わたしはかもめ2013年鴎の便り(5月)

便

5月2日

オリックス2−6千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが完勝。1回に井口の犠飛で先制。3回はホワイトセルの2点二塁打、4回には根元、角中、井口の3連続適時打で加点した。藤岡は自身の連敗を3で止め、2勝目。オリックスは東野が3回も持たず、5カード連続の負け越し。

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千葉ロッテ1023000006
オリックス0001001002

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藤岡2勝!成瀬の言葉で「楽になった」[ニッカン]

ロッテ藤岡貴裕投手(23)がオリックスを6回3安打1失点に抑え、4月3日以来となる今季2勝目を挙げた。4回1死からロッティーノに1発を浴びたが、後続を断って無失点。自身3連敗と苦しんでいた左腕の1ヶ月ぶりの白星で、チームは3カードぶりの勝ち越しを決めた。連勝で貯金を2とし、首位西武へ2.5差と迫り、反撃態勢を整えた。

藤岡がようやくトンネルを抜け出した。初のピンチを招いた2回2死一、二塁。安達の内角を突くクロスファイアで空振り三振に仕留め、強気の投球でピンチを脱した。4回ロッティーノに左越えソロを許したが、後続をピシャリで6回3安打1失点。「ここは嫌なイメージがありましたけど、しっかりゲームをつくれました」。昨年7月に2軍降格を告げられた京セラドーム大阪で今季2勝目を挙げ、笑顔を取り戻した。 苦しんだ1ヶ月だった。初先発の4月3日の日本ハム戦で白星発進。「失速せずにいきたい」と2年目の青写真を描いたが、そこからまさかの3連敗を喫した。同24日の西武戦は4回もたず自己最多の7失点でKO。ルーキーイヤーは4月に3勝したのに対し、今年は1勝のみ。1日時点で、防御率はチーム先発陣ワーストの5.47だった。表情は日に日に曇っていった。

「チームは2位なのに、自分が足を引っ張っている」。抑えなければと思うあまり、走者を背負う度力み、球速が落ち、2死から打たれる。悪循環だった。その落ち込みぶりを見かねたのが、同じ左腕のエース成瀬。西武戦後、プロ10年目で酸いも甘いも経験した先輩から技術論、精神論を伝授された。「走者を出してもかえさなければいい。少し楽になりました」。2年連続日本一に輝いた大学時代の試合映像を見て、“マインドコントロール”も試みた。少しずつ、切り替えができていった。

援護も効いた。これまで全4戦で先に失点したが、この日は5回までに6点を先制。3月の練習試合で抑えられた東野を3回途中で引きずり下ろした。藤岡は6回に打球を左手中指に受け降板。だが次回登板に影響はないという。「遅れた分、これから取り戻さないといけない。自分の中でまだ負け越しているので、次も勝って早く3勝3敗にしたいです」。次世代エースが、自力で浮上の兆しをつかんだ。

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今季3度目!ロッテ・角中、巻き返し誓う猛打賞[サンスポ]

ロッテ・角中が今季3度目の猛打賞。1回に右中間三塁打を放ち、井口の犠飛で先制のホームを踏むと、4回には5点目となる適時打。昨季の首位打者はなかなか調子が上がらなかったが、伊東監督から「姿勢を伸ばして、顔を投手に対して真っ直ぐ見なさい」とアドバイスを受けて復調。「周りの人が調子がいいので、自分が打てばもっと打線がつながる」と巻き返しを誓った。

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角中、復調兆し猛打賞、監督の助言即効「球が見えるようになった」[スポニチ]

ロッテの角中が3安打1打点と大暴れ。初回、1死から右中間三塁打を放ち、続く井口の中犠飛で先制のホームを踏んだ。4回には左前適時打、7回にも中前に運んだ。

今季3度目の猛打賞に「いいところで安打が出てよかった」。試合前の打率は.245。1日には伊東監督から「姿勢をよくして顔は投手に向けてみろ」と助言を受けた。効果はてきめん。「球が見えるようになった。アドバイスがいい結果につながった。本調子じゃないけど、これで乗っていければ」。昨季の首位打者は自らに復調の兆しを感じ取っていた。

藤岡
「しっかりゲームはつくれた。指の痛みは少しあるけど、次の登板は大丈夫。」(6回1失点で2勝目も、6回に左中指に打球を受けるアクシデント)

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藤岡「これから乗っていければ」6回1失点で2勝目[報知]

藤岡が6回3安打1失点で、4月3日の日本ハム戦以来となる今季2勝目をあげた。「先に点を取ってくれたので、走者を出しても要所で抑えられた」。6回李大浩の投ゴロを処理した際に左手中指に打球を当てこの回で降板も、自身の連敗は3で止まり安堵の表情を浮かべた。

