わたしはかもめ2013年鴎の便り(6月)

便

6月24日

千葉ロッテ3−5北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムは1回に中田の2ランで先制。2回は二ゴロの間に1点を加え、3回はアブレイユのソロと稲葉の二塁打で2点を追加。武田勝は5回3失点で5勝目。武田久は5年連続の2桁セーブ。ロッテは藤岡が5失点と精彩を欠いた。

123456789R
北海道日本ハム2120000005
千葉ロッテ0030000003
斉藤投手コーチ
「中継ぎに戻す可能性もある。次も先発かは分からない。」(藤岡に)
江村
「(藤岡を)しっかりリードをしきれなかった。僕のせいで負けた。」(2回限りで途中交代)

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伊東監督KO藤岡「期待見事に裏切った」[ニッカン]

先発復帰戦となったロッテ藤岡貴裕投手(23)が3回KOで5敗目を喫した。交流戦では中継ぎで2勝を挙げ、5月9日以来の先発だったが、2本塁打含む5安打5失点。四死球も失点に絡み「全てを修正しないといけない。やってやるという気持ちでしたが思うようにいかなかった」と反省した。伊東勤監督(50)は「見事に期待を裏切ってくれた。半分も力を出せてない」と厳しく、再び中継ぎに戻す可能性も出てきた。女房役の江村も「全部逃げの配球」と打席に立つ前に2回で交代させた。

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ロッテ・伊東監督、藤岡5失点KOに激怒![サンスポ]

5月9日以来の先発となった藤岡が、3回5失点でKOされ5敗目(4勝)。捕手の江村も3回の守備から交代された。伊東監督は「見事に期待を裏切ってくれた。半分も力を出していない。オドオドして攻めの投球ができていない」とバッテリーに激怒。藤岡は「全部よくなかったので、次は修正したい」と反省したが、斉藤投手コーチは中継ぎへの再転換を示唆した。試合がなかった2位ソフトバンクとの差は1.5ゲームとなった。

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新加入のロッテ・ブラゼル、背番「32」に決定[サンスポ]

ロッテに入団が決まったクレイグ・ブラゼル内野手(33)=元阪神=が23日(日本時間24日)、米ミネソタ州でサンケイスポーツの取材に応じた。「お金もどうでもよかった。ただ日本でプレーする機会が欲しかった。一塁を守れといわれれば守るし、DHでも何の問題もない。トップのチームでプレーできるなんて、最高だ」と日本復帰の喜びを語った。背番号も「高校時代つけていた32番」に決まったと明かした。

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伊東監督、藤岡は「見事に期待を裏切った」&江村は「何を考えているんだ」[スポニチ]

ロッテの伊東監督がバッテリーにキレた。

3回5失点でKOされた先発の藤岡には「見事に期待を裏切ってくれた。何で先発だとオドオドするんだ」。さらに捕手の江村も3回の守備からベンチに下げ、「初回に(力の)弱い打者(大引)に変化球で死球。今度は中田に1ボールから速球をガツン。何を考えてるんだ」と怒り心頭だった。1ヶ月半ぶりの先発で5敗目の藤岡は「次も同じなら駄目。全てを修正しないと」と話し、江村は「僕のせいで負けた」とうなだれた。

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伊東監督、バッテリーに不満「遊びじゃないんだから」[報知]

ロッテは序盤の5失点が響いた。伊東監督の不満はバッテリーに向けられた。

藤岡は制球が定まらず3回限りで降板。交流戦で救援を任せて復調を待ったが、先発のチャンスに応えられず「見事に期待を裏切ってくれた。半分も力を出していない。先発になるとおどおどしてしまう」と落胆した。

リードした江村も左腕の良さを引き出せず、2回限りで交代させた。指揮官は「あんな配球をしていたら無理っしょ。遊びじゃないんだから」と怒りをにじませた。

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ロッテ・藤岡は5失点KO「流れを止めた」[サンスポ]

ロッテ・藤岡は5月9日の西武戦以来となる先発マウンドに上がったが、2被弾するなど3回5安打5失点と炎上。今季5敗目(4勝)を喫し、背信の“復帰戦”となった。

5月9日以来の先発となった藤岡は、3回5失点でKOされた。中継ぎで調子を上げて先発に復帰したが、中田、アブレイユに被弾し「いきなり失点してしまい、流れを止めた感じになってしまった。先発としての仕事ができなかった」とガックリ。チームはこれで7試合連続で先制点を許し、1回の失点は4試合連続となった。

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藤岡先発復帰も3回5失点KO[ニッカン]

先発復帰したロッテ藤岡貴裕投手(23)が3回でKOされた。

1回に日本ハム中田に先制2ランを許すと、2回も1死満塁から四球で出した走者をかえし1点、3回には先頭のアブレイユに被弾するなど、5安打5失点だった。交流戦期間中は中継ぎに徹していたため、5月9日以来の先発マウンドだった。

