界行きを決意したのも井口の存在あってこそだ。打撃技術を認め、親身なエールを送る。「向こうの結果は別として新人に戻って真っさらな気持ちでやって欲しい。ドラフトの選手と同じ気持ちでポジションをとるつもりで。ロッテ時代の最後(10年206安打)につかんだものを、また阪神で出して欲しい」。西岡はツインズで故障に泣き、結果を残せず。汚名返上の舞台に立つ後輩への眼差しは温かかった。

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今岡“引退試合”でロッテ・井口とコンビ復活[サンスポ]

ロッテ・井口資仁内野手(38)が15日、今季限りで現役引退した今岡誠氏(38)=前ロッテ=の“引退試合”を神宮球場で開催した。自ら監督を務める草野球チームに今岡を招待し、井口の母校・国学院久我山高野球部OBと対戦。1−0(雨天により5回終了)で勝利した。「今岡と試合ができて最高でした。併殺を取りたかったですね」。

銀メダルを獲得した1996年のアトランタ五輪以来の二遊間コンビ(遊撃・井口、二塁・今岡)を結成。井口は2打数1安打で惜別の左前打を放った。今岡氏は2打数無安打に終わったが、「現役最後の年に井口と二遊間が組めて楽しかった」と試合を企画してくれた井口に感謝した。

夕方には2人そろって、文京区の東大病院を訪れ、心臓移植手術を受けるための募金活動を行っている1歳女児を慰問した。

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