セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||||
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順位 | 選手名 | 球団 | 累計票数 | 位置 | 順位 | 選手名 | 球団 | 累計票数 |
1 | 藤浪晋太郎 | 阪神 | 15,857 | 先発 | 1 | 田中将大 | 東北楽天 | 16,931 |
2 | 前田健太 | 広島 | 13,459 | 2 | 菊池雄星 | 埼玉西武 | 11,834 | |
3 | 菅野智之 | 巨人 | 7,283 | 3 | 牧田和久 | 埼玉西武 | 5,548 | |
4 | 能見篤史 | 阪神 | 5,807 | 4 | 吉川光夫 | 北海道日本ハム | 5,164 | |
5 | 内海哲也 | 巨人 | 5,411 | 5 | 攝津正 | 福岡ソフトバンク | 5,045 | |
6 | 小川泰弘 | 東京ヤクルト | 5,393 | 6 | 金子千尋 | オリックス | 4,327 | |
7 | 三浦大輔 | 横浜DeNA | 4,645 | 7 | 成瀬善久 | 千葉ロッテ | 3,657 | |
8 | 山本昌 | 中日 | 4,527 | 8 | 大谷翔平 | 北海道日本ハム | 2,282 | |
9 | 杉内俊哉 | 巨人 | 3,100 | 9 | 則本昂大 | 東北楽天 | 2,095 | |
10 | 大竹寛 | 広島 | 1,324 | 10 | 西野勇士 | 千葉ロッテ | 1,983 | |
1 | 山口鉄也 | 巨人 | 24,606 | 中継 | 1 | 増井浩俊 | 北海道日本ハム | 13,871 |
2 | 今村猛 | 広島 | 12,497 | 2 | 松永昂大 | 千葉ロッテ | 11,079 | |
3 | 福原忍 | 阪神 | 8,452 | 3 | 岩嵜翔 | 福岡ソフトバンク | 9,867 | |
4 | ソーサ | 横浜DeNA | 5,426 | 4 | 岸田護 | オリックス | 7,609 | |
5 | 田島慎二 | 中日 | 4,638 | 5 | 小山伸一郎 | 東北楽天 | 4,589 | |
1 | 岩瀬仁紀 | 中日 | 20,621 | 抑え | 1 | 平野佳寿 | オリックス | 14,922 |
2 | 西村健太朗 | 巨人 | 15,469 | 2 | 益田直也 | 千葉ロッテ | 14,220 | |
3 | ミコライオ | 広島 | 8,730 | 3 | 武田久 | 北海道日本ハム | 13,320 | |
4 | 山口俊 | 横浜DeNA | 6,935 | 4 | ファルケンボーグ | 福岡ソフトバンク | 8,273 | |
5 | 久保康友 | 阪神 | 5,566 | 5 | 大石達也 | 埼玉西武 | 8,161 | |
1 | 阿部慎之助 | 巨人 | 26,451 | 捕手 | 1 | 嶋基宏 | 東北楽天 | 23,592 |
2 | 谷繁元信 | 中日 | 16,641 | 2 | 炭谷銀仁朗 | 埼玉西武 | 14,048 | |
3 | 藤井彰人 | 阪神 | 10,435 | 3 | 鶴岡慎也 | 北海道日本ハム | 9,648 | |
4 | 高城俊人 | 横浜DeNA | 6,356 | 4 | 伊藤光 | オリックス | 7,343 | |
5 | 中村悠平 | 東京ヤクルト | 3,797 | 5 | 細川亨 | 福岡ソフトバンク | 3,725 | |
1 | ブランコ | 横浜DeNA | 31,020 | 一塁手 | 1 | 稲葉篤紀 | 北海道日本ハム | 21,107 |
2 | 新井貴浩 | 阪神 | 21,575 | 2 | 李大浩 | オリックス | 18,317 | |
3 | ロペス | 巨人 | 8,489 | 3 | 浅村栄斗 | 埼玉西武 | 9,730 | |
4 | 畠山和洋 | 東京ヤクルト | 4,862 | 4 | ラヘア | 福岡ソフトバンク | 5,024 | |
