5月7日5月7日ロッテの荻野貴司外野手（27）が、8日の西武戦（QVC）から1軍に今季初昇格することが7日、分かった。今季初の6連勝で首位の西武を1.5差で猛追するチームに、強力な援軍が加わる。
3月上旬に発症した腰痛の影響で、開幕2軍スタートとなったが、イースタン・リーグでは33試合に出場し、3割2分の高打率をマーク。4月11日の日本ハム戦（QVC）では、二刀流ルーキー・大谷からキッチリと2点適時打を放った。この日のヤクルト戦（浦和）も「3番・中堅」で出場し、4打数3安打1打点と活躍。結果を残してチャンスを待ち続けていた。
10盗塁はリーグトップ。プロ通算130試合で52盗塁をマークしている球界屈指の俊足も健在だ。「2軍でしっかりやったので、自信を持ってやりたい」と力を込めた。
8日の西武戦に先発するロッテ西野勇士投手（22）が7日、QVCマリンで調整を行った。
前週のオリックス戦に勝って今季3勝とし、球団側が初の個人グッズとしてパスケースの発売を約束。「（電車通勤のため）電車男って言われましたからね。グッズ出るのプレッシャーですねー」と笑いながら、1軍マウンドにもだいぶ慣れた様子。
チームは6連勝中。1.5ゲーム差の西武との首位攻防戦に「チームの勢いを止めないようにいいテンポで投げていきたい」と話した。
育成出身のロッテ・西野がハーラートップに並ぶ4勝目を目指し、8日の首位・西武戦（QVCマリン）に先発する。
あと2回1/3を投げると規定投球回に達する右腕は「（投手成績の欄に）自分の名前があると嬉しいですね」。チームは6連勝で西武とのゲーム差を1.5まで縮めているが「勝ちたいけど、試合をつくることが求められている。いいリズムで入っていけたら」と、平常心を心掛けた。
西武とロッテは埼玉、千葉両県の協力を得て「埼玉vs千葉ライバルシリーズ」を開催すると7日に発表した。7月5〜7日は西武ドーム、9月6〜8日はQVCマリンで行われ、勝利チームのファンには両県の特産品がプレゼントされる。
セ、パ両リーグは7日、開幕から第1クール終了（セは1日、パは3日）までの観客動員数と平均試合時間を発表した。
昨年の同時期における1試合平均の観客動員数と比較すると、セは393人（1.5％）増の2万6801人、パが24人（0.1％）減の2万783人だった。球団別の主催試合では、セはヤクルトが4270人（28.6％）増の1万9177人、パは昨年12球団で最も減少率が大きかったオリックスが3271人（18.7％）増と最も増加した。DeNAは2年連続で10％以上の増加となる1849人（11.6％）増だった。また、平均試合時間（全試合）は3時間30分ルールを撤廃し、延長12回制を再導入したことも影響し、セが3時間18分で昨季平均より8分、パは3時間23分で、同じく13分長くなった。