わたしはかもめ2013年鴎の便り(5月)

便

5月8日

千葉ロッテ8−4埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが5季ぶりの7連勝。2回に根元、井口の適時打などで4点を先行。4回には井口、今江の適時打で2点を加え、7、8回にも1点ずつを追加した。西野は7回3失点で4勝目。西武は牧田が打ち込まれ、連勝が3で止まった。

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埼玉西武0000003014
千葉ロッテ04020011x8

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斉藤コーチ発熱緊急帰宅もロッテ7連勝[ニッカン]

ロッテが西武との首位攻防戦に先勝し、ゲーム差0.5に迫った。先発の西野勇士投手(22)が7回5安打3失点で今季4勝目。斉藤明雄投手コーチ(58)が高熱で試合開始前に球場を後にするハプニングにも動じなかった。打線は今季最多の17安打と爆発し、5年ぶりの7連勝。9日に連勝すれば首位に浮上する。

ハプニングにも負けず、ロッテ西野が今季4勝目とチーム7連勝をつかんだ。3回まで西武打線を9人に抑えるパーフェクトな立ち上がり。6回まで1安打無失点とし、6点リードの7回に4安打されて3点を返されたが、伊東監督に「十分でしょう。今日は彼が攻撃にリズムをつくってくれた」と及第点をもらった。

平常心を保った。試合開始直前に斉藤投手コーチが発熱。38度3分の高熱で「顔色がずいぶん悪かった」(伊東監督)ため、プレーボールを待たず自宅に帰っていた。いつもピンチになるとマウンドで助言をくれる人が不在。代わって川崎ブルペンコーチがベンチに入ったが「オレがびっくりしたよ。何せ初めてなので、力不足」と不測の事態にばたついた。

だが当の西野は「緊張しましたけど、大丈夫でした」と落ち着いていた。余波で試合中はブルペンにコーチが不在。いつもと違う状況にも「今日は真っ直ぐで空振りも取れていたし、押せると思った」と、イニング間も自分の考えできっちり調整した。

これで西野はエース成瀬に並ぶチーム最多の4勝目。ホームゲームでは初勝利を挙げた。規定投球回数に達し、防御率も2.15と安定。育成上がりながら結果だけ見れば“右のエース”と言える成績だ。「自分でもびっくりです」と快進撃に目をまるくした。無駄なボール球のない小気味よい投球テンポは、今季最多17安打の援護を呼び込んだ。

チーム7連勝は、08年7月以来5年ぶり。5月は1日の西野から始まり、いまだ負けなしと絶好調をキープしている。開幕当時は深刻な先発不足に陥っていたが、7連戦は全て先発投手に白星がつく嬉しい誤算。西武に0.5差と迫った。「まだ西武はうちより上にいる。今日の勝ちを明日に生かしたいね」と伊東監督。9日も勝てば首位に立つ。

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ロッテ7連勝!育成出身の西野、今季4勝目[サンスポ]

昨秋に育成選手から支配下選手登録された西野勇士が、本拠地初先発で7回3失点。4勝目を手にした。5月負け知らずのロッテは2008年7月以来の7連勝とし、首位西武に0.5ゲーム差と詰め寄った。

「(QVC)マリン初先発ですごく緊張した。先頭打者を抑えてだいぶ緊張が解けて、いいテンポで投げられた」。

年俸440万円の22歳右腕はこれまで、先発4試合は全て敵地だった。入団5年目でたどり着いた本拠地の先発マウンド。自身の3勝目から始まった連勝を止める訳にはいかなかった。

西野が投げると、打線がつながる。1、2勝目はともに11得点。この日は今季最多の17安打をマークし、伊東監督は「前回のオリックス戦(1日)でカウントを取るボールを覚えた感じで、自分の投球に余裕が出てきた。彼が攻撃にいい流れを作ってくれている。安心してベンチで見ていました」と絶賛した。

富山・新湊高から09年の育成ドラフトで入団。この日で規定投球回数に到達し、防御率2.15で7位にランクインした苦労人は「去年までは出る可能性がゼロだった訳ですから」と笑った。

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ロッテ・荻野貴、昇格即スタメンでいきなり2安打[サンスポ]

腰痛で出遅れ、今季初昇格となったロッテ・荻野貴が「7番・左翼」で出場し、2安打と活躍した。2回の第1打席で中前打を放ち「緊張して硬くなったけど、あれで楽になった。ようやくスタートラインに立てた」と安堵の表情。伊東監督も「今年初の1軍で、いきなりスタメンで、よくつなぎました」と17安打の打線の中で真っ先に名前を挙げ、復帰を喜んだ。

