わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月17日

ロッテの7月球団ポスターに“新星”鈴木登場[サンスポ]

ロッテは7月の試合日程ポスターに鈴木がファンとともに登場することになった。昨年7月の角中は首位打者を獲得しており、球団は再現を狙う。鈴木は「ポスターになるなんて初めて。恥ずかしくもあり、嬉しくもあり光栄です」とコメント。球団は7月の活躍次第で、鈴木の名前の由来となった競泳男子のソウル五輪金メダリスト、鈴木大地氏(45)に始球式などのオファーを出すことも検討している。

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ロッテ、メジャー555発ラミレス獲り、伊東監督「強い時に補強を」[サンスポ]

ロッテは17日、23日の日本ハム戦(QVCマリン)で千葉県環境大使を務めるアルピニストの野口健氏(39)が始球式を行うと発表した。

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ロッテ、メジャー555発ラミレス獲り、伊東監督「強い時に補強を」[スポニチ]

ロッテが、メジャー通算555本塁打を放ち、現在は台湾・義大ライノズでプレーするマニー・ラミレス外野手(41)の獲得に乗り出す可能性が17日、浮上した。

かねて伊東勤監督(50)は「まだまだやれるでしょ。お客さんも呼べる」とラブコールを送ってきたが、戦力補強について林信平球団本部長(52)は「編成について監督の考えは最大限尊重したい」と強調。現場トップの意向をくむ構えを示した。

首位に立つロッテだが本塁打数はリーグ5位の41本と大砲不在は明らか。「メジャーのようにチームが強い時に補強をしたい」と指揮官はDHを任せられる強打者を補強ポイントに挙げている。ラミレスは、今季からプレーする台湾リーグで49試合に出場し、打率.352、リーグ2位の8本塁打をマークしており、実力は申し分ない。

ラミレスの台湾での月給は約240万円で、国外球団からオファーがあった場合は、移籍できる契約となっている。補強が可能な7月31日までロッテの動向から目が離せない。

マニー・ラミレス
1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれの41歳。91年ドラフト1巡目でインディアンスと契約。00年オフにFAとなりレッドソックスへ移籍。2度の世界一に貢献も、08年に三角トレードでドジャースへ。その後はホワイトソックス、レイズでプレー。メジャー通算2302試合で打率.312、555本塁打、1831打点。1メートル83、102キロ。右投げ右打ち。

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大地、“出世”ポスター抜擢、昨年ブレーク角中に続け[スポニチ]

ブレーク中のロッテ・鈴木が、7月の開催日程告知ポスターに起用される。

7月は縁起のいい「出世ポスター」だ。昨年は当時無名だった角中を抜擢。後半戦も大活躍し、首位打者を獲得した。鈴木の7月の成績次第で、球団はソウル五輪男子背泳ぎ100メートルの金メダリスト・鈴木大地氏(46)との対面プランを本格的に検討する。鈴木は「恥ずかしくもあるけど、嬉しい。抜擢に応えられるように頑張りたい」と喜んでいた。

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加藤コミ追及先送りも…7・10オーナー会議に調査間に合わない?[スポニチ]

12球団は17日、統一球問題で日本野球機構(NPB)の調査に当たる第三者機関の人選に着手した。

12球団が全権を委任したセ・リーグの鈴木清明理事長(広島球団本部長)、パ・リーグの村山良雄理事長(オリックス球団本部長)と、元東京地検特捜部長でNPB顧問弁護士の熊崎勝彦氏らが都内のNPB事務局で候補者の絞り込みを行った。

個人名は明かされなかったが、すでに数人の候補が挙がっているという。鈴木理事長は「個々に名前が出ている方がいいのか、その検討段階。決まれば発表する」と説明。村山理事長は「早くやらないといけない。絞り込みは3人程度」と話した。

第三者機関には今回の問題における事実解明と、それに伴う加藤良三コミッショナー、下田邦夫事務局長らの責任の範囲などを調査する役割が求められている。また、楽天の井上智治オーナー代行は、NPBとミズノ社の契約書に、加藤コミッショナーではなく下田事務局長のサインがあったことを確認したとし「サインができるのは機構の会長(コミッショナー)だけではないか」と問題視。一連の問題の全容はいまだ見えない。

当初は7月10日のオーナー会議までに第三者機関による調査報告書を提出する予定であったが、鈴木理事長は「全部は難しい」と説明。ある球団代表も「時間がない。中間報告では責任問題の資料にならない」と明かし、今回のオーナー会議が加藤コミッショナーらの責任を追及する場とならず、経過説明に終わる可能性を示唆した。

第三者機関
企業や組織などが、責任説明を果たし透明性を確保するために設置する合議制の組織。外部の有識者ら公正、中立な専門家によって構成され、調査や評価、提言などを行う。犯罪、法令違反や社会的非難を招くような不正行為が発生した場合などに設置される。

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[統一球問題]加藤コミッショナー進退、オリックス・宮内オーナーに一任[報知]

