わたしはかもめ2013年鴎の便り(4月)

便

4月18日

北海道日本ハム1−5千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテの唐川が7回1失点で今季初勝利を挙げた。ボールが先行する場面もあったが、3安打に抑えた。打線は2回に鈴木の適時三塁打などで2点を先行し、3回にも2点を追加した。日本ハムは木佐貫が5回4失点と精彩を欠いた。

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千葉ロッテ0220001005
北海道日本ハム0001000001

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同級生も燃えた!ロッテ・鈴木3安打で唐川援護[サンスポ]

売り出し中のロッテ2年目・鈴木大地(東洋大)が北の大地で猛打賞。2回、先取点につながる右中間三塁打を皮切りに今季初、プロ2度目の3安打を放った。「毎試合使ってもらえるので、しっかり準備をして試合に出られるのが大きいです」と胸を張った。先発の唐川とは同級生。強力な援護射撃に「やはり特別な意識があります。助けられてよかった」と笑顔をのぞかせた。

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3度目の正直!ロッテ・唐川287日ぶり勝った[サンスポ]

入魂の105球。北の大地で、唐川に勝利の女神がほほ笑んだ。ロッテ・伊東監督が待ちに待った右腕が帰ってきた。

「早い回に点を取ってもらい、守りでもバックに助けてもらいました。勝ててよかったです」。

7回を3安打1失点に封じ、昨年7月5日の楽天戦(QVCマリン)以来287日ぶりの白星。最速は140キロながら、適度な荒れ球と98キロのスローカーブを織り交ぜ、日本ハム打線を崩した。

前回の勝利は23歳の誕生日だった。この時点でリーグトップタイの8勝目。初タイトルも見えていたが、右肘痛に襲われた。9日後の14日に登録抹消され、以後は1軍のマウンドに戻ることなくシーズンを終えた。

2軍で痛みと苦悩に苦しむ日々。それでもグラブ磨きだけは欠かさなかった。「用具を大切にしなさい。いつか必ず恩返しをしてくれる」との母・澄枝さん(55)の教えを守った。

「ほっとしたというよりも、これからという感じの方が強い。やらなきゃいけないです」。

2連敗から“3度目の正直”で得た1勝。今季こそ先発ローテを守り切る。

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ロッテ鈴木、猛打賞、同い年の唐川に復活白星アシスト[スポニチ]

「6番・二塁」で出場したロッテ・鈴木が、今季初の猛打賞。同い年の唐川の復活白星をバットで援護した。

2回1死一塁では先制の右中間三塁打。「初球のストレートを狙っていた」と、木佐貫の140キロ直球を思い切り振り抜いた。「唐川は同い年だし、特別な思いがある。先制点が取れて良かった」。唐川も「試合中も声を掛けてくれるし、本当に助けられてる」と感謝した。

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唐川、287日ぶり勝った!右肘もう大丈夫、復活7回1失点[スポニチ]

マウンド上で、ロッテの唐川は童顔をほころばせていた。3点リードの5回。味方失策などで1死一、二塁のピンチを背負った。さらに打席の陽岱鋼にカウント3ボール。それでも笑顔を見せ、4球目を投じた。136キロ直球で右飛。続く杉谷は103キロのスローカーブで二ゴロに仕留めた。287日ぶりの白星へ、大きなヤマを越えた瞬間だった。

「ああいう場面は技術どうこうじゃなく、気持ちのバランスが大事。開き直って、思い切りいこうと思った」。

3安打3四球と何度も走者を背負ったが、要所で肩の力を抜いて7回1失点。23歳の誕生日だった昨年7月5日の楽天戦(QVCマリン)以来の勝利を挙げた。「右肘は違和感なく投げられている。大丈夫だと思う」。

