わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月5日

広島3−5千葉ロッテ(マツダスタジアム)

ロッテが競り勝ち、貯金を今季最多の14とした。1回に井口の2ランで先制。同点の5回に角中の適時三塁打で勝ち越し、6回は岡田の犠飛、9回は今江の犠飛で加点した。2番手の上野が2季ぶりの勝利。広島は6連敗で借金10。

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千葉ロッテ2000110015
広島0200000103

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根元&角中でロッテ交流戦首位返り咲き[ニッカン]

ロッテが1、2番の猛打賞コンビで、交流戦も首位に浮上した。同点の5回1死、切り込み隊長根元俊一内野手(29)が左翼線二塁打で好機を演出すると、角中勝也外野手(26)が続いた。追い込まれてからの5球目、外角低め131キロのチェンジアップをすくい上げ、右中間へ落とした。「頭に入っていた球種。そろそろ来ると思ってました」と、狙い通りの勝ち越し打だった。

角中は3回に二塁打、7回に中前打も放ち、今季5度目の猛打賞。本塁打が出ればサイクル安打達成だった。3日の日のヤクルト戦は先発9人中1、2番だけが無安打で「今日は何とかしたいと、ネモさん(根元)と話してました」。根元も先制のホームを踏むなど、二塁打2本を含む3安打2得点で、2人そろっての猛打賞となった。

好不調を基準に打線を組む伊東監督も「1、2番は余程のアクシデントがない限り代えない」と絶大な信頼を置く。角中は5月10日の試合中に左太もも裏を負傷。14日間登録を抹消されていたが、復帰後はいきなりの6連勝を飾るなどここまで8勝1敗。不在中の勝率は5割だったから、「超攻撃型2番」は勝利を呼ぶキーマンと言える。

この日は3月のWBCで日本代表監督を務めた山本浩二氏も観戦していた。久々の再会に、角中は「いいところを見せられて良かった」と笑い、復帰後初の3安打を喜んだ。上位に引っ張られた打線がともした「H」ランプは、貯金と同数の14回。6日も勝てば、シーズン前半戦を首位で折り返した昨季の最多貯金15に並ぶ。

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ロッテ・角中、5度目猛打賞「打ててよかった」[サンスポ]

ロッテ・角中が5回に右中間へ勝ち越しの三塁打を放つなど、今季5度目の猛打賞と活躍した。「打撃のいい悪いは流れがあるので、気にしていないが、3本打ててよかった」と安堵の表情。左太もも痛で戦線離脱していたが、復帰後のチームは8勝1敗の快進撃。伊東監督は「ヤツが2番に入るとそつがない打線になる」と絶大な信頼を口にした。

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ロッテ、交流戦首位奪還!昨季0勝投手で15勝[サンスポ]

これはもう、独走ムード?ロッテが広島を振り切り、貯金は今季最多の14。2位楽天との差を今季最大の4ゲームに広げ、交流戦でも首位に立った。昨季ゼロ勝の投手達が、今季既に15勝を挙げている。

この日は上野だ。1点リードの5回から登板。期待に応え、6回途中まで無失点に抑え、2年ぶりの勝利投手となった。「勝利投手の意識はなかった」と笑顔だ。

斉藤投手コーチは「みんなオープン戦は調子が悪かったし、開幕のときは全然計算していなかった。持ち場でしっかり仕事してくれている」と経験の浅い投手達をたたえた。上野は「チームは好調なので、(負けていて)点数が離れていても敗戦処理とは思っていない」と話す。好調な打線が好投を引き出し、好投が逆転を生む−。歯車がかみ合っている。

この日、テレビ解説に訪れたのは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表監督を務めた山本浩二氏(66)。ロッテからWBCに選ばれたのは角中だけ。日の丸と縁遠い投手が勝ちを重ね、打者達は今季2度目となる毎回の14安打。だから野球は面白い。

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井口、月間MVP御礼12号、昨季11本塁打を早くもクリア[スポニチ]