統一球隠蔽問題を調査するための、第三者委員会のメンバー選考会議が17日、都内で行われた。選考は広島・鈴木清明球団本部長と、オリックス・村山良雄球団本部長のセ・パ理事長の2人が中心となり、この日は元東京地検特捜部長の熊崎勝彦コミッショナー顧問、NPB関係者も交えながら、約1時間半、候補者をリストアップした。

第三者委は3人程度で構成されると見られ、今後は候補者との交渉に入る。鈴木球団本部長は「村山さんと私で進める了解を12球団に得た。交渉?すぐにでも。相手のこともあるので、メンバーは決まらないと言えない」と話し、具体名は明かさなかった。楽天の井上オーナー代行は委員会設置の意図について「何でこんなことになったのかという(組織の)ガバナンス(統治)の問題中心になる」と強調した。

調査結果は、7月10日のオーナー会議で報告の予定。オーナー会議は加藤コミッショナーの任免権も持っており、進退問題に発展する可能性もある。任免問題を正式な議題にするかは、議長であるオリックス・宮内義彦オーナーの判断に委ねられる。

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セパ理事長、第三者機関の人選を協議[サンスポ]

プロ野球の統一球を飛びやすいように変えながら公表していなかった問題で、セ・リーグ理事長の広島の鈴木清明球団本部長とパ・リーグ理事長のオリックスの村山良雄球団本部長が17日、東京都内で、経緯や事実関係などを調べるための第三者機関の候補者をリストアップした。メンバーは3人程度になる見込み。

両理事長は12球団から人選を一任されており、顧問弁護士も同席して協議した。第三者機関による調査結果は7月10日のオーナー会議で報告される予定。

また、楽天の井上智治オーナー代行は17日、統一球問題を受けて14日に行われた12球団代表者会議で、日本野球機構(NPB)とミズノ社との契約書が加藤良三コミッショナーではなく、下田邦夫事務局長によってサインされていたことを確認したと明らかにし「サインができるのは機構の会長(コミッショナー)だけではないか」と問題視した。

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[千葉魂]弱さ自覚させ、一体感醸成、伊東監督「高校野球でいい」[千葉日報]

オレ達は弱いんだ。伊東勤監督(50)は、事あるごとに口酸っぱく言い続けている。開幕直前の決起集会。「オレ達は弱い。だから束になってかからないと勝てない。1つ1つの勝利を必死に掴んでいこう」とげきを飛ばした。自信を持とう。俺達はやれる。そのように選手に呼び掛ける指揮官はいた。しかし、あえて「弱い」と力強く語った監督は初めての事だった。逆にそれが選手の心に響いた。弱い事を自覚し、弱者が強者にいかに勝つかをひたすら考え、ガムシャラにプレーする。この瞬間、新生伊東マリーンズの野球が見えた。

「ハイスクールベースボール(高校野球)だよ。確かにウチはスーパースターがいない。だけど、1人1人の力は拮抗している。だから、束になって相手にかかるんだよ。カッコいい勝ち方ではなくていい。外野フライで1点。四球からコツコツと点を重ねていく野球。そういうのでいいんだよ。プロ野球に1つぐらい高校野球みたいな野球をするチームがあってもいいじゃないか」。

選手達は指揮官の思い描く勝ち方を必死に実践した。オリックスとの開幕3連戦(QVCマリン)では、開幕から2試合連続で犠飛によるサヨナラ勝ちと、地味に勝利した。しかし、それこそが伊東監督の思い通りの勝ち方だった。その後も5月には8連勝を飾るなど、弱者の野球は快進撃を続けた。逆転勝ち17回、1点差勝利14回。この数字からも全ての勝利が紙一重の中、必死に掴み取った事が分かる。

こんな事があった。交流戦途中。勝利後も指揮官は渋い表情を浮かべていた。その直後に4連敗。グラウンドで選手達の練習をしている姿を見ながら嘆いた。「最近、ホームランがよく出ていて、ちょっと違うなと思ったんだよ。ウチの勝ち方。ウチの野球ではない。もっと泥臭く点を取らないと。ホームランの味に酔いしれているように見えた」。そう話すと自ら気を引き締めるように選手達の方へと向かった。14日の横浜DeNA戦(QVC)前の事だった。この試合で連敗は止まった。

「今の位置はたまたま。選手達は勘違いしないでほしい。もっと厳しい戦いがこれから待っている。暑くなって疲労も貯まってきてね。レギュラーを獲ること。そして勝つという事は大変な事なんだよ」。

選手、監督時代を合わせて日本シリーズに14度も出場した指揮官の言葉には重みがある。監督室に向かう廊下。ある若手選手とすれ違った。「オイ、このまま勝てると思うか?」。「ハイ、勝ちます」。「本当か?勝負はそんなに甘くないぞ」。指揮官は厳しい顔でその選手の肩をポンと叩いた。日々の会話の中でも危機感を煽ることを忘れない。ちょっとした瞬間にも伊東イズムを垣間見る事が出来る。21日、日本ハム戦(QVC・午後6時15分開始)。交流戦が終わり、レギュラーシーズンが再開される。プロ野球の中の高校野球戦法で頂点を目指す戦いは続く。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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