5 | 栗原健太 | 広島 | 3,301 | 5 | 福浦和也 | 千葉ロッテ | 4,984 | |
1 | 西岡剛 | 阪神 | 33,253 | 二塁手 | 1 | 井口資仁 | 千葉ロッテ | 17,216 |
2 | 内村賢介 | 横浜DeNA | 9,262 | 2 | 本多雄一 | 福岡ソフトバンク | 13,060 | |
3 | 荒木雅博 | 中日 | 7,612 | 3 | 片岡治大 | 埼玉西武 | 10,805 | |
4 | 菊池涼介 | 広島 | 6,921 | 4 | 西川遥輝 | 北海道日本ハム | 8,849 | |
5 | 寺内崇幸 | 巨人 | 4,789 | 5 | 藤田一也 | 東北楽天 | 6,658 | |
1 | ルナ | 中日 | 16,801 | 三塁手 | 1 | 松田宣浩 | 福岡ソフトバンク | 22,413 |
2 | 新井良太 | 阪神 | 13,534 | 2 | 今江敏晃 | 千葉ロッテ | 13,030 | |
3 | 中村紀洋 | 横浜DeNA | 13,489 | 3 | マギー | 東北楽天 | 9,936 | |
4 | 堂林翔太 | 広島 | 10,403 | 4 | バルディリス | オリックス | 7,783 | |
5 | 宮本慎也 | 東京ヤクルト | 8,238 | 5 | 小谷野栄一 | 北海道日本ハム | 7,278 | |
1 | 坂本勇人 | 巨人 | 25,039 | 遊撃手 | 1 | 松井稼頭央 | 東北楽天 | 18,456 |
2 | 鳥谷敬 | 阪神 | 23,683 | 2 | 大引啓次 | 北海道日本ハム | 12,950 | |
3 | 井端弘和 | 中日 | 10,287 | 3 | 今宮健太 | 福岡ソフトバンク | 9,840 | |
4 | 梵英心 | 広島 | 4,605 | 4 | 金子侑司 | 埼玉西武 | 7,562 | |
5 | 川島慶三 | 東京ヤクルト | 2,807 | 5 | 根元俊一 | 千葉ロッテ | 7,079 | |
1 | バレンティン | 東京ヤクルト | 25,304 | 外野手 | 1 | 糸井嘉男 | オリックス | 31,538 |
2 | マートン | 阪神 | 23,008 | 2 | 中田翔 | 北海道日本ハム | 30,455 | |
3 | 長野久義 | 巨人 | 20,556 | 3 | 陽岱鋼 | 北海道日本ハム | 22,053 | |
4 | 松本哲也 | 巨人 | 14,874 | 4 | 大谷翔平 | 北海道日本ハム | 22,048 | |
5 | 丸佳浩 | 広島 | 14,699 | 5 | 内川聖一 | 福岡ソフトバンク | 19,103 | |
6 | 大島洋平 | 中日 | 14,226 | 6 | 岡田幸文 | 千葉ロッテ | 12,219 | |
7 | 大和 | 阪神 | 12,340 | 7 | 角中勝也 | 千葉ロッテ | 10,911 | |
8 | 荒波翔 | 横浜DeNA | 11,762 | 8 | 栗山巧 | 埼玉西武 | 9,864 | |
9 | 廣瀬純 | 広島 | 11,714 | 9 | 秋山翔吾 | 埼玉西武 | 9,210 | |
10 | ラミレス | 横浜DeNA | 9,311 | 10 | 聖澤諒 | 東北楽天 | 7,804 | |
DH | 1 | ジョーンズ | 東北楽天 | 18,993 | ||||
2 | アブレイユ | 北海道日本ハム | 13,357 | |||||
3 | T−岡田 | オリックス | 7,875 | |||||
4 | サブロー | 千葉ロッテ | 6,881 | |||||
5 | ペーニャ | 福岡ソフトバンク | 6,124 |
5分でひっくり返します!今季両リーグ最多15度の逆転勝利を誇るロッテが「逆転グッズ」を計画中であることが4日、分かった。
その中で検討されているのが「砂時計」だ。裏返しにして逆転を呼び込もうというもので、5分で砂がなくなるという。球団関係者も「チャンスで使っていただいて、逆転への思いを込めてもらえる展開になれば面白い」と語った。
