わたしはかもめ2013年鴎の便り(4月)

便

4月25日

埼玉西武4−5千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが逆転勝ち。0−4の6回に川本が2点適時打し、7回に鈴木のプロ初本塁打となる2ランで同点。9回はホワイトセルのソロで勝ち越した。3番手の新人松永がプロ初勝利。西武は救援陣が踏ん張れず、連勝が3で止まった。

123456789R
千葉ロッテ0000022015
埼玉西武1003000004

ページトップ

ロッテ鈴木大地プロ1号、2番遊撃的中[ニッカン]

「鈴木大地シフト」が、ロッテの3連敗と借金生活突入を防いだ。好調の鈴木大地内野手(23)が6番から2番に昇格。2点を追う7回無死一塁で、内角137キロの直球を右翼スタンドへたたき込んだ。プロ1号の同点2ラン。「感触もばっちりでした。初ホームランがいいところで出て本当に嬉しい」と“旬”ぶりを発揮した。

「2番遊撃」は、脱連敗へ向けた伊東監督の策だった。「上位相手にミスが出ては勝てない」と、悪送球のあった根元と二遊間を入れ替え。鈴木は過去大学日本代表でも遊撃を務め、守備力は抜群。昨年8月11日以来の遊撃スタメンながら、8回はランニングスローなどで3つ全ての遊ゴロをテンポよくさばき、9回の勝ち越し劇へつなげた。

打線はさらに深刻だった。前日まで2試合でわずか2点。鈴木の打順を上げる際、指揮官はあえて中軸には入れなかった。鈴木は大砲タイプではなく中距離打者。「3番なら3番の打撃をしなきゃと思ってしまう。そこで打てる経験値はまだない」と、“つなぐ意識”で入れる2番に据えた。

本塁打の場面も、根元が出塁して一、二塁間が空いていた。鈴木は「強引にでも引っ張って二、三塁をつくろう」と打席に。プレッシャーの少なさが、大学4年春以来の“久々アーチ”を打たせた。振り返れば、プロで初めて2番遊撃出場した昨年8月2日も2安打3打点。勝負強さは持っていた。

井口を一塁へコンバートした前週に続き、またも鈴木中心のシフトがチームを救った。打率3割9分。あと9打席で規定打席に到達する頃には、1位の可能性もある。「試合開始時に、1番いい状態に持っていきたい」。潜水期間を終えた鈴木大地の“浮上”が、楽しみでならない。

鈴木大地(すずき・だいち)
1989年(平元)8月18日、静岡県小山町生まれ。静岡裾野シニア−桐蔭学園(神奈川)−東洋大。大学では5度のリーグ優勝と2度の全日本大学選手権優勝を経験。11年ドラフト3位でロッテ入団。名前の由来は同姓同名の88年ソウル五輪競泳金メダリストから。175センチ、79キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1630万円。

ページトップ

ロッテ・鈴木大地、7回同点千金プロ1号![サンスポ]

5回を終えて0−4。首位西武との直接対決で3連敗は許されない。6回に2点を返してエース涌井をマウンドから引きずり降ろすと、7回に売り出し中の鈴木が流れを引き寄せた。

2番手の岡本篤から先頭の根元が中前打。1988年ソウル五輪競泳男子背泳ぎ金メダリスト、鈴木大地にちなんで命名された23歳は「走者を進めるため、無理矢理でも引っ張ろうと思った」と2球目の内角直球を捉え、ロッテファンが陣取る右翼ポール際へ同点2ランを運んだ。

ルーキーだった昨年は2軍で1本塁打。東洋大時代も公式戦で6本しか打てなかった。「出来過ぎです。うまく体が回った。本塁打はいつか打ちたいとは思っていたけれど…」と西武のお株を奪う、つなぎの意識がプロ初本塁打につながった。

リリーフを攻略しての逆転勝ちに「完敗ムードだったのに、よく逆転してくれた。先発を崩せば何とかできると思った」と伊東監督。古巣相手に4連敗中だった指揮官は「トラウマだった。西武ドームに拒否反応を起こして、きょうは来るのが嫌だった。勝ってホッとしたよ」と西武の独走に待ったをかける1勝を喜んだ。

