2月3日2月3日さっそく改名効果が表れた。ロッテの190センチ左腕、木村雄太投手（27）が3日連続となるブルペンで、直球のみ81球を熱投した。伊東勤監督（50）は「今日は木村と藤岡、特に木村が良かった。左らしいラインが出て力感が伝わった。2ケタ勝てる」と、将来の先発候補を絶賛した。
プロ3年目の11年に1軍デビューしたが未勝利。左腕は11人と激戦で、同い年にはエース成瀬もいる。「今回のドラフトも左が2人。正直また増えたかと思った」。結果が出ないもどかしさから昨オフ、占い師の助言を得て、登録名を「木村雄太」から「木村優太」に変更、心機一転を図った。秋季キャンプ後に直球の精度向上に取り組み、“和製ランディ・ジョンソン”と呼ばれていた頃のダイナミックさを取り戻した。伊東監督のべた褒めに「手応えはある。あとは期待にどう応えるかですね」。改名で、福を呼び込む。
1軍未勝利（1敗）の5年目左腕、木村が初日から3日連続でブルペン入り。この日は81球を投げ、伊東監督から「安定感があるし、コントロールもいい。今日の投球なら2桁勝てる」と絶賛された。今季は登録名を「木村雄太」から「木村優太」へ変更。27歳は「期待に応えられるように頑張っていきたい。（改名して）いい方にいけばいい」と意欲を口にした。
ロッテ・大嶺祐太投手（24）が3日、A型インフルエンザに感染したため沖縄・石垣島キャンプを離脱した。球団によると、この日朝の検温で39.1度を計測。病院で検査を受けてインフルエンザと診断された。5日間の安静が必要で、第2クール（5〜7日）は全休となる。「（患者が）出てしまったものはしようがない」と伊東監督。4日に2軍から上野大樹投手（26）が合流する。
伊東監督が3年目の小池を直接指導した。早出特打中に約5分間、自ら球をトスしてバットを振らせた。「体中を使って振りなさいと言った。朝見たら（バットが）悪い方向に出ていたので」と説明した。
チームにとっては里崎に続く2番手捕手の育成が課題。24歳の小池は「言ってもらえるうちがチャンスだと思う。しっかり吸収したい」と言葉に力を込めた。
ロッテ春季キャンプ（3日、石垣島）成瀬が今キャンプで初めて100球を投じた。第1クールは3日間ともブルペン入りした左腕は「僕は先発なんで、長いイニングを投げないといけない。球数を投げないと」と自覚十分だ。
途中からは打席に人を立たせ、実戦により近い形で投げた。今季の開幕戦で対戦するオリックスの編成担当者が見守る中、コースを意識しながらの投球。4年連続の開幕投手が有力視されるエースは「めりはりをつけてやっていきたい」と落ち着き払っていた。
ロッテ5年目の左腕・木村が先発ローテーション候補に急浮上した。3日連続でブルペン入りし、直球を中心に81球の投げ込み。
見守った伊東監督から「球のラインが素晴らしい。2桁は勝てると思うよ」と絶賛された。08年のドラフト1位で「和製ランディ・ジョンソン」と称されたが、いまだに1軍未勝利。「同い年の成瀬はエース。自分もチームでそんな存在にならないといけない。監督の評価は嬉しいので、期待に応えたい」と意気込んだ。
ロッテ・植松優友投手（23）が3日、キャンプ初日から3日連続となるブルペン100球超えで、プロ6年目で初の開幕1軍へ猛アピールした。108、118ときて、この日は115球を投げ、「今日は納得いくボールがあまり投げられなかった。でも、疲れた状態からどこまでできるかが大事」と振り返った。
伊東監督は先発ローテの一角に食い込んで欲しいと願っている。「投げられるうちに投げて体をつくることも大事。チームとしても必要」と満足そうな表情だった。
昨年10月6日のソフトバンクとのファーム日本選手権で先発し、7回4安打無失点で優勝に貢献した。今年が初の1軍キャンプ。「自分が1番下だと思っている。いかにアピールして、いいと思ってもらえるかが大切」と話した。
ロッテの大嶺が3日、インフルエンザで練習を休んだ。今後は宿舎内で隔離して様子を見る。伊東監督は「これからひょっとしたら何人かにうつるかも」と心配した。指揮官は2軍で調整している上野を1軍に合流させる意向を示した。4日は練習休み。
ロッテ・成瀬善久投手（27）が3日、石垣島キャンプで3日連続となるブルペン投球を行い、100球を投げ込んだ。「そんなに球数を投げるつもりはなかったが、思ったより球がいかなかったので」と納得のいかない表情を浮かべた。投球内容を振り返り「力を入れた時に球がよくなかった。イメージ通り投げられるようにしていきたい」と、課題を口にした。
ロッテは3日、沖縄・石垣島で1軍キャンプに参加していた06年のドラフト1巡目右腕、大嶺祐太投手（23）がインフルエンザA型に感染したと発表した。この日朝の検温で39度1分の発熱が確認された。数日間は宿舎で静養する。
ロッテのドラフト1位、松永昂大投手（24＝大阪ガス）がキャンプ地の沖縄・石垣島で3日、ウオーミングアップ前の声だしを行った。
ひとしきり自己紹介をした後、「最後にー！スタッフの皆さん！後輩の益田がいろいろご迷惑をおかけして、申し訳ありません！」。関西国際大の1つ後輩で、突発性気胸のため静養中の益田直也投手（23）に代わって謝罪。先輩らしさをのぞかせた。