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西野4勝目!ロッテ5月負けなし7連勝で首位と0.5差[スポニチ]

その言葉には、何より実感がこもっていた。ロッテ・西野の本音だった「嬉いっスよね。去年までは(試合に)出る可能性すらゼロでしたから」。

4回2死まで1人の走者も許さなかった。7回に4安打を許して3点を失ったが、7三振を奪う力投。昨年の今頃は、まだ育成選手の身だった。それが、エース成瀬と並ぶチームトップの4勝目。22歳のシンデレラボーイは「自分でもびっくりです」と笑った。

本拠地・QVCマリンで初先発。「凄い緊張したけど、真っ直ぐが走っていたんで、押せるとこまで押そうと思った」。試合後には初のお立ち台、そして地元ファンの大歓声が待っていた。

08年育成ドラフト5位で入団。母校の富山・新湊入学時は体の線が細く、直球のスピードも120キロ台だった。当時の野球部監督の手操(てぐり)能人野球部長(53)は「黙々と走って努力する子だった。3年間で体重が10キロぐらい増えた」。恩師には大学進学も勧められたが、西野は「絶対にプロに行く!」と頑として譲らなかった。才能はいつ、どんな形で花開くか分からない。

試合開始直前には、斉藤投手コーチが38.3度の高熱で急遽帰宅するアクシデントも。そんなベンチ裏のドタバタも西野は意に介することなく、「そういえば、いつの間にかいなかったですね」と飄々と話した。チームは5月全勝。5年ぶりの7連勝は、1日のオリックス戦(京セラドーム)での西野の白星から始まった。西野が先発陣に刺激を与え、7試合連続で先発投手に白星がつく安定した投手力を形成している。これで4月を終えた時点で首位・西武と4.5あったゲーム差は0.5に。進撃のロッテ。西野こそチームスローガン「翔破」の象徴で、9日も勝てばついに首位に浮上する。

川崎投手コーチ
「練習中は大丈夫だったんだけど…。負けたら大変なことになっていた。」(斉藤投手コーチが発熱で帰宅し)

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井口猛打賞3打点、苦手・牧田を4回KO[スポニチ]

ロッテは4月23日の対戦(西武ドーム)で零敗を喫した西武の牧田を4回KO。今季最多、毎回の17安打と打線が爆発した。

2回には敵失で先制し、さらに1死満塁から根元、井口が適時打。3安打3打点の井口は「(牧田に対し)詰まってもいいから、コンパクトにしっかり振り切る意識だった」。試合前に「ミスした方がやられる」と選手に話したという伊東監督も「相手のミスからの得点。今日の勝ちを明日に生かしたい」と力を込めた。

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育成出身・西野が4勝!5年ぶりの7連勝呼んだ[報知]

育成出身の庶民派右腕が、堂々の下克上だ。西野は伸びのある直球にフォークを織り交ぜ、7回を5安打無四球7奪三振、3失点。WBCで日の丸を背負い、3、4月の月間MVPを受賞した牧田に堂々と投げ勝ち、今季4勝目を挙げた。「一流の投手なので、相手よりも1点少なく抑えようと思ってました。すごく嬉しいです」。チームは08年7月以来の7連勝で、首位・西武に0.5差と接近した。

無欲の勝利だった。ここまで4試合に先発し、平均7回を投げてきた。プロ初完投に色気が出始めてもおかしくはないが、自分のスタイルを貫いた。「チームが勝てればいい。7回まで投げることが自分の仕事。リズムよく投げたいと思ってます」。6点リードの7回に3点献上も、6回までは1安打無失点投球。予告通りの投球で、与えられた役割を果たした。

物欲もない。プロ初勝利を挙げた自分へのご褒美はなし。チームでは、独立リーグ出身の角中が庶民派キャラとして知られるが、「僕は庶民的なことしかしてないです」。今季年俸は440万円で、運転免許も自動車もない。西武Dなど近隣のビジター球場には電車で通勤する背番号67が、初の本拠地先発で躍動した。

打線も11安打6得点で牧田を4回でKO。毎回の17安打は今季最多で、首位攻防戦に先勝だ。伊東監督も「西野が攻撃にいい流れを作ってくれた。ベンチで安心して見ていられた」と、孝行息子の好投に目を細めた。

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ロッテ、今季最多の17安打!井口は猛打賞[サンスポ]

ロッテは今季最多の17安打を放ち西武を下した。打線を牽引したのは3安打3打点のベテランの井口。「前の打者がつないでくれるので、いい形で打点が挙げられる」と充実感に浸った。

2回に4点を先制し、着々と得点を重ねた。安定した投手力に加えて、打線にも力強さが出てきた。9日に勝てば西武と入れ替わり首位に立つ。井口は「また大事な一戦になる。勝つことが大事」と表情を引き締めた。

