7月3日7月3日ロッテに新加入したクレイグ・ブラゼル内野手（33）が、早ければ9日のオリックス戦（QVC）で本拠地デビューすることが3日、濃厚となった。この日、就労ビザを取得。伊東監督は「この後ファームの試合に出る。本拠地の試合でデビューできればいいね」と語った。6日からのイースタン・リーグ巨人2連戦に出場し、状態次第で1軍合流となる見込みだ。
起用法も固まりつつある。チームは首位を走るが、本塁打数はリーグ5位の46本にとどまっている。伊東監督は「5〜7番くらいに置きたい。ホームランも15本以上打ってくれればいいね。振り回さずミート中心でも可能な数字」と3番・井口、4番・今江の後を打つ打者として期待を寄せた。日本での通算5年間で118本塁打を放った助っ人大砲の加入が、打線に破壊力を加える。
ロッテの伊東監督は4日にスライドで先発する古谷に2戦連続の快投を命じた。
「パーフェクトを狙って欲しい。やったら、マウンドで肩車してやるよ」。古谷は今季初先発となった6月26日のオリックス戦（京セラドーム）で9回2死から安打を浴びノーヒットノーランを逃したが、1安打完封で今季初勝利。監督の言葉に左腕は「それは嬉しいですけど…。持っているものを全部出す」と気合を入れていた。
昨季まで阪神でプレーしたロッテの新外国人・ブラゼルが、早ければ9日のオリックス戦（QVCマリン）でデビューする。
この日に就労ビザを取得し、6日からのイースタン・リーグの巨人2連戦（柏の葉、袖ケ浦）で状態を確認した上で1軍に合流させる予定だ。伊東監督は「本拠地でお披露目できたらいいよな。5番か6番・DHでスタメンもあるかもしれない。残りのシーズンで（本塁打）15本は打って欲しいな」。まずは本拠地でのデビュー戦で挨拶代わりの一発に期待した。
新加入した元阪神のブラゼル（米独立リーグ）が9日のオリックス戦（QVCマリン）で本拠地デビューすることが濃厚になった。伊東監督は「ファーム（6、7日の巨人戦）で打席に立たせて。本拠地でできれば。6番ぐらいを打つのが1番いい」と明言。「率を残すタイプの打者ではないので、本塁打15本ぐらい打ってくれれば。振り回さずにミート中心でいけば、可能な数字だと思う」と一発を期待した。
ロッテ古谷拓哉投手（31）が3日、楽天10回戦（Kスタ宮城）の雨天中止を残念がった。
ノーヒットノーランまであと1人と快投した6月26日のオリックス戦以来となる、今季2度目の先発の予定だった。午後3時半に中止が決定すると「気持ちも今日に合わせてきたので、雨が降っててもやりたかった」とがっかり。
前日2日にチームは楽天田中の前に完敗しており「明日は自分の持ってるものを全部出してぜひ勝ちたい。流れがいっちゃってるんで、ぐっと引き戻したい」と気を引き締め直した。
コミッショナーに「最後の審判」が下る！？日本野球機構（NPB）の統一球問題を調査する第三者委員会の調査結果が、9月19日のオーナー会議の場で報告されることが3日、分かった。当日は加藤良三コミッショナー（71）も出席予定で、第三者委に“クロ”と判定された場合、オーナーから責任を追及する声があがるのは必至。任期途中で電撃解任される可能性も出てきた。
第三者委は9月末をメドに最終報告書を提出する方針を示しているが、NPB井原事務局次長は「第三者委員の先生は『9月19日なら、ある程度の内容の報告はできるので、それをメドにしたい』とおっしゃっていた」と説明した。7月10日に行う今年1回目のオーナー会議では、簡単な中間報告しか行われず、責任問題は先送りになることが濃厚。しかし、第三者委の見解がまとまる9月のオーナー会議では、加藤コミッショナーの責任問題が議題になる可能性は高い。
選手会やファンの厳しい批判にさらされる中、辞任の意思がないことを表明している加藤コミッショナーも、6月14日の会見では「私自身の問題について、第三者から意見が出れば、当然ながら留意すべきところであるでしょう」と発言している。第三者委がオーナーに報告する内容次第では、任期を残して進退の決断を迫られることになる。「私の評価は歴史がする」と強気に言い放つ加藤コミッショナーに対し、任免権を持つオーナー会議はどんな結論を出すのか、注目される。
日本野球機構（NPB）の井原敦事務局次長は3日、統一球隠蔽問題を検証する第三者委員会の最終報告を、9月19日に行われる予定のオーナー会議で受ける見通しを明かした。コミッショナーの任免権はオーナー会議にあり、調査結果を受けて、加藤コミッショナーの進退問題も議論されることになりそうだ。
第三者委員会は最終報告書の提出のメドを9月末としており、「9・19」であれば時期的にも支障は少ない。井原事務局次長は「必ず（9月19日に）報告（を受ける）、というものではないが、あくまで目指すということ」と説明した。7月10日のオーナー会議では、時間的な問題から経過報告にとどまる見込みだ。
日本野球機構（NPB）による統一球の無断変更問題を調査する第三者委員会が、9月17日にも調査報告を行う方針であることが3日、分かった。
6月28日の第1回会合後には9月末としていたが、同日に一般社団法人の定款を話し合うNPBの社員総会が行われ、オーナー会議のメンバーがそろうことから第三者委メンバーが「時期的に符合するかもしれない」と話していたという。
責任問題を問われている加藤良三コミッショナーはこの日、NPB事務局を訪れ、「第三者委員会のご指示があれば従います」と調査に協力する姿勢をあらためて示した。また、巨人の渡辺恒雄球団会長が次期コミッショナーに王貞治氏（ソフトバンク球団会長）の名前を挙げたことについては「報道で承知しているが、私がコメントすることではない」と話した。
日本野球機構（NPB）の井原敦事務局次長は3日、プロ野球の統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題を調査する第三者委員会の最終報告を、9月19日のオーナー会議で受けることを明らかにした。当日は加藤良三コミッショナーも出席する。
第三者委は9月末をめどに最終報告するとしていたが、井原事務局次長は「委員の先生が『9月19日なら、ある程度の内容の報告はできるので、めどにしたい』とのことだった」と説明した。
また、加藤コミッショナーは3日、第三者委の事情聴取について「いずれ受けることは間違いない。委員からの示唆、指示があれば従う」とあらためて協力姿勢を示した。巨人の渡辺恒雄球団会長がコミッショナーの後任候補にソフトバンクの王貞治球団会長を推していることには「報道で承知している。そのことについて今、私が申し上げることはない」と話した。