4月13日4月13日ソフトバンクは3回、長谷川、本多、内川の3連続適時打やラヘアの適時打、柳田の二塁打で一挙に5点。4回にも長谷川が1号ソロを放った。山田は6回途中まで2失点で2勝目。ロッテは先発の渡辺が3回もたずに降板となった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | x | 8 |
先発の渡辺が3回途中5失点でKOされ、借金1に逆戻りとなった。3回先頭の細川に14球粘られた末に四球を与え、今宮のバントはファウルのように見え細川も塁間で止まったが、判定はフェア。慌てた川本が二塁へ悪送球してピンチが広がり、この回5失点につながった。伊東監督は「不運な面もあったが、あのプレー（悪送球）で流れが変わった」と悔やんだ。
3回の5失点で勝負は決した。無死一塁から今宮の犠打はホームベース付近に転がった。これがフェアの判定となり、捕球したロッテ・川本が一塁へ悪送球。
そこから3連打を浴び、大量5失点のきっかけとなった。「（バットに）2回当たった音がしたのでファウルかと思った。自分がちゃんと一塁に投げていれば…」と川本。伊東監督も「あの犠打の処理が全て。ワンプレーで勝負が決まってしまった」と渋い顔だった。
ロッテは3回の大量失点が痛かった。無死一塁で捕手の川本が、バントの打球を二塁へ悪送球。先発の渡辺は悪い流れを断ち切れず、続く長谷川から本多、内川と3連打を浴びた。3回途中5失点で降板となった渡辺は「流れを止めて、何とかしたかった」と自らを責めた。
先発の渡辺が3回途中5失点でKOされ、借金1に逆戻りとなった。3回先頭の細川に14球粘られた末に四球を与え、今宮のバントはファウルのように見え細川も塁間で止まったが、判定はフェア。慌てた川本が二塁へ悪送球してピンチが広がり、この回5失点につながった。伊東監督は「不運な面もあったが、あのプレー（悪送球）で流れが変わった」と悔やんだ。
ロッテは0−0で迎えた3回の大量失点が痛かった。無死一塁で捕手の川本が、バントの打球を二塁へ悪送球。先発の渡辺は悪い流れを断ち切れず、続く長谷川から本多、内川と3連打を浴びた。3回途中5失点で降板となった36歳のサブマリンは「流れを止めて、何とかしたかった」と自らを責めた。
2回までは1四球のみと上々だっただけに、3回の乱調を伊東監督は「ボールが浮いていた。リズムが崩れた」と悔やんだ。
ロッテが得点力不足に苦しんでいる。6点ビハインドの5回は無死満塁から清田の遊ゴロ併殺の間と、井口の左中間二塁打で2点を返しただけ。ここ4試合では5得点だ。前日は投手陣の無失点リレーで連敗を2で止めたが、これではやはり苦しい。
伊東勤監督（50）は「先頭を出してチャンスはあったけどね。5回もヒットでつないでいけたら、いい試合ができたと思う」と振り返った。
1、3、4、5、6回と先頭を出しながら、得点できたのが5回だけだった。「なかなか足の速い選手が出ていない。そういう環境ができれば、チャンスは十分にあった」と課題を挙げた。
ロッテ井口資仁内野手（38）が6点ビハインドで迎えた5回、1点を返してなお2死三塁から左中間を破る適時二塁打を放った。
「打ったのはストレート。とにかく次につないで1点ずつ返して行くしかない。そうすれば、最後に勝ち越すチャンスは絶対に来る。今年のマリーンズは最後の最後まで諦めずに戦って、試合をモノにして来ているから、まだまだこれからだよ」と気合十分に答えた。