わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月20日

伊東監督「打たれたら罰金」大谷左腕攻め[ニッカン]

異例ローテで大谷を包囲せよ!首位ロッテがリーグ戦再開の日本ハム4連戦で、3日連続左腕を先発させることになった。“二刀流”挑戦中の相手ルーキー大谷は、右投手相手時の打率3割5分9厘に対し、左腕には6打数無安打。「左に弱いらしいね」とチェックした伊東勤監督(50)は「打たれたら罰金!それくらいの覚悟でいってもらう」とハッパを掛けた。

送り出すのは、22日からエース成瀬、藤岡、古谷の3人だ。元々成瀬の次は大嶺で右→左→右→左のジグザグローテだった。しかし大嶺が再調整で17日に登録抹消。そこへ交流戦限定で中継ぎだった藤岡が先発復帰した。珍ローテはいわば偶然の産物だが、“金の卵”封じには持ってこいという訳だ。

先陣を切る成瀬は、QVCマリンで調整を行い「もちろんインサイドを攻めないといけない。1発もある打者なので警戒します。ダメなら素直に罰金払うしかない(笑)」と不敵な笑みを浮かべた。藤岡も「復帰戦で打たれたらイメージ悪いので」と1本も許す気はない。古谷は今カードから昇格だが、5月30日のイースタン・DeNA戦で無安打無得点試合を達成するなど好調を維持している。

交流戦で主軸に座った大谷は、今回も野手で出場する可能性が高い。ロッテ投手陣とは公式戦初対決となるが、「最初が肝心。若い選手は1本打つと乗るからね。遠慮してたらプロ失格」と伊東監督。“罰金”の金額を問われ「いや、冗談だよ」と笑い飛ばしたが、左腕トリオへかける期待は本物だ。

ページトップ

新人王へ!ロッテ・西野、大谷にケンカ攻め予告[サンスポ]

パ・リーグ首位のロッテは、21日の日本ハム戦(QVCマリン)で西野勇士投手(22)が先発する。史上初となる入団5年目の新人王へ向け、日本ハムD1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=との初対決を前に、死球も辞さずの内角攻めを予告。パ・リーグ初となる育成出身の球宴出場へ、パ監督を務める栗山英樹監督(52)へアピールのチャンスでもあり、二刀流男に電車男が立ちはだかる。

「(大谷は)今まで死球当てられてますか?」。普段は物静かな西野の口から、報道陣に逆質問が飛び出した。

「うまい打撃をするとは思うけれど、本塁打はないので怖くない。当てる気はないですけれど、(内角に)いかないとダメ。遠慮していたら、活躍されるので」とキッパリ。抜群の制球を誇る右腕は、前回12日のDeNA戦で多村にプロ初死球を与えただけ。大谷はロッテ戦の5試合に出番がなく初対決となる。死球もゼロだが、挨拶代わりの内角攻めを予告した。

西野は育成出身でプロ5年目ながら、新人王の有資格者。「タイトルは分からないですけれど、自分は1軍にきて1年目なんで、新人という意識はあります」。制定から63年間、1人もいない5年目新人王へ好印象を植え付けるためにも、大谷は絶対に抑えておきたい。

さいたま市の寮から電車通勤していることにちなみ、球団は15日からパスケース(1260円)を発売。600枚が3日で完売した。「600枚も売れるってすごいですね」と西野は目を白黒させたが、この勢いで二刀流男との初対決を制す。

新人王(最優秀新人)
有資格者は支配下選手に初めて登録された年から5年以内で、前年までの累計出場数が投手として30イニング、打者として60打席以内の選手。過去には、1971年の関本四十四(巨人)、98年の小関竜也(西武)が入団4年目で受賞している。

ページトップ

ロッテ・ホワイトセル、検査のため一時帰国[サンスポ]

ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(31)が右手首関節の検査のため、20日にニューヨーク行きのデルタ機で一時帰国した。再来日は未定。

ページトップ

西野「遠慮しない」死球ゼロ・大谷の胸元えぐる![報知]

