わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月16日

千葉ロッテ9−5中日(QVCマリン)

ロッテは2点を追う7回に今江の2点二塁打で追い付き、代打大松の2点適時打などで、この回5点を奪って逆転した。2番手の藤岡が3回途中から7回まで無失点の好救援で4勝目。中日は7回に福谷、中田賢が打たれた。

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バースデー大松V打でロッテ17度逆転勝ち[ニッカン]

交流戦ラストゲームも逆転で締めた。リーグ首位の伊東ロッテが今季17度目の逆転勝ち。序盤に2度リードを許したが、持ち味の粘りで食い下がり7回に一挙5得点。この日が31歳バースデーだった大松尚逸外野手が代打で今季初打点となる勝ち越し2点適時打を放ち、遅ればせながらチームに貢献した。

感動的なお立ち台のはずだった。2軍暮らしが長かったロッテ大松が、今季初めて打点をマーク。しかも、同点の7回2死満塁。記録は2打点だが、失策も呼び一気に3点を挙げる決勝の右前打だ。お立ち台のヒーローに、岡田と伊志嶺が手荒い祝福。シェービングクリーム・パイで、顔面泡だらけとなった。

「いつか、こんな日が来ると信じて、2軍でもやってきました」。涙を誘うコメントだったが、顔面真っ白では締まらない。QVCのロッテファンは爆笑するしかなかった。

しかも31歳の誕生日だった。白い顔のまま右翼席のファンから、歌の祝福を受けた。「忘れられない誕生日になりました。やっと一員になれたな。これがスタートライン」と言った。

自分のいない1軍の試合をテレビで見ると「早く加わって戦いたい」と寂しい思いが募った。2軍での173打席を糧に「ジタバタしないで打席に立つ自信」をつかみ8日、約2ヶ月ぶりに1軍に帰ってきた。

キャンプから4番候補と公言していた伊東監督も「よく大松が打ってくれた。背中を見て、打てそうな雰囲気があった」と喜んだ。力みからテークバックの左ヒジが上がるクセを、矯正ポイントと指摘してきた。修正を確認して1軍に呼び「構えの硬さがなくなった。このまま自信を持ってやってくれ」と声をかけた。実子からシャンプー・リンス・育毛剤のセットを、孝行息子、大松からは17度目の逆転勝利のV打をプレゼントされた伊東監督。これ以上ない父の日になった。

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ロッテ・大松、31歳バースデーV打![サンスポ]

梅雨空が突然晴れ上がった瞬間、大松の痛烈な打球が一、二塁間を抜けていった。

7回、右翼の悪送球もあり、満塁から走者一掃となる決勝打。「何とかしたかった。2軍でやることをやってきたので、自信を持って打席に入った」と31歳の誕生日を、自らのバットで祝った。

今季は開幕5試合で2軍落ち。2軍で41試合、打率.325、5本塁打と打ち続けるも、なかなか声はかからず、8日に再昇格を果たした。

しかし、前日15日は5時間44分の激闘も野手で1人だけ出番なし。「チームに貢献できないのは、歯がゆい気持ちでいた。次にチャンスがきたら結果を出せるように、準備だけはしていた」と鬱憤を晴らした。

お立ち台には岡田と伊志嶺が乱入し、手荒い祝福。野球人生にだって“雨のち晴れ”もある。ムードメーカーがようやく帰ってきた。

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ロッテ・角中3安打!昌さんは「150キロ」想定[サンスポ]

3試合ぶりに先発の角中が3安打1打点と活躍した。2回には山本昌から左前適時打。「スピードガンより速く感じたので、150キロぐらいをイメージした」と133キロをジャストミートした。「攻守に精彩を欠いている」と昨年の首位打者にも容赦しなかった伊東監督は「彼らに1番いい薬は試合に出さないこと」としてやったりの様子だった。

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藤岡好救援で4勝目、リーグ戦再開後に先発復帰[スポニチ]

2番手で登板したロッテの藤岡が4回2/3を無失点と好救援し、4勝目を手にした。

先発・大嶺の乱調で3回途中から登板し「急遽だったけど、ゲームを壊さずに投げることができた」。ウイニングボールを父の日のプレゼントにしようとしたが「益田がスタンドに投げちゃったんです」と苦笑いした。中継ぎ転向後、7試合で2勝1敗3ホールド。伊東監督はリーグ戦再開後に先発復帰させることを明言した。

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大松31歳誕生日に今季初打点「逆転のロッテ」に追い風だ[スポニチ]