「久しぶりの先発で、昨日はチームが勝っていたので、いい流れに乗って行きたかったのですが…。いきなり失点してしまい流れを止めた感じにしてしまった。先発としての仕事ができず、こういう形でマウンドを降り、チームに迷惑を掛けてしまい申し訳ないです」と話した。

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荻野貴2号「本塁打なるとは」[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(27)が今季2号2ランを放った。5点を追う3回1死一塁から、内角低め112キロのスライダーを左中間スタンド最前部へ運んだ。

「5点差あったので、とにかく後ろにつなぐ気持ちだけです。当たり的には少し上がり過ぎていい当たりではなかったから、ホームランになるとは思わなかったです。点差を少しでも縮められたのは良かったです」と話した。

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今江適時打「何を打ったか」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(29)の適時打で2点差まで追い上げた。荻野貴の2ランで3点差に迫った3回、なおも2死一、三塁で、真ん中低め117キロをフェンス直撃の左越え二塁打とした。「何を打ったか分かりません。なんてコメントしていいか分かりませんが、点を返せたことがよかった」と話した。

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マツダオールスターゲーム2013ファン投票結果

セントラル・リーグ守備位置パシフィック・リーグ
選手名球団得票数先発投手選手名球団得票数
1前田健太249,5831田中将大159,928
2小川泰弘185,5692菊池雄星西117,798
3藤浪晋太郎154,5743吉川光夫104,802
4菅野智之81,9044攝津正72,596
5能見篤史80,7485金子千尋65,504
6山本昌74,7066牧田和久西63,361
7内海哲也54,2367西勇輝58,319
8三浦大輔51,6798成瀬善久44,149
9杉内俊哉42,4039則本昂大34,002
10大竹寛21,42410唐川侑己28,431
選手名球団得票数中継投手選手名球団得票数
1山口鉄也225,8441増井浩俊193,067
2山本哲哉179,3182岩嵜翔134,507
3今村猛173,2183松永昂大123,311
4福原忍114,1434岸田護95,984
5田島慎二56,2095ウィリアムス西79,166
選手名球団得票数抑え投手選手名球団得票数
1岩瀬仁紀212,5321平野佳寿306,215
2バーネット171,1902武田久173,395
3西村健太朗154,1413益田直也165,812
4ミコライオ117,5174大石達也西112,769
5久保康友74,5685ファルケンボーグ93,764
選手名球団得票数捕手選手名球団得票数
1阿部慎之助251,6311伊藤光240,422
2中村悠平171,5882嶋基宏229,966
3谷繁元信159,7043鶴岡慎也160,138
4藤井彰人128,3104炭谷銀仁朗西159,977
5石原慶幸85,2155細川亨69,848
選手名球団得票数一塁手選手名球団得票数
1ブランコ240,4281李大浩320,487
2新井貴浩213,2452稲葉篤紀257,439
3畠山和洋191,2743浅村栄斗西142,475
4ロペス93,4504ラヘア78,299
5栗原健太89,6875福浦和也74,920
選手名球団得票数二塁手選手名球団得票数
1西岡剛292,4501井口資仁214,744
2田中浩康175,0592本多雄一181,683
3菊池涼介108,7313片岡治大西135,870
4内村賢介96,2684西川遥輝129,810
5荒木雅博93,1025後藤光尊87,469
選手名球団得票数三塁手選手名球団得票数
1宮本慎也218,7191松田宣浩232,945
2堂林翔太160,7592バルディリス227,114
3ルナ153,0883今江敏晃168,369
4新井良太148,9564小谷野栄一152,194
5中村紀洋107,6475マギー103,085
選手名球団得票数遊撃手選手名球団得票数
1鳥谷敬269,5951松井稼頭央192,275
2坂本勇人240,9862大引啓次190,952
3川島慶三165,0883今宮健太137,571
4井端弘和102,2844金子侑司西99,721
5梵英心100,5695根元俊一84,425
選手名球団得票数外野手選手名球団得票数
1バレンティン328,0321糸井嘉男439,518
2丸佳浩311,4212中田翔339,999
3廣瀬純272,8713大谷翔平284,737
4マートン226,4264陽岱鋼278,586
5長野久義213,6895内川聖一213,875
6ミレッジ193,0546栗山巧西128,496
7松本哲也158,1447角中勝也123,188
8大和155,1738秋山翔吾西113,175
9武内晋一149,1209岡田幸文109,485
10大島洋平142,38510柳田悠岐99,493
DH選手名球団得票数
1ジョーンズ182,076
2アブレイユ181,651
3T−岡田99,836
4サブロー89,820
5ペーニャ75,187
井口
「監督、コーチの方が年齢が近い。(ソフトバンク監督の)秋山さんと喋るのが楽しみ。」

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井口「選ばれるとは」/球宴[ニッカン]

