わたしはかもめ2013年鴎の便り(3月)

便

3月7日

阪神4−3千葉ロッテ(甲子園)

阪神は新井良が1回に2点適時打で勝負強さを示した。西岡は2安打、福留が6回に勝ち越し二塁打を放ち、オープン戦1分けを挟んで4連勝。ロッテは先発枠を狙う木村が4回3失点と精彩を欠いた。井口はソロなどで2安打2打点。

123456789R
千葉ロッテ1002000003
阪神21000100x4

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井口4番弾!開幕あるぞ〜合流即2の2[ニッカン]

鋭く上がったロッテ井口資仁内野手(38)の打球は、左翼ポール際、スタンド中段へ突き刺さった。2点を追う4回、内角気味のチェンジアップを拾ったソロアーチ。今季初の4番で先制打も放ち「いい形で点が入って良かった。ここで打てないと監督に『何してたんだ』と言われますから」と“幕張キャンプ”の成果を喜んだ。

10日間チームを離れていた。QVCマリンでの残留練習。毎朝8時半から、1時間弱のウエートやポール間走、変化球を交えた1日200球近い打撃など。「石垣(キャンプ)以上に追い込んだ」というハードさで、チーム帯同ではできない量を振り込んだ。戦線復帰直後の2安打2打点。いじめた体が応えてくれた。

井口らベテラン組不在中は、3安打や4安打で負けた試合があった。伊東監督は「このチームで誰が4番を打てるか。打撃コーチと話して井口になった。状況判断ができるし、ここ一番の球際の強さがある」。ただ大振りするだけではなく、時につなぐこともできる現代の4番として、あえてベテランを指名した。

井口のオープン戦成績は8打数5安打。ホワイトセル、大松、清田と4番候補がいる中、伊東監督は「井口起用は今後増えるかもしれない」と示唆した。38歳の打棒が若い打線のカンフル剤となれば、「開幕4番井口」の可能性も見えてくる。

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木村3失点先発枠入り崖っぷち[ニッカン]

先発ローテーション入りへ「最終試験」と位置付けていたロッテ木村優太投手(27)が、4回7安打3失点でマウンドを降りた。初回先頭打者の阪神西岡から連打され、3安打2失点。続く2回も先頭打者を生還させた。

ここまで対外試合3試合に先発し、いずれも立ち上がりに苦戦した。特に“ロッテOB”の西岡に対しては、2月21日の練習試合から4打数4安打と1度も打ち取れなかった。「3試合やっても修正できないというのは、実力不足。打たれた球も全部甘かった」と力不足を痛感。緩急のない単調な投球に、伊東勤監督(50)も「(ローテ入りが)苦しいのは事実。ひょっとしたらもう1回チャンスがあるかもしれないけど、首の皮1枚ないくらい」と手厳しかった。

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ゴン納得救援!3回1失点[ニッカン]

ロッテに新加入したディッキー・ゴンザレス投手(34)が2番手で登板し、今季最長の3回を投げたが敗戦投手となった。

同点の5回からマウンドに上がり、5回を3者凡退。6回無死から阪神の4番新井良に左前打、5番福留に右中間へ二塁打されて勝ち越しを許した。しかし3回1失点の内容には満足したようで「今日は投げた球も良かったし、やりたいことができた」。先発を希望しているが「監督やコーチの考えに従うよ。途中から出るのも違和感はない」と話し、セットアッパーとしての起用にも意欲を見せた。

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ロッテ・井口、1号!開幕4番に“指名”[サンスポ]

ロッテ・井口が2安打2打点。持ち前の勝負強さを発揮し「自分の形で振れている」とうなずいた。1回に適時打を放つと、4回には変化球を捉えて左翼席に運んだ。「追い込まれていたのでコンパクトにした。ポイントを近くしてうまく(バットが)抜けた」とミートを心掛けた結果の一発に満足げだった。伊東監督は「4番を誰が打てるかと言ったら適任は井口」と開幕4番に“指名”した。

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ロッテ・木村、4回3失点…先発入り厳しく[サンスポ]

ロッテ先発の左腕木村は4回7安打3失点と苦しい投球だった。打者を追い込んでからの球が甘く「勝負球の精度を上げていかないといけない」と反省を口にした。

2009年にドラフト1位で入団したが、昨年は4試合に登板しただけだった。「ラストチャンス」と覚悟する今季も先発枠入りに向けてはアピール不足で、伊東監督も「あと1回、チャンスがあるか、ないか」と手厳しかった。

斉藤投手コーチ
「同じパターンでやられている。もっと緩急を出さないと。」(木村に)
ゴンザレス
「やりたいことができたし、いい感じ。」(3回1失点)

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井口、開幕4番名乗り2安打2打点!ミニキャンプ成果[スポニチ]