ロッテの西野勇士投手(22)が20日、大谷への内角攻めを誓った。21日の日本ハム戦(QVC)に先発する5年目右腕は、全体練習後に二刀流ルーキーについて聞かれ「死球を当てられたことあるんですか?」と報道陣に逆質問。死球がいまだにないことを聞くと「内角を攻めていかないと打たれる。遠慮していたら活躍されてしまう」と新人王を争うライバルに真っ向勝負を宣言した。

チームとしても、打者・大谷とは公式戦初対戦。伊東監督は「最初が肝心。遠慮する必要もないし、強い気持ちで攻めていって欲しい」と投手陣に要求した。交流戦明け初戦にして、10連戦の幕開けともなる一戦。背番号67は「大事な試合」と闘志を燃やした。若き右腕の“大谷封じ”から、首位を走るチームを再加速させる。

ページトップ

伊東監督が珍指令「大谷に打たれたら罰金」[スポニチ]

若い芽は早めに摘むに限る。日本ハムの二刀流ルーキー・大谷と今季初対戦するロッテの伊東監督が、珍指令を出した。

「最初が肝心。遠慮して(内角を)攻めないのはプロとして恥じるべき行為。打たれたら罰金を取ります」。

21日から日本ハムと4連戦。打者・大谷について問われた指揮官は「あれだけの結果を残しているからね。かなり質の高い打者」と並の新人ではないことを認めた。だが、目の前で安打を打たれる姿は見たくない。だから投手陣には容赦ない内角攻めを指示した。異例の罰金指令は、大谷を打線のキーマンと考えているからにほかならない。

第1戦で先発するのは今季7勝目を狙う西野。指揮官の意図は十分に理解している。大谷はここまで死球はゼロだが、育成出身の苦労人は、エリート新人との初対戦を前に「いつも通り“ビュッ、ビュッ”と攻めていきますよ。当てちゃったらごめんなさい」と不敵に笑った。2戦目以降の先発は成瀬、藤岡、古谷。大谷が苦手としている左腕3人が並ぶ。成瀬は「未知の部分はあるけど、内角を攻めないといけない。個人的に楽しみ」と言えば、藤岡は「罰金を払わないように頑張らないと、ですね」と表情を引き締めた。

首位を走るロッテだが、パ・リーグはまだまだ混戦模様なだけに油断はできない。投手陣はまずはしっかりと黄金ルーキーに洗礼を浴びせ、罰金を回避する。

ページトップ

ロッテが食指、元Rソックスのラミレスがホームシックで帰国[スポニチ]

レッドソックスなどで活躍したマニー・ラミレス外野手(41)が、今季から加入した台湾プロ野球の義大を退団したことが20日、分かった。球団によると、ニューヨークに残した家族が恋しくなったためだという。

ラミレスは打率.352、8本塁打、43打点の成績を残していた。球団は月額2万5000ドル(約240万円)だった給料を6万ドル(約580万円)に引き上げて慰留していた。日本球界では、ロッテが獲得に興味を示している。

ページトップ

ホワイトセル検査のため米出発[ニッカン]

ロッテは20日、右手首を痛めて戦列を離れているジョシュ・ホワイトセル内野手(31)が米国で検査を受けるために成田空港から出発したと発表した。

再来日の時期は未定。今季は24試合に出場し、打率2割、4本塁打、14打点で5月6日から出場選手登録を外れている。

ページトップ

西野、大谷の「内角攻める」[ニッカン]

パ・リーグ首位のロッテは成長著しい西野勇士投手(22)で再スタートを切る。チームトップタイの6勝を挙げている西野が交流戦明けとなる21日の初戦(対日本ハム)、先発マウンドに立つことになった。

「信頼してもらっているので嬉しい。結果を出すことができたらいい」と言葉に力を込めた。

時折、雨が降り天候には恵まれない中、QVCマリンフィールドで念入りにキャッチボールをして状態を確認した。

対戦する日本ハム打線には注目の新人、大谷が控える。5年目ながら昨季まで1軍登板がなかった西野も新人王の資格を持っており“ルーキー”対決となる。「遠慮していたら活躍するばっかり。内角を攻める」と持ち味の強気の投球で立ち向かうつもりだ。

ロッテは21日からいきなり10連戦と厳しい日程での戦いとなる。

伊東勤監督は「(初戦に)勝って勢いづけたい。いいスタートを切れるような投球をしてくれたら」と活躍を期待した。

ページトップ