ソフトバンクの武田は変化球に切れがあり、7回途中までで2安打2失点と及第点の内容だった。ロッテのゴンザレスはコーナーを丁寧に突いて、6回を無失点で7奪三振と順調な仕上がり。攻撃面では両軍ともバントの精度に欠けた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
伊東勤監督(50)から今季クローザーに指名された益田直也投手(23)が、初めて連投した。
1点リードを守った前日の日本ハム戦に続き、2点リードの9回に登板。左打者への果敢な内角攻めで2死から死球を出したが、無安打無失点に抑えた。「今日が1番よかった。死球も、あてるくらい厳しいとこを攻めたということ。昨日ダメだった落ちる系の球も修正できましたし」と、充実した13球を振り返った。
ロッテの新戦力、ディッキー・ゴンザレス投手(34)が安定感抜群の投球でソフトバンク武田との投手戦を制した。
先発すると6回までを散発3安打無失点。得点圏に走者を背負った2、4回はいずれも連続三振で切り抜けるなど、7三振を奪った。
初先発だった13日の西武戦は、QVCマリンの強風にあおられて制球を乱したが、この日は無風のドーム球場。「今日は100%集中できたし、変化球も初回から投げたいところにいった」と話し、希望する先発起用へアピールした。
WBCで準優勝したプエルトリコ出身のロッテ・ゴンザレスが、6回を3安打無失点と好投。先発ローテーション入りに大きく前進した。
母国の躍進に「仲の良い選手ばかりで、モリーナとはバッテリーを組んだこともある友人」と満面の笑み。今大会はチームでの挑戦を優先するため代表入りは辞退したが「誇りに思うし、自分は日本からプエルトリコの野球の素晴らしさを世界に発信したい」と話した。
ロッテの新守護神、益田がオープン戦初の連投で4セーブ目を挙げた。前日は落差が小さかったシンカーをこの日は修正し、9回を1死球のみの無失点で締めた。「今日の投球が1番良かった」と胸を張った。
新人王となった昨季は中継ぎ。だが「抑えにちょっとずつ慣れてきた。(登板前の)準備も、うまくできるようになってきた」と手応えを口にした。
ロッテ・角中勝也外野手(25)のパーソナルDVD「千葉ロッテマリーンズ 角中勝也 25歳・天才打者の流儀」が20日、ポニーキャニオンより発売された(税込3990円)。2012年QVCマリンでの公式戦全安打とヒーローインタビューを完全収録(本編50分、特典映像34分)。
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プエルトリコ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ドミニカ共和国 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |