わたしはかもめ2013年鴎の便り(4月)

便

4月16日

北海道日本ハム3−11千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが今季最多の16安打で大勝した。井口が1−1の3回に二塁打して1点を勝ち越すと5回にも適時打を放ち、4−1。7回には今季1号ソロで試合を決めた。西野は7回途中まで3失点で2勝目。日本ハムは投手陣が崩れた。

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千葉ロッテ01102214011
北海道日本ハム0100101003

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前回初勝利のロッテ・西野が連勝「仕事できた」[サンスポ]

西野が我慢の投球で2勝目をつかんだ。9安打3四球と苦しみながらも7回途中まで3失点。「強く腕を振ることを意識して投げた。直球にも力が出て自分の投球ができた」。新湊高から育成契約で入団。5年目の今季、前回登板の8日の楽天戦(Kスタ宮城)でプロ初先発初勝利。連勝となり「走者を出しながら粘りの投球で自分の仕事ができてホッとしています」と喜んだ。

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ロッテ・井口、ドキドキ初一塁&日米250号[サンスポ]

札幌ドームが静まり返る井口ショー。日米通算250本塁打を含む4安打3打点の乱れ打ち。おまけにプロ17年目、38歳にして初の一塁スタメン。実際に打球を処理したのは2回、杉谷の一ゴロだけだったが、井口は「緊張したね。ドキドキだったよ」と笑顔が弾けた。

好調な2年目の内野手・鈴木を「二塁で使いたい」という伊東監督が思案して出した答えが井口の一塁。逆にいい緊張感が生まれた。ベテランのバットで活気づいた打線は16安打11得点で日本ハム投手陣を粉砕した。

中前打、適時二塁打、右前適時打、1号ソロと続き、三塁打が出ればサイクル安打達成となる8回の第5打席。「本当は4打席で交代だったけど、伊東監督が三塁打を打ってこいっていうからね」。1死一塁から結果はストレートの四球だったが、「3ボールからでも打ってやろうと思った」。どん欲さは衰えていない。これがなお一線で働ける礎だ。

日米通算2000安打までもあと87本。「早くクリアして、チームがCS(クライマックスシリーズ)に出られるよう集中したいね」。最後もベテランらしいセリフで締めた。

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サブロー口火!ロッテ、今季最多16安打[サンスポ]

ロッテが今季最多の16安打を放って快勝した。5試合連続で2点以下と低迷していた打線が今季最多に並ぶ11点を挙げた。

2回に今季1号ソロを放ち、チームに先制点をもたらしたサブローは「みんな、打ったんで良かったね」と表情を緩ませた。井口も4安打3打点の活躍。伊東監督は「サブローが口火を切った。ベテラン2人が助けてくれた」と褒めた。

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ロッテ・西野、我慢の投球で2勝目つかむ[サンスポ]

ロッテの22歳右腕、西野が我慢の投球で2勝目をつかんだ。9安打3四球と苦しみながらも7回途中まで3失点。「走者を出しながら粘りの投球で自分の仕事ができてホッとしています」と喜んだ。

前回登板の8日の楽天戦で初先発初勝利を飾った。この日の立ち上がりは慎重だったが、3回以降は思い切って投げた。西野は「強く腕を振ることを意識して投げた。直球にも力が出て自分の投球ができた」と手応えを口にした。

斉藤投手コーチ
「3回以降はコースを考えないで思い切って投げていた。」(西野に)
伊志嶺
「いい感じで振り抜けた。」(1号ソロ)

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ロッテ・井口、プロ初一塁手で快音連発![サンスポ]

ロッテの井口が一塁手としてプロ初先発して快音を連発した。1−1の3回2死三塁で左中間へ勝ち越し打となる強烈な二塁打を放つと、五回にも適時打で4点目。さらに7回には今季1号も飛び出した。

この日は本職の二塁ではなく一塁手として先発出場。3月13日の西武とのオープン戦で一塁を守っているが、公式戦では初めて。「リラックスして新鮮な気持ちで打席に入ることができている。しっかり自分の仕事ができて良かった」と喜んだ。

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西野、一発浴びて目が覚めた!「仕事できた」プロ2勝目[スポニチ]

育成出身のロッテ・西野が、苦しみながらもプロ2勝目を手にした。

先制してもらった直後の2回、稲葉に同点ソロを被弾。それでも「あれで開き直って、そこから腕を思い切り振って投げられた」。7回2死一、二塁の場面で降板したが、9安打3失点の粘投。8日の楽天戦(Kスタ宮城)でのプロ初先発初勝利に続いての白星に「前回より緊張したけど、自分の仕事ができてホッとした」と話した。

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井口、日米通算250号&1947試合目で初の一塁先発[スポニチ]

打球をさばいたのは、1度だけだった。2回2死一、二塁。黒いファーストミットを手にした井口は、杉谷の高いバウンドのゴロを軽快に処理。一塁カバーに入った西野に丁寧にトスした。メジャーでの4年間も含めてプロ17年、通算1947試合目。初めて一塁手としてスタメン出場した。

「プロでの最初の試合の時みたいにドキドキしたよ。でも楽しかった。リラックスして新鮮な気持ちで打席に入れたよ」。

初回の中前打で勢いに乗ると、面白いように安打を連ねた。3回2死三塁で勝ち越しの左中間二塁打。7回には左翼へ日米通算250号となる今季1号ソロだ。「あんまり数字は気にしてないよ。長くやってる結果だからね」。サイクル安打はならなかったが、4安打3打点の爆発に自然と表情もほころんだ。

38歳にして新たな挑戦だ。昨年12月、メーカーにファーストミットを発注。1月の沖縄・名護での自主トレにも持参し、2月の春季キャンプでは特守も受けた。「何ヶ所かのポジションができれば、自分の中でもプラスになる」。3月13日の西武とのオープン戦(QVCマリン)で、一塁手としてテスト。伊東監督からは「シーズンでもあるぞ」と言われた。それでも初体験。「まさか実戦でやるとは…。緊張感が全然違う」と笑ったが、バットでチームに貢献できれば満足感も違う。

二塁手・鈴木が打撃好調で、指揮官はベテランの一塁起用を決断した。「監督からは、1年間通してやってくれといわれているからね」と井口。日米通算2000安打へも残り87本。40歳までの現役も目標だ。この男、どのポジションでも絵になる。

伊東監督
「久しぶりにスコアブックに(安打の)赤が多かったね。」(打線が大量11得点)

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ロッテ井口が日米通算250号[ニッカン]

マリンガン打線が波に乗った。今季2度目の2ケタ11得点に導いたのは、ロッテの野手最年長・井口資仁内野手(38)だった。プロ入り初のファーストで先発出場し、4安打3打点と爆発した。同点の3回2死三塁で勝ち越しの左中間二塁打を放つと、7回には日米通算250号となる左越えソロをマーク。チームも4本塁打で日本ハムを圧倒し、連敗を2で止めた。

井口の打球の伸びが、ロッテの勢いを表していた。7回、左翼方向へ引っ張った118キロのスライダーは、ぐいぐい進んでスタンドイン。日米通算250号となる、今季1号ソロ。「レフトフライかと思いましたけど。伸びてくれて驚きました」。振れば飛ぶ。そんなオーラをまとっていた。

三塁打が出ればサイクル安打達成という、4打数4安打3打点。打率2割3分1厘から一気に3割台に乗せた。開幕当初は4番だったが思うような結果が出ず、ナイターの全体練習前に早出特打を行った日もあった。復調のきっかけは、伊東監督の大胆采配。公式戦初の「一塁井口」だった。

疲労軽減の意味もあり、キャンプでファーストミットをつくった。オープン戦で1度出場したものの「公式戦は全然違う。プロに入団して最初の試合くらいドキドキした」。38歳の初体験。打球処理は1度だけだったが「新鮮な気持ちで打席に立てたのが、いい結果につながったのかも」。緊張感でスイッチが入った。

野手最年長ながら、今季15試合中14試合に出場。できる時に休めて、1年間起用したい伊東監督も「こんなに打ってくれたら、はずせないよね」と頼りにしている。この日、口火を切ったのは2回のサブローの先制ソロだった。2連敗していたチームで「ベテラン2人に助けられたよ」と指揮官。勝負強さを発揮し、16安打11点の猛攻を演出した。