開幕4番へ、38歳のベテランが名乗りを上げた。ロッテ・井口が初回に右前適時打を放つなど2安打2打点。

4番で持ち前の勝負強さを存分に発揮し「自分の形で振れている」とうなずいた。4回には変化球を捉えて左翼席に運んだ。「追い込まれていたのでコンパクトにした。ポイントを近くしてうまく(バットが)抜けた」とミートを心掛けた結果の長打に満足げ。2月下旬に1度チームを離れ、千葉で打ち込みなど「ミニキャンプ」を行ってきた。この日合流し、いきなりの好結果に「4番を誰が打てるかといったら適任は井口」と伊東監督。日米通算2000安打まで残り100本で迎える今季へ、井口は「石垣島キャンプ以上に追い込んできた結果が合流初日に出てよかった。もうワンランク上の状態にして開幕に臨みたい」と貫禄十分だった。

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井口、開幕4番弾!伊東監督が指名[報知]

打った瞬間、左翼手が打球を追うのをやめた。2点を追う4回。先頭打者の井口が小嶋から左越えソロ本塁打を放った。「追い込まれてから、コンパクトにしっかり振り抜くことができた」。初回にも2死二塁から左前適時打を放ち、2安打2打点。ベテランが健在ぶりをアピール。

これでオープン戦は8打数5安打、打率6割2分5厘。頼れる38歳の働きに伊東監督は「このチームで4番を誰が打てるかとなったら、適任は井口」。昨季4番での先発は6試合だけのベテランの抜てきを示唆した。

井口は「何番だろうとシーズン通して、自分の役割は変わらない。まだまだ若手には負けたくない」。日米通算2000安打まであと100本に迫った今季は、打線の核として新生ロッテを牽引していく。

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セ、パで最優秀投手賞の規定を統一[報知]

プロ野球のセ、パ両リーグは7日、理事会を開き、リーグで異なっていた最優秀投手賞の規定を、パの13勝以上で勝率1位の投手とする規定に統一し、「勝率第1位投手賞」として表彰することを決めた。セはこれまでベストナインに選ばれた投手を、その年の最優秀投手としていた。

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「3時間半ルール」を撤廃、大幅短縮みられず[サンスポ]

プロ野球の実行委員会は7日、東京都内で開かれ、東日本大震災後の節電対策として導入していた「試合開始から3時間半を超えて新しい延長回に入らない」という特別ルールを29日の今季開幕戦から撤廃することを決めた。長時間試合を防ぐことで節電効果を見込んでいたが、試合時間の大幅な短縮はみられず、延長12回制に戻す。

日本野球機構の下田邦夫事務局長は「電力事情は好転している訳ではないが、引き分けがあまりにも多くなってファンの興味をそいでいる」と撤廃理由を説明。各球場、球団で節電に努め、審判、監督、選手がこれまで以上に試合のスピードアップを目指すことを確認した。再び電力事情が悪化すれば、すぐに会議を開いて対応するとしている。

「3時間半ルール」は東京電力福島第1原発事故で厳しくなった電力事情を考慮して、2011、12年シーズンに実施された。思うように試合時間の短縮が進まない一方で、引き分け数が大幅に増えたことなどから、見直しを求める声が出ていた。

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1番角中抜擢!侍ジャパン、王建民討ちへ“好相性”左打者5人並べる[スポニチ]

第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を目指す侍ジャパンは8日、B組1位の台湾と2次ラウンドの初戦を迎える。山本浩二監督(66)は初戦必勝を期し、台湾のエース・王建民投手(32)対策として打線に左打者5人を並べることを決断。1番に初めて角中勝也外野手(25)を起用するなど大幅に打線を入れ替え、5人の左侍達を中心に決め球の高速シンカーを攻略する。

腹をくくった。迷いはない。決戦の舞台は福岡から東京へ。山本監督は2次ラウンド初戦へ決断を下した。王建民の高速シンカー攻略を5人の左侍に託したのだ。「あのシンカーはどうしても手が出る。徹底させなきゃいかん。非常にいいシンカー。それに向かって戦うだけ」。

福岡からの移動後、東京ドームで練習前に行われたコーチ会議。打線の大改造を確認した。理由はただ1つ、王建民を打つためだ。1番・角中に始まって阿部、糸井、稲葉、鳥谷と左打者を5人並べる。不振でも使い続けた長野を下げ、不動の9番・松田の代わりには鳥谷。「当然、状態のいい選手を起用する」と力強く言い切った。

練習後、橋上コーチから各選手にA4判のファイルに収められたデータが手渡された。角中は言った。「左(打者)の方が打ちやすい。踏み込みながら低めを我慢してどんどん振りたい」。勝てば米国行きへ王手、負ければ崖っ縁となる大一番。5人の左侍が王建民を斬ったとき、米国への道が見えてくる。

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角中vs王建民「低め見逃せるか」/WBC[ニッカン]

8日に行われるWBC2次ラウンド、台湾戦にスタメン出場が濃厚な角中勝也外野手(25)が、相手先発の王建民について対策を語った。

外角低めへ徹底してシンカーを集め、ゴロを打たせるスタイル。「見逃し三振は仕方がない、くらいのつもりで、いかに低めを見逃せるか。高めをどんどん振っていきたいです」。我慢比べを制すつもりだ。

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