12月26日12月26日ロッテ・中村家国球団社長がドラフト4位・加藤（上武大）について、「肩と足は凄いと聞いている。打撃が良くなれば外野の定位置をつかんで化ける可能性もある」と期待を込めた。
名前は日本ハムに入団した大谷と同じ「翔平」だ。ライバル球団のドラフト1位は、投手と野手の二刀流挑戦で注目を浴びているが、潜在能力ならば加藤も負けていない。両打ちの「二刀流」に加えて、50メートル走5秒68の俊足、遠投120メートルの強肩がセールスポイント。中村球団社長は「外野から一直線の低い軌道で送球できる選手はなかなかいない。注目しているのは（大谷と同じ）名前でなく、身体能力だよ」と力を込めた。
今季は、開幕2軍からはい上がった角中が首位打者を獲得。現時点で注目度は決して高くないが、「幕張の翔平」への期待も大きい。
今季チーム最多タイの12勝を挙げたロッテのグライシンガーが、残留する見通しであることが分かった。
球団幹部はまだ合意していないとしながらも「ほぼ大丈夫だと聞いている」と話した。既にホワイトセルら外国人選手3人の残留が決まっているほか、巨人を自由契約になったゴンザレスの獲得も決まっている。
ロッテの中村家国社長（67）が26日、“幕張の翔平”に大化け指令を出した。ドラフト4位ルーキー加藤翔平外野手（21）に求めたのは、話題のルーキー、日本ハム・大谷翔平を超える活躍。俊足強肩の外野手に、まずはレギュラー奪取を期待した。
翔平は大谷だけじゃない。中村社長は「大谷君はきっと成功する。でも、ウチの加藤もいい。足も速いし肩も強い。名前が翔平？だから言ってる訳じゃないけど、打撃を頑張ればレギュラーを取れる」と熱っぽく語った。
上武大からドラフト4位で指名したスイッチヒッター。知名度の差は大きいが、秘めた可能性はひけをとらない。「全くの無印だろ。でも、ウチの4位は大成するって本人が言ってたよ」。小林宏、渡辺俊、益田らを輩出した“ロッテ伝統のドラ4”。高い身体能力を生かし、本家より先に結果を残す。