本塁打記録で1つの節目を迎えた井口は、ヒーローインタビューでこう言った。「次は日米通算2000本安打。早い段階でクリアして、チームがCSに出られるよう頑張りたい」。あと87安打で、またも次の大記録に手が届く。ここまで6カード中5回、ロッテは初戦に勝っているが、連勝は開幕カードだけだ。「頭を取れたんで、明日もチャンスで1本打ちたいですね」。マリーンズが乗った大きな波は、もうひと暴れしてくれそうだ。

ロッテ井口が今季初本塁打を放ち、通算本塁打は日米合計で区切りの250本になった。内訳は97〜04年のダイエー時代に149本、05〜08年の大リーグで44本、09年からのロッテで57本。

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伊東監督大勝も「明日が大事」[ニッカン]

ロッテが4本塁打含む16安打11点の猛攻で大勝した。井口資仁内野手(38)は7回に日米通算250号ソロを放ち、三塁打が出ればサイクル安打達成だったという4打数4安打3打点の活躍。

西野勇士投手(22)は先発投手陣ではチーム唯一の今季2勝目をマークした。試合前から「接戦はそろそろいいから、先発が7回まで投げて打線が6点くらい取る快勝が見たいね」と話していた伊東勤監督(50)の“予言”?通りとなった。

これで開幕のオリックス戦から6カード中5回、3連戦の初戦に勝っている。ただ現在3カード連続で負け越しており、伊東監督は「アタマは取れるんだけどな。明日が大事になってきますから」と連勝へ気合を入れ直していた。

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西野粘りの投球また連敗止める[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手(22)がまた連敗を止めた。2回に日本ハム稲葉に右中間ソロを食らったが、6回3分の2を9安打3失点と踏ん張り、先発2度目にして2勝目を挙げた。

チームの3連敗を止めた8日の楽天戦に続き、今回も2連敗でストップ。「立ち上がりは慎重にいき過ぎて、ストレートが走らなかった。3回以降はストレートにも力が出て自分のボール、ピッチングができました。先発は2試合目でしたが、前回は雨で2試合続けての先発で、緊張はしなかったのですが、今日は前回より緊張しました。ランナーを出しながら粘りの投球で、自分の仕事ができてホッとしています」と話した。

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金沢初適時打、根元2打点[ニッカン]

金沢岳捕手(28)が今季初適時打を放った。6回1死一、二塁から142キロの直球を右中間へ運ぶ二塁打とし、5点目を追加した。「ストレートに合わせて待っていました。チャンスだったので思い切っていった結果、タイムリーになって良かったです」と話した。

2死後には走者二、三塁から根元俊一内野手(29)が143キロの直球を左前に運んだ。5回の犠飛に続く2打点目で「みんなでつないでいたので、自分も後ろにつなぐ気持ちでした。取れる時に取れて良かったです」と喜んだ。

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井口が日米通算250号[ニッカン]

プロ公式戦で初めて一塁起用されたロッテ井口資仁内野手(38)が打ちまくった。

3番一塁で先発出場。同点の3回2死三塁、勝ち越しの左中間二塁打を放った。5回2死二塁でも4点目を追加する右前打。「ファーストはプロ入り初だけど、リラックスして新鮮な気持ちで打席に入ることができているのが、いい結果につながっているのかな。いい形で千葉に帰れるように」と話した。

7回には日米通算250号となる左越えソロを放ち「打ったのはスライダー。変化球にうまく合わせる事ができました。日米通算250号は特に気にしていない。長くやっている結果です。それより、いい感じで打てているのが嬉しい。この感じを大事に調子を上げていきたい」と振り返った。

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サブロー1号「負けられない」[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(36)が今季1号ソロを放った。

先頭打者で迎えた2回表、1ストライクから外角低め130キロをとらえた。打球は左中間スタンド最前部へ飛び込み、先発の西野勇士投手(22)に貴重な先制点をプレゼント。「打ったのはツーシームかな。うまいことバットが振り抜けたね。先制できたのはいいが、まだまだ序盤。この打席はたまたまホームランになったが、みんなでつないで追加点を積み重ねていきたい。今日は負けられないよ」と話した。

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