31回目の誕生日。ロッテの大松は、父への感謝の思いを一振りに込めた。7回、5−5と同点に追い付き、なお2死満塁。代打で登場し、中田賢のフォークに食らいついた。打球は一、二塁間を破る決勝2点適時打となった。

「準備だけはしていた。今までの誕生日の中でも特別な1日になった」。今季10打席目での初打点は、「満塁男」の本領発揮。この回一挙5点を挙げ、今季17度目の逆転勝利の立役者となった。

08年には24本塁打した実績がある。伊東新監督の下、4番候補に指名され、石垣島キャンプではマンツーマン指導でコンパクトなスイングへの打撃改造に取り組んだ。しかし、不振で開幕直後に2軍落ち。若手の台頭に加え、井口が一塁に回ったこともあり、昇格の声がなかなか掛からなかった。新聞などでチームの快進撃を目にするたびに「早くその中に加わりたかった。寂しい気持ちもあった」という。

そんな時に支えになったのが、父・三郎さん(61)の言葉。「腐らずに一生懸命やっていれば、必ずいいことがある」。8日に1軍に再昇格し、父の日に結果を出した。「苦労をかけたオヤジへの恩返しがモチベーションだった。少しは恩返しできたかな」。朴とつな男の表情が緩んだ。

12年7月5日の楽天戦以来の本拠地お立ち台。岡田と伊志嶺から誕生日ケーキに見立てたシェービングクリームを顔にぶつけられる手荒い祝福を受けた。「やっと戻ってきた気がする」。ファンからのハッピーバースデーの曲が心地よかった。

1軍昇格前、青山2軍監督の「戻ってくるなよ」との激励に「そのつもりです」と答えた。「スタートラインに立てた。もっとチームに貢献したい」。頼れる男の復活は、首位を走る「逆転のロッテ」にとってこれ以上ない追い風となる。

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大松、誕生日にV打!クリームの手荒い祝福「絶対2軍に戻らない」[スポニチ]

この日、31歳の誕生日を迎えた大松が7回、代打で決勝打。お立ち台でクリームを顔に塗られる手荒い祝福を受けた。

4月5日に2軍落ちし、今月8日に1軍昇格。「チームにたくさん迷惑掛けてきたんで。いつかこういう日が来ると思って練習してましたし、嬉しいです!」と絶叫。ファンも大歓声で迎えた。

「使っていただいて意気に感じましたし、何とかしようと思って打席に立ちました」と2死満塁からの右前打を振り返った。

青山2軍監督には「もう戻ってくるな」と言われ「絶対、戻ってきません」と答えた。「またリーグ戦が始まりますけど、少しでもチームに貢献できるように頑張ります」と1軍定着を誓っていた。

伊東監督
「今日は交流戦最後ということで、勝って締めたい気持ちが強かった。よく逆転してくれて、全員で勝ち取った勝利だと思います。(決勝打の大松について)彼はずっと2軍生活が長かったんで、何とかという気持ちがすごく打席でも出ていた。貴重な一打になりました。(リーグ戦再開まで)4日ほど空きますんで、いい形で休養を取って、またペナントレースに入っていけると思います。交流戦もいい戦い方ができていたんで、引き続き今日みたいに粘りのある試合をしていきたいと思います。」

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藤岡、好救援で今季4勝目「次は先発でしっかり投げられるように」[スポニチ]

3回途中からマウンドに上がったロッテ2番手・藤岡が4回2/3を無失点。流れを呼び込み、逆転勝ちを“演出”。今季4勝目が転がり込んだ。

お立ち台に立った左腕は「いい形で試合をつくれたので、それで勝ちが来たので、本当によかったと思います。昨日(5時間44分)はみんな頑張っていたので、今日はできるだけ僕が行ければと思ってマウンドに上がったので、長く投げられたのでよかったです」と相好を崩した。

不振が続き、5月10日に2軍降格。小谷2軍投手コーチと入団直後の映像を見ながら球速を取り戻すフォーム改造に取り組んだ。同28日の中日戦(ナゴヤD)でプロ初の救援登板。1軍復帰戦は2回無失点。今季3勝目を手にし、復活の糸口をつかんだ。

「今日はリリーフで投げましたが、次は先発でしっかり投げられるように頑張りたいと思います」と声を張り上げ、先発復帰を誓っていた。

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ロッテ・角中3安打!3試合ぶり先発で奮起[サンスポ]