マツダオールスターゲーム2013ファン投票の二塁手部門で、ロッテ井口資仁内野手(38)が選出された。

5年連続9度目の出場となる。今季は開幕直後に一塁へコンバートされており「セカンドでノミネートされたので、まさかトップで選ばれるとは思っていなかった。ありがたい。どこのポジションで出るか分からないから、セカンドも練習しとかないとね」と笑顔でコメントした。

また「若い選手もどんどん出てきている。盗めるところは盗みたい」と若手の選出も歓迎。一方で「最近は監督、コーチの方が(年齢が)近くなってきたからね。(全パコーチのソフトバンク)秋山さんに、なんでホークスがこんな強くなってきたのか聞く方が大事ですね。色々情報集めてきます」と話して笑いを誘った。

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統一球問題、第三者機関メンバー25日にも発表へ[スポニチ]

パ・リーグの村山良雄理事長(オリックス球団本部長)は24日、都内の日本野球機構(NPB)を訪れ、NPB事務局が統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題を検証する第三者機関(統一球問題に関する検証委員会=仮称)の調査報告について、7月10日の12球団オーナー会議(宮内義彦議長=オリックス球団オーナー)では経過報告になるとの見通しを示した。

同理事長は「きちっとした内容でということになれば(あらためて)臨時オーナー会議の開催が必要かもしれない」と語った。法曹界を中心に人選を進めている第三者機関のメンバーや正式名称は、25日にも発表される見込みで、村山理事長は「ほぼ概要はまとまった。確定したら速やかに集まってミーティングし、スタートする」と話した。

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[統一球問題]第三者委員会のメンバー、今日にも決定[報知]

統一球隠蔽問題を検証する第三者委員会のメンバーが、早ければ25日に発表される。メンバー選考を一任されているオリックスの村山良雄球団本部長(パ・リーグ理事長)が24日、NPBで取材に応じ、「(候補者と)最終調整して、明日か明後日には発表したい。発表後は速やかに集まって、(検証を)スタートしたい」と話した。

委員会は法曹界、有識者の中から、3人程度で構成される見通し。7月10日のオーナー会議で調査経過が報告される予定だが、日にちも限られるため、村山球団本部長は「きちっとした内容が必要であれば、(7月10日以降に)臨時のオーナー会議が必要になるかも」とした。

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[千葉魂]「もう、下は向かない」、元気と全力疾走、鈴木の約束[千葉日報]

なんで、ずっと下を向いていたんだ?今年、大活躍をしている鈴木大地内野手(23)はここまでの試合で忘れられない出来事を聞かれると、必ず答えるエピソードがある。

5月9日の西武戦(QVCマリン)。試合には勝ったものの、鈴木は4打数ノーヒット。打てない事を悔やみ、落ち込んだ。試合後、ベンチで飲み終わったペットボトルなどを片付け、1人、ボッとしていると、立花打撃コーチと堀打撃コーチに呼び止められた。

「打てないからといって、それを表に出すな。前を向いて全力疾走で守備に就いて、ベンチではしっかり声を出せばいいんだよ。若いんだから、打てなくても誰も責めない。だから打てなくて下を向くような行為は絶対にやめろ」。

ハッとさせられた。そして自らが取っていた行為を恥ずかしく思った。調子が落ちていたこともあり、頭の中はいつの間にか打撃結果の事で一杯になっていた。ベンチでもいつものような声は出ていなかった。しかし、野球は打つだけではない。守りでも貢献できる。ベンチで声を出し、仲間を鼓舞することも大きな仕事の1つだ。なによりも自分の打撃結果を引きずる姿を周囲に見せる事はチーム全体に悪影響を与えかねない。

「プロ初ホームランを打ったことよりも、この時の出来事の方がボクには印象深いですね。その日からはどんなに調子が悪くても大きな声を出して下を向かないでプレーをしようと心がけています。エラーをしても、ノーヒットでも、前を向いて、全力疾走で元気を出す事だけはいつだって絶対に出来る。そう考えるようになりました」。

全力疾走とその元気さは鈴木のトレードマークでもある。ファンはそんな彼の爽やかさを見に来ている。あの日、コーチから声をかけられたあの言葉から、それを一段と意識するようになった。今の鈴木のプレーからは全身全霊で取り組んでいる事が見ているこちら側にヒシヒシと伝わってくる。

「野球をやっていく上でターニングポイントになる日になるかもしれません。ボクがベテランになったら、後輩にもこの事は伝えていこうと思う。人生、下を向いていたら駄目なんですよ。これからもその気持ちを込めてプレーをしますね」。

鈴木は人懐こい笑顔でキッパリと話をしてくれた。

そんな鈴木を球団の7月試合日程ポスターに起用した。優しい顔で赤ちゃんを抱っこしている写真だ。新しい生命の誕生。そして千葉ロッテマリーンズの新しいスターの誕生。そんな思いを込めたポスターである。新生誕生。鈴木大地の生き生きとした表情を見ていると、彼が歩むこれからのプロ野球人生が楽しみで仕方がなくなってしまう。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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