昨季はハーラートップに立ちながら、右肘痛を訴え、7月14日に出場選手登録を外れた。その後も右肩に違和感が生じるなど、戦列に復帰することはなかった。埼玉・浦和の2軍施設での長くつらいリハビリ。投げられない中でも唐川は毎日、必ずグラブを丁寧に磨いた。母・澄枝さん(55)の「道具を大切にすれば、必ず恩返ししてくれる」との教え。前向きな気持ちだけは失わなかった。今年1月には「野球界以外の人とも話をして、人間力も磨きたい」と、地元・千葉県の財界人らと対談。自主トレでは西武・涌井に弟子入り。長いシーズンを投げ切る体のケアの方法などを熱心に聞いた。今季ここまで2戦2敗。待ちに待った白星を手にした。

チームは開幕3連戦以来で5カードぶりの勝ち越しを決めた。伊東監督は「よく投げてくれた」と表情を緩ませたが、唐川は「今年はやらないといけない。まだここから、という感じです」。下は向くな。前を見よう。愛くるしい両目は、そう語っていた。

◇札幌Dでは無傷3勝

唐川(ロ)が7回1失点で今季初勝利。日本ハム戦は自身4連敗中だったが、11年6月28日に完封して以来2年ぶりの勝利となった。なお、前回の白星も札幌Dだったが、このカードを球場別に分けると

 
試 勝−敗 防御率
QVC
8  2−4  6.31
東京D
4  2−2  1.72
札幌D
5  3−0  3.21

敵地の両ドームで合計5勝2敗と好投し、札幌Dでは無傷の3勝だ。

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唐川287日ぶり1勝!手術右ひじ「もう大丈夫」[報知]

久しぶりの勝利の味に、少しだけほっとした表情を浮かべた。唐川が7回を3安打3四球1失点に抑え、昨年7月5日の楽天戦以来287日ぶりの白星を挙げた。「勝ててよかったです。序盤に野手の人が点を取ってくれて助かりました」と援護をくれた打線に頭を下げた。

2、7回以外は毎回走者を出したが、慌てるそぶりは見せなかった。直球の最速は140キロを記録したが、主に130キロ台のキレのある直球とスライダーを中心に組み立て、要所で100キロ台のスローカーブを使い日本ハム打線を封じた。三振は2つだけも、10個のフライアウト、7個のゴロアウトで打たせて取る投球を披露した。「直球をうまく使って、スローカーブもストライクが入って意識させることができた」と納得の表情を浮かべた。

昨年は前半戦までに8勝を挙げたが、後半戦は右肘痛のため離脱。毎年シーズン途中に故障することを防ぐため、2月のキャンプから常に肘、肩のストレッチは入念に行ってきた。これで開幕から3試合、中6日で登板しているが、「投げられているので、肘ももう大丈夫です」と万全の状態をアピールした。

唐川に1年間ローテーションを守ってもらうことを期待している、伊東監督は「よく投げてくれた。緩いカーブもうまく使えていたね」。若きエースの白星が、チームに5カードぶりの勝ち越しをもたらした。

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ロッテ、唐川の好投で5カードぶり勝ち越し[サンスポ]

ロッテは開幕3連戦以来で5カードぶりの勝ち越しを決めた。唐川が7回1失点と白星を引き寄せる好投を見せ、伊東監督は「よく投げてくれた」と表情を緩ませた。

打線も2回に鈴木の適時三塁打などで2点を先制し、主導権を渡さなかった。特に指揮官は1回に金沢が二盗を阻止した場面を勝因に挙げ「いい流れを(こちらに)持ってこれたね。走られてというのはずっと(相手に)やられているパターンだったから」と喜んだ。

福浦
「しっかり捉えることができた。何番であろうと自分の打撃をするだけ。」(4番を務めて3回に適時打)

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唐川今季初勝利!完璧中田封じ[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(23)が今季先発3戦目で初勝利を収めた。先頭の日本ハム小谷野を二塁打で出した4回に1点を失ったが、7回まで散発3安打2奪三振。最速140キロの直球に、スローカーブなど緩急をつけて打たせて取った。高校時代、ともに「ビッグ3」と呼ばれた同い年の中田は、3打数無安打に抑え込んだ。