昨季は逆転勝利が20度だったが、今季は早くもそれを上回る勢い。伊東監督も「理想はもっと早い回に点を取ることだが、最後まで諦めない野球ができている」と土壇場での底力を実感している。球団はそれに先立ち、第1弾として「逆転タオル」をリーグ戦再開となる21日以降をメドに発売する予定だ。
移動日のこの日、マツダスタジアムで汗を流した選手会長の成瀬も「球団とファンが一体となれればいい」と話した。
今季逆転勝ち15試合のロッテが4日、交流戦明けに「逆転グッズ」を発売。第1弾はタオルで表に「逆転」、裏にスローガンの「翔破」の文字が入る。第2弾として逆転砂時計などの商品化が検討されている。
ロッテは4日、交流戦2位につけるなか、ローテーションを崩さず優勝を目指す。前日3日に6勝目を挙げた西野を、中5日で9日の阪神戦(甲子園)に先発させれば、交流戦であと2試合に登板が可能になる。しかし「ローテーションどおり。他にも投手はいるから」(川崎投手コーチ)と無理をさせない方針。9日は大嶺が先発し、西野は中8日でDeNA戦(QVCマリン)に回る予定だ。
キャッチボールなど軽めに約2時間の調整。ここで連勝すれば貯金15で昨年の最多貯金に並ぶ。前回の中日戦でシュートを巧みに使い、5回1失点でプロ2勝目を挙げた阿部は「内角をつかないと僕自身、投球にならない。シュートもだいぶ感覚が良くなってきている。厳しくラインくらいに投げられるようにしたい」と意気込んだ。
偉業達成のカウントダウンが始まった。井口資仁(38)の日米通算2千本安打達成まで残り41安打。ロッテでの2千本安打達成となると、故榎本喜八氏(1968年)、有藤道世氏(1985年)以来、3人目となる。実に28年ぶりの快挙だ。
「2千本安打は、プロ入りする前から思い描いていた大きな目標。こんなプレッシャーを感じることが出来る機会はめったにない。野球選手冥利につきること。プレッシャーを楽しみながら、打席に立っていきたい」。
97年にデビューし、プロ17年間で安打をコツコツと積み重ねてきた。順風満帆な野球人生のように思われる読者が多いと思うが、決してそうではない。「途中、自分の打撃を見失い、打ち方が分からなくなったこともある」。
井口が振り返るように打撃でもっとも悩みが深かったのは2000年。左肩も負傷し手術をするなど、わずか54試合の出場にとどまった。そんな時、きっかけを与えてくれたのが当時在籍していた福岡ダイエーホークスの王貞治監督(現・球団会長)の一言だった。
練習前の風呂場。シャワーを浴びていた井口の横をサウナ室から出てきた王監督が隣に立った。「俺も入団したばかりのころは三振王って呼ばれていたんだよ」。何気ない一言だった。ボソッとつぶやいたようにも聞こえた。
しかし、当時の井口には胸の奥深くまで響く言葉だった。そして、王監督はそこから、どのように三振王を返上すべく練習したかを懐かしそうに振り返ってくれた。
「迷いの中にいた僕の心をあの王監督の言葉が励ましてくれた。あの人でさえ打撃に悩んでいた。そう思うと不思議と気持ちが楽になった」。
“世界の王”と言われた男でさえ、自信を失い、悩みに悩んだ時期があった。それに比べると自分の突き当たっている壁はどれ程のものだろうか。自分も必ずこの壁を乗り越えてみせる。25歳の若者の心を奮い立たせるには十分な出来事だった。
「王監督は素晴らしくアドバイスが上手な人だった。打席に入る前に『フリー打撃のように打て』とアドバイスをいただいたことで、力みがとれてホームランを打った事もよく覚えている。監督の言葉で心に残っているものは多い」。
2013年元旦。そんな王監督から年賀状が届いた。そこには力強い字で、「名球会で待っています」というメッセージが添えられていた。胸が熱くなった。
「いい報告がしたいよね」。
日米通算2千本安打。1997年5月3日の近鉄戦から積み重ねてきた数字。その数字が物語る重み。なかなか目にすることは出来ないことだけに読者の皆様にはぜひQVCマリンフィールドに足を運んでいただき、井口に熱いエールを送って欲しい。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)