ページトップ

ロッテドラ1松永5球初勝利!8戦連続無失点[スポニチ]

ロッテのドラフト1位左腕・松永が5球でプロ初勝利を飾った。

同点の8回に登板し、4番スピリーから遊ゴロ3つに仕留め、9回の勝ち越しを呼んだ。メモリアル勝利だが、「1勝は1勝でしかない」と話し、ウイニングボールも「(アマ時代は)チームの打撃ボールになったりしている。知り合いで欲しい人にあげる」と笑わせた。8試合連続無失点の左腕に伊東監督は「今後もセットアッパー」と信頼を寄せた。

ホワイトセル
「重要な試合で打つことができて嬉しい。手応えが良くて打った瞬間に入ると思った。」(9回に左越え決勝4号ソロ)

ページトップ

鈴木「いつかは」打ちたかったプロ1号、4点差逆転勝ち呼ぶ[スポニチ]

23歳の端正な顔からは想像もつかない思い切りのいいスイングから生まれたロッテ・鈴木のプロ1号だった。

2点を追う7回無死一塁。「引っ張って一、三塁。強引にいこうと思った」と速球を待っていた。打球は右翼席に飛び込む同点2ラン。チームは9回に勝ち越し、首位・西武相手に4点差の逆転勝ちを呼びこんだ。

目下、売り出し中のプロ2年目。手元に戻ってきた記念のボールを手に「(東洋)大学時代は日本代表も含めて本塁打は6本かな。狙って打てる打者ではないけど、いつかは(プロでも)打ちたいと思っていた」と笑った。規定打席到達には9打席足りないが、打率.390。打順は6番から2番に上がり、守備も二塁から本職の遊撃に入った。首脳陣の起用にすぐに応えた。

西武戦の連敗を4で止め、貯金を1とした。西武の独走は許さない。伊東監督も「大きい1勝。西武ドームがトラウマになりそうだったから」。鈴木大地がチームに息吹を吹き込んだ。

ページトップ

鈴木大地、プロ2年目で1号!会心同点2ラン![報知]

鋭く振り抜いた打球が、右翼席で弾んだ。2点差で迎えた7回無死一塁。2年目の鈴木が岡本篤の直球をはじき返し、プロ初本塁打となる貴重な同点弾を放った。「直球を思い切り打った。初めてのホームランがいいところで出て嬉しい」。チームに流れをもたらした一撃に、笑みを浮かべた。

好調を支えているのは、絶対なる練習量だ。今季本拠地で行う試合前には、チームのアップ開始1時間前にはグラウンドに出て体を動かす。その後必ず行うのが、佐藤内野守備走塁コーチとの練習前の約30分間のノックだ。昨年から続けている習慣。鈴木は「守備は下半身をすごく使う。楽できないので自然と足腰が強くなった」と打撃にも与える好影響に手応えをつかんでいる。この日は、今季初めて遊撃で先発し、安定した守備も披露した。

“本家”の存在も活躍の原動力だ。昨年のオフ。今年の目標に掲げたのは、名前の由来でもある、88年ソウル五輪100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木大地さんに会うことだった。「同じ名前として、いつか自分が胸を張って会えるタイミングになったら会いたいですね」。活躍を重ね、夢を現実にしてみせる。

18日の日本ハム戦(札幌D)から先発出場で起用されてからは、ここ7試合で打率3割9分3厘、7打点とチームの好調を支えている。鈴木は「最近は試合にも出続けていて、少しずつ自信も生まれてきた」と胸を張った。ロッテの「鈴木大地」が、確実にチームにとって不可欠な存在になってきた。

ページトップ

ドラ1・松永がプロ初勝利!ホワイトセル9回V弾[報知]

ロッテが逆転勝ち。0−4の6回に川本が2点適時打し、7回に鈴木のプロ初本塁打となる2ランで同点。9回はホワイトセルのソロで勝ち越した。3番手のドラフト1位・松永がプロ初勝利。西武は救援陣が踏ん張れず、連勝が3で止まった。