荻野貴
「ようやくスタートラインに立てた。まだまだこれからが勝負。」(今季初出場で先発し2安打)

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ロッテ・斉藤投手コーチ、発熱でダウン[サンスポ]

ロッテの斉藤投手コーチが高熱のために試合開始前に球場を後にした。

代わって急遽、川崎ブルペンコーチがベンチに入った。試合中にはマウンドへ足を運び投手にアドバイスするなど、慣れない仕事をこなし「なにせ、初めてなので。全然、力不足。勉強不足でしたね」と苦笑した。

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ロッテ・根元「連勝を止める訳にはいかない」[サンスポ]

ロッテが西武との首位攻防戦で2回に4点を挙げた。1死一、二塁から失策に乗じて1点を先制し、さらに満塁として根元の中前打で1点追加。2死後、井口も中前に運んで2点を奪った。井口は「当たりは良くなかったけどいい所に落ちてくれた」と喜んだ。

1日から敵地で6連勝し、上昇気流に乗って本拠地に戻ってきた。根元は「マリンで連勝を止める訳にはいかないですから」とコメントした。

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ロッテ・西野が4勝目、首位へ0.5差肉薄![サンスポ]

ロッテの5年目右腕・西野が4勝目をあげた。7回5安打3失点&7奪三振の熱投でゲームメーク。リズムのいい投球に乗った打線も17安打で8点を奪い援護。チームは7連勝で首位・西武に0.5差に迫った。

今や安定度はナンバーワンだ。今季から支配下登録され、既に3勝を挙げている西野が、先発としてプロ5年目で本拠地初見参。本拠地では開幕2戦目に中継ぎで登板したが、先発は敵地ばかり。満を持しての“凱旋(がいせん)”で、7連勝を賭けたマウンドに上がった。

2回まで4奪三振と完璧な立ち上がり。3回1死を奪ったところで規定投球回数に到達した右腕は、6回までわずか1安打に抑える圧巻の投球。7回に4本の長短打を許し3点を奪われたが、7回5安打7奪三振の熱投で4勝目をマークした。

本拠地での初お立ち台もゲットした西野は「チームがいい流れできているので止めないようにしようと思っていました」と笑顔。「7回は少し球が浮き始めたけど3点で抑えることができてよかった」とファンの声援に応えた。

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ロッテ・グライシンガーが2軍戦で6回無失点[サンスポ]

開幕直前に右肩痛を訴えたロッテ・グライシンガーが8日、QVCマリンでのイースタン・リーグ、ヤクルト戦で6回無失点と好投した。「状態は100%で、いつ呼ばれてもいいと言っていた。近いうちに(1軍で)登板があると思います」と伊東監督。しかし右腕が「投げたいのは山々だけど、1軍も雰囲気がいいので」と気を使うほど先発陣は好調で、指揮官は嬉しい悲鳴だ。

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今江適時打「流れに乗せて」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(29)が6点目を挙げた。4回2死一、二塁で123キロの直球を右前に転がした。

4月27日のソフトバンク戦以来の適時打に「流れに乗せて打たせてもらいました。ありがとうございます。自分のバッティングもこれから乗っていけるように頑張ります」と話した。

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井口2度目の適時打で猛打賞![ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が4回にこの日2度目の適時打を放った。2死三塁で直球を中前打とし、5点目を追加。この時点で3安打3打点の猛打賞で、6点目のホームも踏んだ。

「3本とも同じような当たりだね。カク(角中)が三塁打で走った後だったから、楽にかえしてあげたかった。久しぶりのマリンで負ける訳にはいかないし、いいところで回ってくるから必死だよ。ここまではいい展開で来ているから最後まで気を引き締めて戦っていくよ」と話した。

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井口が2点適時打で西野を援護[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が2点適時打を放ち、先発の西野勇士投手(22)を援護した。

2点を先制した2回、なおも2死満塁で中前打を放ち3、4点目を追加した。「(前回)西武ドームでの牧田、西野の投げ合いで、打線が援護できなくて負けたので、今日は何とか西野を援護したかった。当たりは良くなかったけどいいところに落ちてくれたね。みんなが作ってくれたチャンスをつぶさなくて良かったよ」と話した。

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根元適時打「気持ち良く」[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(29)が2点目を挙げた。敵失で1点先取した直後の2回1死満塁で、117キロのスライダーを中前へ運んだ。

「先制点を取った後だったので、1点で終わらずに追加点を取ることができて良かった。久しぶりのマリンだから気持ち良くプレーできています。マリンで連勝を止める訳にはいかないですからね」と話した。

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