西武が今季3度目の5連勝。2回に金子の内野安打や押し出し四球、浅村の3点三塁打などで計6点を奪い、3回はヘルマン、浅村の適時打で加点。7回は栗山の2ラン、8回は永江の二塁打で1点を加えた。ロッテは今季初の5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
埼玉西武 | 0 | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | x | 11 |
大嶺が2回途中6失点でKOされるなど、チームは7月に入り5試合で計40失点となった。今季初の5連敗に伊東監督は「1人の選手(栗山)に3試合で四球を8つも出していては話にならない。弱い人たちは“ない”ということでカツを入れる」と大嶺、南、江村の降格を決定。9日のオリックス戦(QVCマリン)で新加入のブラゼルと、香月、川本を昇格させる。
今季初の5連敗でロッテ・伊東監督が大幅入れ替えを決断した。
「気持ちの弱い人は1軍で戦う資格はない」とし、1回2/3を4安打6失点KOの大嶺、捕手・江村、2番手で2失点の南を2軍に降格。新外国人のブラゼル、中継ぎの香月、捕手・川本を昇格させることを決めた。5連敗中は投手陣が計40失点。この日は10四球を与えるなど、西武3連戦で計18四球に「闘争心も感じないし、勝負にならない。調整法をもう1度見直す」とし、先発投手陣全体の練習方法を変更する。昨年も首位を快走しながら、7月以降に失速し5位に終わっただけに「毎年(夏場を)克服できないのでは困る」と厳しい表情だった。
ロッテは今季ワーストの5連敗を喫した。不調の要因となっている投手陣の崩壊はこの日も続き、最近5試合で計40失点。打線も苦手の岸に歯が立たず2010年途中から7連敗。伊東監督は「もう(言うことが)ないです。散々言ってきた」と自嘲気味に話した。
試合後にはこの日先発で投げた大嶺、2番手の南、捕手の江村を降格させ、代わりに新加入のブラゼル、救援の香月、捕手の川本を昇格させる。
ロッテの大嶺は2回を持たず6失点でKOされた。4安打5四球の乱調で2敗目を喫した右腕は「チーム、ファンに申し訳ない。情けない」と責任を痛感した。試合後には2軍降格が決まった。
5連敗中は全て先発が5失点以上と散々。今季初の同一カード3連戦3連敗も喫した伊東監督は「先発に頑張ってもらいたい」と祈るように話した。
ロッテは今季ワーストの5連敗を喫した。不調の要因となっている投手陣の崩壊はこの日も続き、最近5試合で計40失点。打線も苦手の岸に歯が立たず2010年途中から7連敗。伊東監督は「もう(言うことが)ないです。散々言ってきた」と自嘲気味に話した。
試合後には1、2軍の入れ替えを決めた。この日先発で投げた大嶺、2番手の南、捕手の江村を降格させ、代わりに新加入のブラゼル、救援の香月、捕手の川本を昇格させる。指揮官は「2軍で頑張っている人達を上げて、活を入れる」と話した。
ロッテ井口資仁内野手(38)が意地の適時打を放った。8点を追う7回無死三塁で、外角低め138キロの直球を右前に落とした。
日米通算2000本安打まで残り14本。「こういう展開だから、ランナーをかえすことより、自分も出て次につないで1点でも多く点をかえしていくしかない。これだけのマリーンズファンが千葉から来てくれている。同じ相手に3連敗はできない。ベンチもファンの気持ちと一緒。誰も諦めていない。最後の最後まで共に闘い、勝利をモノにできるように頑張るだけだよ」と話した。
ロッテの先発、大嶺祐太投手(25)が自滅した。1回は2四球を出しながら無失点でこらえたが、2回に一挙4安打6失点と炎上した。
四球で2死満塁のピンチを招き、内野安打で1点を失うと、なおも満塁で四球押し出し。さらに4番浅村に走者一掃の中越え三塁打を許すなど、打者一巡で走者を一塁に残したまま降板した。
5四球を出し、先発として今季自己最短の1回3分の2でKO。「チーム、ファンに申し訳ないです…。それしか出てこないです。情けないです…」と言葉を詰まらせた。