楽天が競り勝った。4回に松井の二塁打で1点を先制すると、2−2の8回1死一、三塁では松井の三ゴロの間に1点を勝ち越した。3番手のハウザーが今季初勝利を挙げた。ロッテは要所で守備が乱れて3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | x | 3 |
ロッテは接戦を落として3連敗を喫し、今季初の借金生活となった。同点の8回に1死二塁から2番手・南がマギーへの初球に暴投。三塁に進まれ、四球で一、三塁とピンチを広げた。
ここでベンチは今江に遊撃寄りに守るようにとの指示が徹底できなかった。結果として松井の三遊間へのゴロ(記録は失策)で三塁走者に生還され、勝ち越しを許した。投手交代のタイミングも遅れ、伊東監督は「さえがなかった。采配が後手後手になってしまって選手に申し訳ない」と敗戦の責任を背負った。
ロッテは接戦を落として3連敗を喫し、今季初の借金1となった。0−1の6回に2点を奪って一時は逆転したが勢いは続かなかった。伊東監督は「あと1点が取れなかったね」と唇をかんだ。
8回の勝ち越しを許した場面。1死一、三塁で、今江に遊撃寄りに守るようにとの指示が徹底できなかった。結果として松井の三遊間へのゴロで三塁走者が生還。投手交代のタイミングも遅れ、指揮官は「冴えがなかった。みんなに迷惑を掛けた」と敗戦の責任を背負った。
ロッテ渡辺俊介投手(36)が今季初黒星を喫した。低めをついて試合をつくったが、2−2の同点で迎えた8回、先頭のジョーンズに内野安打を許して降板。2番手・南が踏ん張れず、内野ゴロで勝ち越しを許した。
「点を取ってもらった後にとられてしまった。捕手がうまく配球してくれた。初めてとは思えないくらい、組みやすかった」と敗戦の中でも、ヤクルトから新加入した川本との新コンビに手応えを感じていた。
ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が一時逆転となる適時打を放った。1点を追う6回、1死二、三塁のチャンスで右翼線に2点二塁打を放った。
好投のダックワースを攻略し「打ったのはカットボールだね。開幕してからピッチャーとのタイミングが少し合っていなかったが、この打席はうまくアジャストできた。自分の仕事ができたらチームの勝利につながる。次も自分のスイングをするだけだよ」とコメントした。