わたしはかもめ2013年鴎の便り(5月)

便

5月1日

オリックス0−1千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテは0−0の7回1死二塁、鈴木の三塁打で挙げた1点を継投で守り切った。先発の西野は球威、制球ともに上々で、8回途中を無失点で3勝目。オリックスはプロ初登板の松葉が6回無失点だったが、打線が振るわなかった。

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千葉ロッテ0000001001
オリックス0000000000

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ロッテ西野、美術的制球で3勝[ニッカン]

ピンチでも、ロッテ西野勇士投手(22)の制球は狂わなかった。1回2死一、三塁と5回2死二塁。いずれも外角低めいっぱいにフォークを落とし、投ゴロと空振り三振に仕留めた。得点圏に走者を背負ったのはこの2回だけ。「初球から振ってくるというデータがあった。真っ直ぐが良かったので、フォークを振ってくれました」と振り返った。

7回1/3を4安打8奪三振無失点。李大浩への四球を除くと、打者26人に対しボール先行は7回。そこから3ボールは1度もなかった。糸を引くような精密なコントロール。手先の器用さは高校時代に培った。

西野は選択授業で、野球部員では異例の美術を履修していた。当時の監督で、美術教諭でもある新湊・手操能人(てぐりよしひと)部長(53)は「油絵とか彫刻とか、細かい作業をやらせました」と話す。絵筆を持たせれば写実的な自画像を、彫刻刀を握らせれば繊細な像をつくり出した。キャンプ参加のため卒業式を欠席した西野の作品は、後輩の“手本”として今も母校に置いてあるほどだ。

「同い年には負けたくない」と、抜群の安定感で松葉との投手戦を制した。今季3度目の連敗ストップで3勝目。支配下登録1年目の2ケタ勝利も見えてくるが「まだまだ。自分をアピールしなきゃという気持ちの方が強い。少しでも長く1軍にいたいです」。初々しさを残す22歳が、チームを再び貯金生活に引き戻した。

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育成出身のロッテ・西野、3度目の連敗ストップ[サンスポ]

育成選手からオフに支配下選手登録された西野が8回途中無失点の好投で3勝目。3度目の連敗ストッパーとなった。「どんどんストライクが取れて、調子がよかった。連敗を止めれば、アピールとしても大きいと思う」と満足げな表情。再び貯金を1とし、伊東監督は「今日はバッテリーの勝利。(捕手の)江村はよく打者が見えていて、素晴らしかった」と絶賛した。

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ロッテ・鈴木、V三塁打!リーグトップ4本目[サンスポ]

鈴木が決勝の三塁打を放った。7回、1死二塁で「四球で出る場面ではないので、2ボールから直球1本に絞った。いい感じで打てた」と中堅・坂口の頭上を越え、一気に三塁へ。リーグトップとなる4本目の三塁打に「二塁打よりも三塁打の方がいいけれど、おまけみたいなもの。試合に出たら何か1つはやろうと思っている」と5月も好スタートを切った。

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西野チームトップタイ3勝目、フォークでバットクルクル[スポニチ]

育成出身のロッテの5年目右腕・西野が、7回1/3を無失点でエース成瀬と並ぶチームトップの3勝目を挙げた。

8奪三振のうち5個が決め球のフォーク。「直球がよかったので、打者がフォークを振ってくれた」と、5回1死二塁のピンチでは伊藤と坂口を連続で空振り三振に仕留めた。投げ合った松葉はドラフト1位ルーキー。雑草魂で同学年対決を制し「同い年には負けられないので」。3勝はいずれもチームの連敗をストップさせる勝利で「自分も1軍で通用するという実感が少しずつ出てきた」と胸を張った。

伊東監督
「よくリードした。100点やろ。」(江村に)

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西野8回途中8K無失点で3勝目[報知]

ロッテは0−0の7回1死二塁、鈴木の三塁打で挙げた1点を継投で守り切った。先発の西野は球威、制球が良く8回途中8奪三振の無失点で3勝目。

オリックスはプロ初登板のドラフト1位・松葉が6回無失点だったが、打線が振るわなかった。

西野は8回途中まで無失点。フォークボールを効果的に絡め「どんどんストライクがとれて調子は良かった」と納得顔で言った。チームの連敗ストップに貢献した右腕は「今日の勝ちでチームが流れに乗って、次も勝てるようになってくれたら嬉しい」と笑みを浮かべた。

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ロッテ・西野、エース成瀬に並ぶ3勝目[サンスポ]

ロッテの西野が成瀬に並ぶチームトップの3勝目を挙げた。オリックスの松葉と投げ合い、8回途中まで無失点。フォークボールを効果的に絡め「どんどんストライクがとれて調子は良かった」と納得顔で言った。

育成選手からオフに支配下選手登録された。またもチームの連敗ストップに貢献した右腕は「今日の勝ちでチームが流れに乗って、次も勝てるようになってくれたら嬉しい」と笑みを浮かべた。

伊東監督
「良くリードした。100点やろ。」(江村に)
江村
「ゼロに抑えた実感は全然ない。投手の投げたい球を投げるのが1番。」(3投手による無失点リレーを好リード)
鈴木
「しっかりたたくことができた。抜けてくれて良かった。」(7回に貴重な1点を奪う三塁打)

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育成がドラ1に勝った!西野「同い年には負けられない」[スポニチ]

育成出身の苦労人がドラ1に投げ勝った!ロッテ・西野が1日、オリックス戦で8回途中まで無失点の好投。成瀬に並ぶチームトップの3勝目を挙げた。

オリックスの先発はドラフト1位ルーキーの松葉で、西野とは同学年。対照的な経歴の2人だが、プロですでに2勝を挙げている西野は「同い年には負けられないという気持ちでした」と負けん気たっぷり。プロ初登板の松葉も6回無失点と好投したものの、救援の岸田が打たれ、軍配は西野に上がった。

ロッテの中村家国社長は今季ブレークした西野のグッズ販売について「3勝したらいいのでは」と発言。設定されたラインを達成し、グッズ販売が現実味を帯びてきた。

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伊東監督「バッテリーの勝利」[ニッカン]

ロッテが1点を守りきった。西野勇士投手(22)が7回1/3を4安打8奪三振無失点で今季3勝目。

打線は7回1死二塁で鈴木大地内野手(23)が中越えの適時三塁打を放った。開幕カードから、オリックス戦はいずれも1点差の接戦で3勝。伊東勤監督(50)は「今日はバッテリーの勝利。打線がなかなか打てない中で、素晴らしかった。(江村のリードは)100点でしょう」と若きバッテリーをべた褒め。チームは貯金1とした。

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鈴木が中越えの先制打[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(23)が先制打を放った。互いに無得点の7回1死二塁で、外角140キロの直球を中越え三塁打とした。

「ツーボールだったのでストレート1本に張っていて、変化球がきたら空振りでもいい気持ちで狙っていました。狙っていたストレートをしっかりたたくことができましたが、センターの追い方で捕られるかなと思いましたが、抜けてくれて良かったです。(先発の)西野も頑張っていて、何とか先に点を取ってあげたかったので、いいヒットが打てましたね」と話した。

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