ロッテの井口が初回に左中間に12号2ラン。3ボール1ストライクからの速球を狙い打った。

5月の月間MVPを受賞、昨季の11本塁打を早くも超え、「今年はコンパクトに振れている。一塁を守って体の負担は軽減しているし、最後までこの調子を維持したい」。日米通算2000安打へもあと40本とし、「自分の中でも楽しみにやっている」と充実の表情だった。

上野
「チームが好調なので、点差が離れていても勝てる流れがある。」(2番手で1回2/3を無失点で2年ぶりの勝利)

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ロッテ、“最強”2番角中、復活V三塁打、交流戦首位浮上[スポニチ]

見逃せばワンバウンドになりそうなボール球。それでもロッテ・角中は狙った球を逃さない集中力があった。同点で迎えた5回1死二塁。1ボール2ストライクと追い込まれながら、大竹のチェンジアップを右中間に運び三塁打とした。

「頭に入っていた球種で、そろそろ来ると思っていたし、低くても対応できた」。初球にチェンジアップが来た後は3球続けて速球。読み勝ちだった。左太腿裏痛で戦列を離れる前の5月4日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来となる今季4度目の決勝打。侍ジャパンで監督を務めた山本浩二氏がテレビ解説で訪れる中で結果を出した。大会後初対面となった試合前には、山本氏から「ケガは大丈夫か?」と気遣いの言葉をもらった。そんな心配も無用。3回の右中間への打球で、中堅手・丸の体勢を見て二塁打とした積極果敢な走塁も含め「浩二さんにいいところを見せられて良かった」と笑った。

7回にも中前打して、5月6日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の3安打。最後の打席。本塁打が出ればサイクル安打だったが、普段通りバットは一握り短く持った。「(サイクル安打は)知らなかったですし、右投手ならともかく左投手だったので、逆方向を意識した」。しっかり四球を選び、その後4番・今江のダメ押しの中犠飛を呼んだ。

伊東監督は「カクが2番に入ると、ソツのない打線になる」と話す。角中不在の5月11日から24日の間は4勝4敗1分けの五分。今季最大に膨らんだ貯金14は2番に角中がいて、稼いできた。

毎回の14安打に、継投もはまって交流戦首位に浮上。今のロッテに死角は見当たらない。

山本浩二氏
「侍ジャパンで見せてくれた彼の良さをそのまま見せてもらった。球に食らいつく姿勢、隙をつく走塁。何より、最後の打席で四球を選んだことが素晴らしい。」

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井口、月間MVP御礼弾!交流首位浮上で最多貯金14[報知]

左中間スタンドに軽々と運んだ。初回1死二塁。井口が今季12号の先制2ランを放った。「しっかり捉えることができた。早い回に点を取れてよかった」。5月にリーグトップの9本塁打、20打点をマークし、月間MVPを受賞。その勢いのままで、序盤に流れを引き寄せる一撃となった。

この日の1安打で日米通算2000安打まであと40本。その道を支えてくれる、ファンの存在が励みだ。自身の「Facebook」上で、ファンからカウントダウンボードを募集。1安打ごとに10枚以上のボードを掲載している。「球場で掲げてくれる人もいるし、自分の中ではモチベーションになっている」と、好調の要因の1つになっている。

これでチームは交流戦単独首位に浮上し、貯金は今季最多の14。伊東監督は「井口がいきなり一発を打って勢いを呼び込んでくれた」と称賛。「今はチームが自信を持って戦えている」と好調の主軸がチームを支えている。

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月間MVP御礼弾!ロッテ・井口が12号先制2ラン[サンスポ]

ロッテが14安打の猛攻で2連勝。チームリーダー井口が1回に12号先制2ランを放ち打線に火をつけた。チームは交流戦首位に再浮上した。

5月月間MVP男の勢いは、6月に入っても止まらない。井口のバットが1回から火を噴いた。大竹の145キロの直球をバックスクリーン左へ運ぶ、先制の12号2ラン。53試合目で早くも昨年の本塁打数を上回ったスラッガーが、受賞御礼弾を披露した。

