わたしはかもめ2013年鴎の便り(5月)

便

5月6日

福岡ソフトバンク2−5千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテが6連勝。阿部が6回1/3を4安打無失点でプロ初勝利。5四死球ながら要所を締めた。打線は2回に根元が先制打、その後も小刻みに加点した。ソフトバンクはプロ初先発の森福が2回1失点で降板。打線も精彩を欠き、3連敗。

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千葉ロッテ0111001105
福岡ソフトバンク0000000202

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ロッテ阿部6年目の初勝利!両親見守った[ニッカン]

ロッテ阿部和成投手(23)が、6年目のプロ初勝利だ。今季初登板を8度目の先発で迎え、6回1/3を4安打無失点。故郷・福岡で両親の見守る前で、ついに1勝を手にした。

待ちに待った初勝利。9回の守備をベンチで見つめる。でも、ドキドキしない。阿部には確信があった。益田は抑えてくれる。空振り三振でゲームセット。ちょっと照れた笑みを浮かべるだけだった。

試合前、益田が「行けるところまで行け。あとはオレが抑える。任せてくれ」と言いに来た。昨夏の悲劇があったから、守護神の言葉を、阿部は信じ切った。

あと1死でプロ初勝利だった。昨年8月8日、西武戦。7回2/3をソロアーチの1失点で抑えていた。9回2死、益田はカーターに同点適時打を浴び、試合は痛恨の延長11回ドロー。同学年の「初勝利って知らなかった」という“謝罪”に、不思議と気持ちを切り替えられた。あれから9ヶ月。「去年までの僕では、初回の1死一、二塁のピンチで、失点していたと思います。今年は、絶対勝つという気持ちが強かった」。タフになって1軍に帰ってきた。

唐川、藤岡、益田、中後。同学年投手はチームの中核をなしている。今年は1つ年下の西野も台頭し、初勝利も先を越された。「悔しいなという気持ちと、いい刺激もある」とライバル意識もむき出しにした。気持ちははやるが、投球は冷静に。真骨頂は3回1死満塁、ラヘアの併殺締め。「打たせて取るのが持ち味」と、自分らしさを出し切った。

福岡で1軍合流した阿部に「普段通りでいいから」と告げた伊東監督の言葉も効いた。前日、大嶺の1040日ぶり白星に続いて、6年目の初勝利。伊東監督も頼もしそうに言った。「2軍から上がってきて、すぐ結果が出る。いい風が吹いている」。

阿部和成(あべ・かずなり)
1989年(平元)5月19日、福岡県生まれ。小1から軟式野球を始め、中学までは軟式。大牟田高3年でセンバツ出場。07年高校生ドラフト4巡目でロッテ入団。11年に1軍デビューし、昨年までの2年間で9試合に登板し0勝4敗。今季推定年俸は700万円。183センチ、71キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ阿部、故郷福岡でプロ初勝利、恩人ノリと対戦したい[スポニチ]

福岡出身のロッテの6年目右腕・阿部が、地元のヤフオクドームでプロ初勝利を挙げた。

今季初先発で6回1/3を4安打無失点。「福岡で、そして両親が見に来てくれている試合で勝てて本当に良かった」とチームを今季最多の6連勝に導きホッとした表情を浮かべた。5日に日本通算2000安打を達成したDeNA・中村は父・孝次さんの知人。家族ぐるみの付き合いがあり、投手を始めた小学4年時にはストレッチや指先の鍛え方を伝授されたという。「5月6日は忘れられない記念日。(中村)ノリさんと交流戦で対戦したい」と少しだけ目を潤ませた。

井口
「いいところで打てた。阿部がプロ初勝利を挙げられるように援護できた。」(3回に今季3号ソロ)
阿部の父・孝次さん(50)
「地元に錦を飾ってくれた。無失点なんて夢のよう。孝行息子ですね。」

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6年目・阿部、プロ1勝!今季最多6連勝導いた[報知]

今季初先発の6年目右腕・阿部が6回1/3を投げて4安打無失点。プロ初勝利を挙げた。「勝てない時期もあったけど、今日勝つことができて良かったです」。故郷の福岡でつかんだ記念の白星。初体験のヒーローインタビューでは笑顔がはじけた。

偉大な先輩の記録が刺激になっていた。5日に2000安打を達成したDeNAの中村とは、阿部が小学4年の頃からの知り合い。父・孝次さん(50)が、元近鉄の村上隆行さんと知り合いだった縁で、村上さんの妹・浩子さんと結婚した中村とは、プロ入り前には毎年1回は会う身近な存在だった。登板日前日の偉業達成に、「小さい頃からお世話になっていた人だし、自分も頑張ろうと思った」と自身の好投につなげた。

指揮官の言葉にも奮い立たされた。11年から通算7試合に先発も白星なし。春のキャンプで伊東監督から「このまま“いい試合もあったね”で終わるのか、“そんなこともあったね”と笑えるかは、これからの頑張り次第だぞ」とゲキを飛ばされた。「あの言葉があったから頑張れた」と開幕2軍スタートも、イースタン・リーグで2勝、防御率2.62。そして、巡ってきたチャンスでしっかり結果を残した。

チームは今季最多の6連勝。6戦連続で先発投手に勝ち星がついた。背番号60は「まだまだシーズンは長い。これからもチームに貢献できるように頑張ります」と力強く誓った。

阿部和成(あべ・かずなり)
1989年5月19日、福岡県生まれ。23歳。大牟田高では07年のセンバツに出場も開幕戦で敗退。07年高校生ドラフト4巡目でロッテに入団。プロ入り後は12年までプロ通算9試合に登板し、0勝4敗、防御率6.06。183センチ、71キロ。右投右打。

