わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月8日

阪神3−1千葉ロッテ(甲子園)

阪神が3連勝で今季最多の貯金11。1点を追う4回に新井貴の8号2ランで逆転。6回は無安打で貴重な加点。能見は3安打1失点で2試合連続完投勝ち。自身5連勝でリーグトップタイの6勝目。ロッテは成瀬が7回3失点で2敗目。

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千葉ロッテ0010000001
阪神00020100x3

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「誤審だ」伊東監督怒「ペナルティーを」[ニッカン]

21日ぶりに連敗を喫したロッテ伊東勤監督(50)は、怒りの矛先を審判へ向けた。1−2で迎えた6回1死満塁で、阪神藤井彰が二ゴロを放った場面。二−遊−一の併殺かと思われたが、微妙なタイミングで一塁の判定がセーフとなって2点差となった。試合後、同監督は「完全にダブルプレー。明らかな誤審にはペナルティーを科さないといけない」と怒りを爆発させた。

仮に併殺が完成して無失点なら“逆転のロッテ”といわれる終盤勝負へ持ち込めた。能見とのエース対決では1点の重みが違う。伊東監督は「アウト、セーフの判定はいくら言っても覆らないから」と、直後にはベンチから出なかったが、試合後は「1つのジャッジで締まった試合がしらける」と流れを左右した判定に納得がいかなかった。

選手も不満だった。二ゴロを処理した根元は「余裕でアウト。(打者走者の)藤井さんもアウトと言ってた」と証言。選手は抗議を意味するジェスチャーで訴えたが、覆るはずもない。苦手の阪神戦はこれで6連敗(3分け含む)。9日に藤浪との対戦を前に、伊東監督は「明日はルーキーになめられないように」と切り替えを強調した。後味の悪い敗戦を引きずる訳にはいかない。

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ロッテ、虎に6連敗…今季最少わずか3安打[サンスポ]

今季最少タイの3安打で、5月15〜18日に3連敗して以来の連敗。6回以降は1人の走者も出せず、伊東監督は「打てそうで打てなかった。少し(打線が)湿りがちで、うちらしい攻撃ができなかった」と振り返った。阪神戦は3分けを挟んで6連敗。「明日(の相手先発)はルーキー。これ以上なめられないように」と、9日に対戦する藤浪の撃破を誓った。

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判定に納得いかない伊東監督、怒「ちょっと目に余る」[スポニチ]

後味の悪い敗戦に、ロッテ・伊東監督の怒りの矛先は審判へと向けられた。

1−2の6回1死満塁。成瀬が藤井彰を二ゴロ併殺に打ち取ったかのように見えたが、佐藤一塁塁審はセーフの判定。この間に追加点を奪われた。「完全なダブルプレーやろ!ちょっと目に余るものがあるよな!」。試合後は開口一番、強い口調で判定に異議を唱え「明らかな誤審にはペナルティーを科さなければいけない。審判ももっとレベルアップしてもらわないと!」と注文を付けた。これで阪神には2敗1分け。9日は藤浪が相手となるだけに「ルーキーになめられてはダメ」と勝利を厳命した。

成瀬
「新井さんの一発は勝負した結果。もうちょっと慎重になっていれば。」(7回3失点で2敗目。被本塁打はリーグワーストタイの9本に)
根元
「甲子園での本塁打は野球人生で初。勝ちにつなげられなくて残念です。6回の判定は余裕でアウトだったけど、気持ちを切り替えたい。」(3回にバックスクリーンへ今季3号の先制ソロ)

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成瀬「新井さんへの1球」悔やむ[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(27)が7回6安打3失点で2敗目を喫した。失点した4回、6回はいずれも先頭打者のマートンに与えた四球からはじまり「その後を抑えればよかったけど、コースを狙いすぎた。結果的には、新井さんへの1球だけ」と逆転2ランを許した失投を悔やんだ。

伊東監督は「(阪神先発)能見がよかった。チャンスがない訳じゃないけど、打てそうで打てない。打線が最近湿りがちで、うちらしい攻撃ができてない。エース同士の対決では、どれだけ粘れるか。成瀬は四球が失点につながって、もったいない」と振り返った。

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根元「会心の当たり」3号ソロ[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(29)が3号先制ソロを放った。3回、能見の初球をとらえた打球は、バックスクリーンに一直線で飛び込んだ。

「打ったのはストレートです。昨年はマリンで能見さんからホームランは打っているが、いい投手なので今年も打てるなんて信じられないです。甲子園でのホームランは野球人生で初めて。しかもバックスクリーンに打てたのは自分が1番ビックリしています。会心の当たりでした」とコメントした。

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ロッテ、投打に力負け…成瀬「あの一球だけ」[サンスポ]

ロッテは投打に力負けした。成瀬は新井貴に逆転2ランを浴び、能見とのエース対決に屈した。甘くなった内角への直球を痛打された左腕は「あの一球だけ。もう少し慎重になればよかった」と悔しさを募らせた。

前の試合で4安打だった打線は今季ワーストタイの3安打。伊東監督は「うちらしい攻撃ができていない。ちょっと淡泊さが目立っている」と危機感をのぞかせた。

根元
「勝ちにつなげられなかったのが残念。」(3号ソロ)

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