「カウント3−1だったので、的を絞って待っていた。しっかり捉えることができた」と得意の狙い打ちだ。

この日、5月の月間MVPを受賞。2011年5月以来3度目となった。「コンパクトに打つと、思った以上にボールが飛んでくれる。昨年のように、しっかり打たないと飛ばないというイメージが自分の中ではなくなって、その分気楽に打席に立てている」と笑顔で好調の要因を明かした。

昨年は6月15日に貯金15。今年と全く同じような状況から大失速し、5位に終わった。それだけに「今年は何とかチーム、自分も最後までこの調子をキープしたい。昨年みたいな悔しい思いは2度としたくない。チーム全員が同じ思い」。日頃はクールな男が、熱い思いでV奪回を宣言だ。

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阿部4回降板「不甲斐ない」[ニッカン]

ロッテの先発阿部和成投手(24)が4回5安打2四球2失点で降板した。

2点リードの2回に、先頭打者から二塁打2本含む3連打を浴びるなど、同点に追いつかれた。3、4回は無失点に抑えたが、5回の打席で代打を送られた。「最低限5回まで投げたかったのですが、自分のピッチングが安定していなかったので、代打を出されてしまった。自分の不甲斐なさに悔しいの一言です」と話した。

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角中が右中間へ適時三塁打[ニッカン]

ロッテが角中勝也外野手(26)の一打で勝ち越した。2−2の5回1死二塁から、右中間へ適時三塁打を放った。

「打ったのはチェンジアップです。頭に入っていた球種だったのでそろそろ来るかなと思っていました。うまく打つことができました。前回の試合で1、2番が打ててなかったので、今日は1、2番で何とかしたいとネモさん(根元)と話していました。いい攻撃ができました。僕らが塁に出てチャンスをつくれば3、4番が調子いいですから、頑張りたいです」と話した。

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好調井口が先制12号2ラン[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が12号2ランで先制した。1回1死二塁、3ボール1ストライクから内角低め145キロを左中間スタンドへ放り込んだ。「打ったのはストレートだね。(カウントが)3−1だったから、的を絞って待っていた。しっかりとらえることができた。5月は自分自身もいい成績で月間MVPをいただくことができた。いつもこの時期は調子がいいけど、今年は何とかチーム、そして自分も最後までこの調子をキープしていきたい。昨年みたいな悔しい思いは2度としたくない。チーム全員が同じ思い。今日も最後までしっかり自分達の野球をしていきたい」とコメントした。

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井口月間MVPに「この調子」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が、打者部門でパ・リーグの5月度「日本生命月間MVP賞」に輝いた。

リーグトップの20打点、9本塁打、59塁打をマーク。長打率6割6分3厘が同2位、16得点は2位タイだった。04年8月、11年5月に続く自身3度目の受賞。

マツダスタジアムで会見を行った井口は「予想以上にホームランが出た。昨年よりすごくコンパクトに打てているし、ボールも思った以上に飛んでくれた」とコメント。

今季は開幕後に二塁から一塁へコンバートされ「今年は体の負担もかなり軽減されている。この調子を持続したい。交流戦優勝を目指して、1本でも多くヒットを打って貢献したい」と話した。

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ロッテ・井口、充実の表情「調子持続させたい」[サンスポ]

プロ野球セ、パ両リーグは5日、5月の月間MVPを発表。ロッテの井口は一昨年の5月以来、3度目の獲得となった。9本塁打、20打点と強打で首位に立つチームを引っ張り「この調子を最後まで持続させたい」と充実した表情で話した。

長打率6割6分3厘はリーグ2位、16得点もリーグ2位タイと好結果を残した。「昨年よりコンパクトに打てているし、自分の思う以上にボールが飛んでいるので、リラックスして打席に立てている」と好調の要因を分析した。

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