3月5日3月5日ロッテは先発枠候補の渡辺が打たせて取る投球で4回3安打無失点と好投した。外野の定位置を狙う清田は1回の先制適時打を含む2安打とアピール。楽天は先発枠を争う戸村が5回5安打2失点。永井は3回2安打無失点だった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ミスターサブマリン渡辺俊介投手が、伊東ロッテにオープン戦初勝利をもたらした。楽天戦は今季初の先発マウンド。110キロ台後半の直球をベルトの高さまで浮き上がらせ、前後左右、上下を広々と使って凡打の山を築いた。4回までを3安打1四球無失点。2月23日の中日戦から7イニング無失点。「この時期は内容が大事だけど結果もいいに越したことはない」と笑顔を見せた。
36歳の“ベテラン流メソッド”が効いた。昨季は調整ペースを誤り、6月までの4勝どまり。「例年通りやっても体は年老いていくんです。キャンプに入って一気にやるんじゃダメ」。日本代表だった第1回WBC直前の05年以来、7年ぶりに11月からブルペンに入り、投げる感覚を春までキープし続けた。さらに、昨季まで日本ハムに所属していた清水外野守備・走塁コーチから、牽制の癖など「敵の目から見た俊介像」の虎の巻を伝授された。
「やっぱりローテで投げろと言ってもらえるのが、1番チームに貢献しやすい場所かなと思う」。1年間、指定席を守り抜く。
先発の渡辺は4回を3安打無失点。オープン戦は2試合で計7回無失点とし「順調といえば順調かな」と穏やかな笑みを浮かべた。この日の相手は同リーグの楽天。「新外国人や若い選手の反応を見た。よく対戦するし、気になっている」と余裕があった。昨季は4勝どまり。伊東監督は「ずっとローテーションを守ってくれれば、2桁勝てる」と期待を寄せた。
地面から浮き上がるように飛び出したロッテ渡辺のスライダーは鋭くブレーキがかかって曲がっていく。初回2死一、二塁のピンチで、マギーのタイミングを外し、力のない二直に打ち取ると、4回もスライダーで三ゴロに仕留めた。メジャー通算61本塁打の大砲を手玉に取った。
オープン戦初先発で4回3安打無失点。「公式戦の感覚で野手や走者との間合いやテンポを意識した。思ったよりすんなりと、先発の間合いで投げられた」。打者のベルトより上に浮き上がってくる直球でファウルにさせ、スライダーとカーブがウイニングショットとなった。2月23日の中日戦（北谷）も3回2安打無失点で、2試合連続無失点とベテラン健在をアピールした。
WBC流調整で開幕ローテーション入りをほぼ確実にした。4勝4敗に終わった昨季の不振の原因は調整ミス。キャンプから何度も100球以上を投げ込んできたが、「5月に疲れが出て練習量を落とすしかなかった。若いつもりでやっていても、体は老いているからね」。その反省を生かして、昨年11月からブルペン入り。これは06年WBCを控えた05年オフに取り組んでいた調整法で、今春キャンプは5日目に最多157球を投げてからは球数を抑えてきた。
「11月から継続してブルペンに入って、キャンプでは練習量を少し抑えた。今のところは順調にきている」。今季は13勝を挙げた08年以来の2桁勝利を狙う。「先発の役割を期待している」と伊東監督の期待も大きい。「先発ローテで投げるのが1番チームに貢献できる。クビになるかもという危機感は常に持っている」。背水の陣で13年目に挑むサブマリンの目は輝いていた。
2軍で調整中のロッテ唐川が右手首の違和感を訴え、1軍合流が遅れることになった。7日から1軍に合流し、8日の阪神とのオープン戦（甲子園）に登板する予定だった。
唐川は昨季右肘を故障。その影響を懸念し、首脳陣は1軍キャンプに参加させた後、2軍で慎重に調整させてきた。斉藤投手コーチは「下（2軍）で一度投げさせてから考える。今はメドが立たない状態だけど、開幕までは2週間以上あるから問題ないだろう」と話したが、開幕に間に合わない可能性も出てきた。
ロッテ清田育宏外野手（27）が1回2死一、三塁で決勝打を放った。
5番右翼で先発出場。カウント2ボールから141キロの直球を引っ張り、左前に転がして先制。6回には東洋大の1学年先輩である楽天永井からも右前打し、4打数2安打とした。
今季対外試合では好調をキープ。「永井さんには朝『投げるからよろしく』と言われていた。ここでダメだと公式戦で打てないイメージになるので、今年初対戦で打ててよかったです」とほっとしていた。
ロッテの斉藤投手コーチは5日、唐川の1軍合流を見送ることを明らかにした。昨季右肘を故障したため慎重に調整していた唐川は当初、7日から1軍に合流し、8日の阪神とのオープン戦（甲子園）に登板する予定だった。斉藤投手コーチによると、右手首に違和感を訴えたという。当面は2軍で調整するが、開幕に間に合わない可能性も出てきた。
WBC日本代表の角中勝也外野手（25）が5日、ヤフオクドームでの全体練習に参加した。4日のオフには「とにかく寝ました」と多めの睡眠でリフレッシュをしたことを明かした。6日対戦するキューバについては「投手の球種が分かればいいです。ヤマを張ると、逆に外れるので」と、好球必打に専念すると話した。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ブラジル | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
| 中国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | x | 5 |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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| 豪州 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| オランダ | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 4 |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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| 台湾 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 韓国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | x | 3 |