3試合ぶりに先発の角中が3安打1打点と活躍した。2回には山本昌から左前適時打。「スピードガンより速く感じたので、150キロぐらいをイメージした」と133キロをジャストミートした。「攻守に精彩を欠いている」と昨年の首位打者にも容赦しなかった伊東監督は「彼らに1番いい薬は試合に出さないこと」としてやったりの様子だった。

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ロッテ・里崎、グライシンガーが1軍昇格へ[サンスポ]

故障で離脱していたロッテの里崎が19日の全体練習から今季初めて1軍に昇格することになった。右肩の張りを訴えた里崎は開幕1軍メンバーから外れ2軍で調整を続けていた。右上腕を故障していたグライシンガーも21日から1軍に合流する。

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ロッテ・藤岡、4勝目!先発復帰に手応え[サンスポ]

ロッテの藤岡は3回途中から2番手で登板し、4回2/3を投げて無失点の好投で4勝目を手にした。序盤から両チームとも点を奪い合う展開だった。左腕は「試合を壊さないことを考えていた。それができて良かった」と笑みを浮かべた。

交流戦では救援を任されたが、リーグ戦では本来の先発要員に戻る予定。藤岡は「色んな場面を経験させてもらった。いいイメージで先発に戻れれば」と手応えをつかんだような表情だった。

大嶺
「自分のミスで早い回にマウンドを降りてしまい申し訳ない。」(3回途中5失点)
今江
「チャンスなので思い切っていこうと思った。」(7回に2点二塁打)

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伊東監督、逆転勝利にご満悦[ニッカン]

ロッテが得意の逆転勝利で、交流戦を締めくくった。

伊東勤監督(50)は「あそこ、大松がよく打ってくれた。大嶺がゲームを作れなかったけど、藤岡や中継ぎ、抑えが我慢しながら抑えてくれた。交流戦最後で勝って締めたい気持ちが強かった。全員で勝ち取ったね。交流戦もいい戦い方。リーグ再開しても、今日のような粘りのある戦いをしたい」と満足そう。

交流戦では12球団トップの26本塁打を放ったが、伊東監督はこの日の本塁打ゼロの勝利を高く評価。「本塁打で点が取れていたけど、このところはヒット、ヒットで、元のスタイルで点が取れている。最後の2試合で、元のチームに戻ってきた。貯金もできたし、交流戦は全体的に良かった」と話した。

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大松満塁で代打→今季初適時打[ニッカン]

ロッテ大松尚逸内野手(31)が、7回2死満塁から代打で勝ち越し適時打を放った。

カウント1ボール2ストライクからのフォークを右前打。右翼手の本塁送球が失策となり、一気に3者が生還した。今江の2点適時打で追い付いた後、大松にとって今季初適時打が、この回5点目をもたらした。

「無我夢中で打ちました。これまでチームに貢献できていなかったので、どんな形でもいいから点に結びつけたかった。今日は自分の誕生日で父の日でもあるけど、自分にはそんな余裕がない。ベンチの期待に応えられたのが1番。ホッとしています」とコメントした。

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角中が勝ち越し適時打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(26)が2回、勝ち越しの適時打を放った。

同点に追いつき、なお1死一、二塁、カウント0−1からの直球を左前打とした。3試合ぶりに定位置の2番に戻り、早速起用に応え、中日先発山本昌をKOした。「1打席目にスピードガンよりも速く感じたので、この打席では150キロくらいをイメージして打席に入りました。いい当たりではなかったですが、いい所に落ちてよかったです」と話した。

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伊志嶺が同点適時打[ニッカン]

ロッテ伊志嶺翔大外野手(25)が、2回1死二塁から同点適時打を放った。江村のスクイズで1点差となった直後の1ボール2ストライク、高めに浮いた速球を、中堅左にはじき返した。「良い形で1点を返した後だったので、自分も何とか続きたかった」とコメントした。

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江村が反撃のスクイズ成功[ニッカン]

ロッテ江村直也捕手(21)が2回無死一、三塁の場面でスクイズを決めた。133キロ直球の勢いを殺し、一塁線に転がした。0−2と2点を追う中、反撃の合図となる初球スクイズだった。

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大嶺「悔しい」5失点KO[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(25)が、2回1/3と3回持たずに5失点KOされた。

1回、いきなり四球と死球で塁を埋め、1安打で2点先制を許した。3回は1死一、三塁と、走者を残してマウンドを降りた。

25歳のバースデーを白星で飾れず「交流戦最後の試合で、チームにとっても大事な試合。しっかりとゲームを作って先発の仕事をしたかったのですが、自分のミスで早い回にマウンドを降りてしまい、申し訳ないです。そして、悔しいです」とコメントした。

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