松永がプロ初勝利を手にした。8回に3番手でマウンドに上がり、わずか5球で三者凡退に仕留めた。9回に味方が勝ち越して白星が転がり込んだが「実感はない。チーム全体で勝った試合」と淡々と話した。

セットアッパーを任されている左腕は「どこまで続くか分からないが、チームの戦力としていられれば」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテ・D1松永、プロ初勝利も「実感ない」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位新人、松永がプロ初勝利を手にした。8回に3番手でマウンドに上がり、わずか5球で三者凡退に仕留めた。9回に味方が勝ち越して白星が転がり込んだが「実感はない。チーム全体で勝った試合」と淡々と話した。

伊東監督は「今1番力のあるボールを投げる」と評価する。セットアッパーを任されている25歳の左腕は「どこまで続くか分からないが、チームの戦力としていられれば」と意気込んだ。

川本
「自分のせいで4点取られているので、何とか取り返したかった。的を絞って打った。」(3安打。6回の2点適時打に)

ページトップ

伊東監督「トラウマだよ」[ニッカン]

ロッテが4点差をひっくり返す逆転勝ちで、3連敗と借金生活突入を防いだ。6回以降に10安打を集めた。7回に鈴木大地内野手(23)の右越え2ランで同点とし、9回にジョシュ・ホワイトセル内野手(31)の今季4号ソロで勝ち越した。

西武への連敗も4でストップ。伊東勤監督(50)は「トラウマだよ、西武ドームに拒否反応が出てたけど、勝てて良かった」と安堵。前週に3試合連続三塁打を放った鈴木のプロ初アーチに「ここは福岡や札幌(ドーム)より狭いから、三塁打じゃなくてホームランでした」と笑った。

ページトップ

ドラ1松永プロ初勝利「感謝」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位左腕・松永昂大投手(25)がプロ初勝利を挙げた。

4点差を追いつき、同点で迎えた8回に登板。3者凡退に抑えると、直後の9回にホワイトセルが決勝ソロを放ち、10試合目の登板で勝ち星が転がり込んだ。「ラッキーと思った。親と今まで携わってきた方々に感謝したいです」と笑顔を見せた。中継ぎで防御率0.87と安定感抜群だ。

ページトップ

鈴木プロ1号「感触ばっちり」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(23)がプロ1号2ランを放った。2点を追う7回無死一塁、カウント1ボールから内角137キロの直球を右翼スタンドへ運び、同点に追いついた。

前日までの6番二塁でなく2番遊撃で出場し、結果を残した。「先頭の根元さんがでてくれたので、自分は引っ張って1、2塁間を抜きたいと思って打席に入りました。ストレートが来ると思っていたので思い切って打ちました。感触もばっちりでした。初ホームランがチームにとっていいところで出てうれしいです。自分はホームランバッターではないので、次の打席も自分のスイングを心掛けたいです。とにかく、がむしゃらで勝ちに行きます」と話した。

ページトップ

川本「つなぐ気持ち」2点打[ニッカン]

ロッテ川本良平捕手(30)が今季初打点を挙げた。4点を追う6回2死満塁で、真ん中142キロの直球を左前へ運び2点を返した。

この日3安打目。守備では自らの捕逸などで4回までに4失点しており「自分のせいで4点取られているので、何とか取り返したかった。みんながつないでくれたチャンスだったので、自分も次につなぐ気持ち。2ボールだったので的を絞って打ちました。点を取った後を唐川がしっかり3人で抑えて流れを持って来てくれた。今日は絶対に負けられませんからこれ以上の失点は防ぎたい」と話した。

ページトップ

今江が海外FA「今はチーム」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(29)が25日、出場選手登録日数が9年に達し、海外移籍が可能なフリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たした。昨季は国内FAの権利を取得したが、行使せずに残留した。今江は「シーズン中ですから。今はとにかくしっかりやること。チームのためにですね」と話した。

ページトップ