2軍で調整中のロッテの7年目右腕・大嶺が、28日のソフトバンク戦(QVCマリン)で先発することが決まった。
1軍のマウンドは11年4月17日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、2年ぶり。勝てば10年6月30日のソフトバンク戦(千葉マリン)以来、1033日ぶりの勝利となる。イースタン・リーグでは無傷の3勝で、防御率0.39と好調な大嶺は「久しぶりの1軍なので、凄く楽しみ」と話した。
千葉ロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」のメンバーで構成されたダンスボーカルユニット「Marines Music Navigation」(MMN)が27日、初のCD「Marines Dance Music Complete」を発売する。
MMNのオリジナル楽曲やM☆Splash!!のオリジナルダンスナンバー、さらにマリーンズ・ダンスアカデミー(MDA)のテーマソングの全16曲を収録した盛りだくさんの1枚で、価格は1500円(税込)。マリーンズストア(ホームプレート店、プラザ店、海浜幕張店、ECサイト)で販売するほか、イベント会場などでの臨時販売も予定している。
MMNは、球場での演出曲を手がけ、各種イベントなどでもライブを行うなど「音楽」をキーワードに活動。ボーカルユニットは他球団のチアチームにはない異色とも言える存在で、過去にM☆Splash!!が球団応援歌「WE LOVE MARINES」で“CDデビュー”をしているものの、単独でのCD発売は異例中の異例だ。
27日にQVCマリンフィールドで行われるソフトバンク戦後にはボールパークステージで発売記念ライブを開催予定。メンバーのAI(亜依)は「ぜひ遊びに来てください」とPR。
27日のソフトバンク戦に先発予定のロッテ成瀬善久投手(27)が26日、QVCマリンで最終調整を行った。
12日には摂津と投げ合い、7回無失点の好投で今季初勝利を挙げた。「前回より相手打線の調子も上がってきているし、警戒する打者も違う。あまり勝ちたいとか意識せずに自分の投球をするだけ。無駄な四球を出さず、次の投手につなぎたい」と話した。
ロッテ伊東勤監督(50)が自身初の著書を4月30日に発売する。タイトルは「伊東勤 勝負師 〜名捕手に宿る常勝のDNA〜」(ベースボールマガジン社、1470円)。現役時代は捕手として西武の黄金期を支え、リーグ優勝14回、日本一8回。監督としても04年の日本一に導いた“勝負師”が、自身の野球哲学、指導論を語った。
伊東監督は「これまでの半生を、この本を通じて知っていただくことで、読んでいただいた皆さまに何かヒントになることがあれば、これほど幸せなことはありません。これまで私は多くの勝負をしてきました。そして私は勝負をすることで、多くのことを学んできました。勝っておごらずに敗者への敬意を忘れることなく、負けても卑屈にならずに次の勝利を目指すための糧とする。勝負することに誠実に向き合ってきたことが自らの人間形成に大きく影響したと思っています。いや、それどころかその全てかもしれません。この本にはその自分の勝負をしてきた日々を当時、考えていたことを思い出しながら振り返っています。ファンの皆さまにもぜひ読んでいただければと思います」と話した。