因縁の地で雪辱を果たした。昨年6月30日のオリックス戦、2回1/3を3安打4四球3失点。プロ最短KOされ4連敗を喫し、翌日に2軍降格を言い渡された場所だ。昨年同様に自身3連敗で迎えた一戦。「登板前は嫌な印象はあったが、しっかり試合を作れた」と、成長の跡をしっかりと残した。

チームも連勝で今季最多タイの貯金2。「これからチームも自分も乗っていければ」。昨年は1つしか白星を挙げられなかった5月から、今年は巻き返す。

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ロッテ・藤岡、久々白星にも控えめ[サンスポ]

4月3日を最後に白星から遠ざかっていたロッテの藤岡が2勝目を手にした。6回まで3安打で最少失点に。打線の援護に恵まれたこともあり「気持ち的に楽に投げられた」と喜びは控えめだった。

6回に左中指に打球を受け、この回限り、100球で降板した。「痛みは少しあるが、次の登板には全然問題ない」と軽症を強調した。

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ロッテ・井口が攻撃牽引、責任感にじませる[サンスポ]

ロッテの井口が1回に東野から先制の犠飛。4回には適時二塁打で追加点をたたき出し、この回まで6得点の攻撃を引っ張った。

前日は勝ったが、打線はわずか1点に終わった。「機能しなかったのに投手が頑張ってくれた。今日は打線が奮起して盛り上げていきたい」と中軸の責任感をにじませた。

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ロッテ打線爆発!角中3安打&井口2打点[サンスポ]

ロッテは打線が奮起し9安打で6点を奪ってオリックスに連勝した。先発の藤岡は6回3安打1失点で今季2勝目(3敗)を挙げた。

ロッテ打線が久々に序盤から火を噴いた。角中、井口、ホワイトセルが、あっさりオリックス先発の東野を攻略した。

まずは角中が打線に火をつけた。フルカウントからの144キロの直球を捉えると、打球は右中間へ。強肩の右翼・糸井が捕球も、迷うことなく三塁を陥れ、続く井口の中犠飛で先制のホームを踏んだ。

3回には2死二、三塁で、3試合ぶりに出場したホワイトセルが高めの139キロの直球を右翼に弾き返す適時二塁打で、3点を追加。「得点圏で打つことができてよかった。高めのボール気味だったけれど、自分のスイングで、強い打球が打てた」と貴重な追加点を叩き出した。

4回には2番手の山田から、根元の中越え適時二塁打、角中の左前適時打、井口の左翼線への適時二塁打で3点を追加。ここ3試合は0点、1点、1点と打線が湿りがちだったが、優位に試合を進め先発の藤岡に今季2勝目をプレゼントした。

根元
「思い切り打っていこうと思っていた。」(4回に適時二塁打)

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藤岡6回打球受け降板も2勝目[ニッカン]

先発のロッテ藤岡貴裕投手(23)が6回3安打4奪三振1失点に抑え、4月3日以来となる今季2勝目を挙げた。4回1死からロッティーノに1発を浴びたものの後続を断った。

7回まで登板予定だったが、6回に左手中指に打球を受けて降板。「少し痛みはありますけど大丈夫。味方が点を取ってくれたので楽に投げられました。まだ自分の中で負け越しているので、次も勝って早く3勝3敗にしたい」と話した。

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角中4・21以来8戦ぶり適時打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が5点目を追加した。4点リードの4回2死二塁で、左前適時打を放った。4月21日の楽天戦以来8試合ぶりの適時打。

「打ったのはストレートです。真ん中に入って来た球をしっかりとらえることができました。2安打目ですが、打撃の調子はまだまだです。たまたま、結果が出ていますが、まだ自分のタイミングで打つことができていない。でも、いいところでヒットがでたので何とか乗っていきたい」と話した。

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根元「しっかりとらえた」[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(29)が4点目を追加した。4回2死二塁で131キロの直球を中越え二塁打とした。

4月21日の楽天戦以来8試合ぶりの適時打に「ツーボールだったので思い切り打っていこうと思っていました。しっかりとらえることができ、いい追加点に結びついて良かったです」と話した。

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ホワイトセルが藤岡援護2点打[ニッカン]

ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(31)が2点適時打で先発の藤岡を援護した。

1点リードの3回2死二、三塁で、139キロの直球を右越え二塁打とした。「初回に1点リードしたけど、早い回にもっと追加点をあげれば優位に試合を進められるから、得点圏で打つことができて良かった。高めのボール気味の球だったけど、自分のスイングで強い打球が打てたね」と納得の様子だった。

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井口「勢いで初球から打ちに」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が6点目を挙げた。4回2死一塁で、根元、角中に続いて3連打となる左翼線二塁打。

「打ったのはストレート。前の2人の流れで打たせてもらった。勢いで初球から打ちにいった。2死から得点できたのは大きいね。昨日は打線が機能しなくて、投手が頑張ってくれたから、今日は打線が奮起して投手も盛り上げていきたいね」と話した。

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