昨夏からの右肘痛が長引き、昨年7月5日以来287日ぶりの白星。「投球術どうこうより気持ちのバランスが大事なので、開き直っていきました」と、マウンドでも笑顔を見せながら投げた。

記念のウイニングボールを手にし、「野手や一緒に投げた投手が頑張ってくれて僕のところに回ってきたので、大事にしたいと思います」と話した。

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福浦、約2年ぶり4番で適時打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(37)が、約2年ぶりの4番に入った。

2点リードの3回1死一、二塁で133キロのフォークを右翼フェンス直撃の適時打として3点目を追加した。4番は11年6月1日のヤクルト戦(QVC)以来。

「第1打席で中途半端なバッティングをしてしまっているからね。この打席はしっかり自分のスイングをしたかった。フォークをしっかりとらえることができた。何番であろうと自分のバッティングをするだけ。侑己(唐川)はまだ勝ちがついていないから何とか勝たせてあげたい。1つ勝つと乗っていけるからね」と話した。

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鈴木先制打「自分の打撃できた」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(23)が6番二塁でスタメン出場し、先制打を放った。2回1死一塁で外角140キロの直球を右中間を破る適時三塁打とした。

「ストレートでストライクを取っていたので、初球からストレートを狙っていました。バッティングの調子もいいので積極的に初球からいけました」と振り返った。

前日は1点を追う9回2死一、二塁の場面で代打に立ち、凡退で最後の打者となった。「昨日は納得のいかないバッティングをしてしまったので、引きずらないためにも最初の打席で自分のバッティングができて良かったです」と喜んだ。

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パは交流戦24戦維持方針2期開催など検討[ニッカン]

パ・リーグは18日、都内で臨時理事会を開き、セ・リーグから提案された交流戦の試合数縮小について協議し、現行の24試合を維持する方針を確認した。村山良雄理事長(オリックス球団本部長)は「ファンの声を優先しないといけない。交流戦の試合数を減らすことは、全体の試合数にかかわってくる」と、縮小する必要はないとの見解を示した。

セ・リーグから「移動日や予備日が多く間延びしている」と指摘された日程面の課題についても検討。2期に分けて開催する案や、予備日を短縮して消化できない場合は秋に組み込む案などが出た。村山理事長は「効率的にできるよう工夫していきたい。セ・リーグとも情報交換しながら協調してやっていく」と話した。

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パ・リーグ、交流戦試合数減に反対、代替案は分離開催[スポニチ]

パ・リーグの臨時理事会が18日、都内で行われ、来季交流戦の分離開催をセ・リーグに提案することを決めた。

分離開催は、セが現行のホーム&ビジター方式での1カード4試合制(全24試合)から、一方のホームのみで1カード3試合制(全18試合)に短縮することを求めていることに対する代替案として打ち出した。

ホームとビジターの試合をシーズンの前、後半に分けて開催することで、交流戦期間中の移動日や予備日を削減することが目的。村山良雄理事長(オリックス球団本部長)は「交流戦は観客動員も大きい。(試合数は)現状のままでやっていきたい。セにも働きかける」と話し、セが求める交流戦の短縮には応じない方針だ。

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セパ交流戦、試合数維持し期間短縮検討[サンスポ]

プロ野球のパ・リーグは18日、東京都内で臨時理事会を開き、セ・リーグが提案している交流戦の18試合への縮小案について話し合い、現行の24試合制を維持した上で、分離開催や、予備日の見直しによる開催期間短縮を検討することを決めた。

理事長を務めるオリックスの村山球団本部長は「交流戦が間延びしているというのがセ・リーグの主張なので、日程を工夫したい。交流戦は観客動員も大きいので現行の(24試合制の)中でやっていく」と話した。

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