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ロッテ・益田、同級生の阿部初勝利に安堵[サンスポ]

ロッテの益田がリーグトップの11セーブ目を挙げた。昨年8月8日の西武戦ではリードを守れず、同級生の阿部のプロ初勝利を消していた。それだけに、ほっとした表情で「後ろは任せろといっていた」と話した。

開幕から15試合連続無失点。「みんなが頑張ってつくった勝ちパターンなので、崩さないようにしたい」と力を込めた。

伊東監督
「下位バッターがよくつないでいる。接戦で勝つ方がチームにプラスになる。」
井口
「なかなか捉えられなくてファウルになっていたが、最後はしっかり捉えることができた。」(3回に3号ソロ)

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ロッテ6連勝!阿部は地元・福岡でプロ初勝利[サンスポ]

ロッテが2カード連続の3連勝で5月負けなしの6連勝を決めた。先発の阿部は6回1/3を4安打無失点でプロ初勝利。打線も12安打で5点を奪った。

この日に1軍登録されたばかりの阿部が、連勝中のチームの勢いに乗って力投した。3回、連打と四球で1死満塁とした場面は「逆に開き直って投げることができた」とラヘアを二ゴロ併殺。その後も打たせて取るピッチングでロッテ打線の反撃を抑え、昨年9月以来となる1軍登板をプロ初勝利で飾った。

福岡・大牟田高卒の6年目。両親も観戦に訪れていたそうで「両親の前で勝つことが出来てよかった」と笑顔を見せた。

好調の打線は2回、プロ初先発の森福から根元の遊撃内野安打で先制点を奪う。3回は2番手・金から井口がソロ本塁打、4回は角中の適時打で1点を追加するなど、ソフトバンクを突き放した。

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阿部、6年目のプロ初勝利!ロッテ今季初の6連勝[スポニチ]

ロッテがソフトバンクを3連破。今季初の6連勝で貯金6とした。ロッテ先発の6年目・阿部は粘りの投球で6回1/3を4安打無失点、2三振5四死球で地元・福岡でプロ初勝利を挙げた。

打線は2回2死満塁の好機で制球に苦しむソフトバンク先発の森福から、根元が内野安打を放ち先制。3回には井口がファールで粘った7球目の直球をしっかり捉え、左翼席へ3号ソロ本塁打を放ち追加点。さらに4回には角中の適時ニ塁内野安打で3−0とし、その後も効率的に得点を重ねた。

ソフトバンク・森福はプロ200戦目で初の1軍での先発。アウトは全て三振を奪うも、2回を4安打1失点で球数は56球を要し、テンポに乗り切れなかった。小刻み継投も2〜4番手投手が失点。打線は8回に2得点に奪うのがやっとで、再び借金生活に戻った。

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阿部つかんだ!6年目のプロ初勝利[報知]

ロッテが6連勝。今季初登板の先発・阿部が6回1/3を4安打無失点に抑え、プロ6年目で初勝利を挙げた。打線は2回に根元が先制打、その後も小刻みに加点した。ソフトバンクはプロ初先発の森福が2回1失点で降板。打線も精彩を欠き、3連敗。

両親らを前に、出身地で待望の1勝をつかんだ阿部は「福岡で勝てたのは本当にうれしい」と、記念のウイニングボールを手に満面の笑みを浮かべた。中学までは軟式でプレー。大牟田高から高校生ドラフト4巡目で入団し、一昨年に1軍デビューした。この日は5四死球と制球に苦しんだ右腕。「もっともっとレベルアップしたい。次はストライク先行でいかないと」と、早くも2勝目に向け意気込んだ。

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6年目の阿部がプロ初勝利[ニッカン]

ロッテ阿部和成投手(23)がプロ6年目で初勝利を挙げた。両親も観戦していた故郷の福岡で今季初登板し、6回1/3を4安打無失点に抑えた。7回に1死一、二塁とピンチを招いて降板したが、小刻みな継投でリリーフ陣が無失点にしのいだ。「初めて勝つことができて嬉しいです。両親はなかなか見る機会がないので、福岡で勝ったのはよかったです。ウイニングボールは、もちろん両親に渡します」と話した。

阿部は大牟田(福岡)から07年、高校生ドラフト4位指名で入団。11年9月のオリックス戦でプロ初登板。昨年8月の西武戦で8回途中まで1失点の好投を見せ、勝利投手の権利を持って降板も、9回2死からリリーフが打たれ初勝利が消えた。

183センチ、71キロ、右投げ右打ち。今季推定年俸700万円。

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井口が阿部援護の3号ソロ[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が3回、3号ソロを放った。

カウント2−2から真ん中に来た直球を、左中間スタンドに運んだ。対武田対策としてカーブ打ちの指示が出ていた前日5日の7回には、お手本のような左前安打で、伊東監督をうならせており、打撃は好調を維持している。

「打ったのはストレート。なかなか打ちに行ってとらえることができなくて、ファウルになっていたが、最後はしっかりとらえることができた。チームは本当にここまでいい状態で来ている。相手も必死だからこのまま行くとは思わないが、今日も全員の力で勝って千葉に帰りたい。そして、阿部がプロ初勝利を出来るようにみんなで援護していきたい」とコメントした。

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根元「必死」の先制ヘッド![ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(29)が先制の内野安打を放った。

2回2死満塁。1ストライクからの2球目をセンター方向にはじき返す。打球は遊撃手に捕られたが、ヘッドスライディングで一塁に飛び込みセーフになった。「打ったのはストレートです。先制のチャンスだったので、何とか得点に結び付けたい気持ちだけ。昨日の試合から3打席連続で三振をしていたので、必死で打ちました。際どい打球だったので、一塁までは全力で走り、無意識に頭から行ってました」と話した。

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