わたしはかもめ2013年鴎の便り(7月)

便

7月10日

千葉ロッテ3−4オリックス(QVCマリン)

オリックスが逆転勝ち。0−3の6回に安達の犠飛、李大浩の2点適時内野安打で同点。8回には糸井の適時打で勝ち越した。岸田が2回無失点で2勝目。1点差を守り、平野佳は18セーブ目。ロッテは1分けを挟んで6連敗。

123456789R
オリックス0000030104
千葉ロッテ0012000003

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ロッテ今季ワースト6連敗で7月いまだ勝ち星なし[スポニチ]

ロッテは2試合連続で3点差をひっくり返された。先発の古谷は5回まで1安打無失点と快投。しかし6回に伊藤の右前打を角中が後逸し、無死三塁のピンチを招く。続く安達の中犠飛で1点を失いその後、満塁にしたところで降板し「甘い球を打たれた。勝ちたかった」とうなだれた。

チームは今季ワーストの6連敗。いまだ7月未勝利の伊東監督は「古谷はよかったが(角中の)ミスが痛かった。何とか1つ勝ちたい」と懸命に前を向いた。

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ロッテ・伊東監督、ホワイトセルの「症状軽い」[サンスポ]

右手関節検査のため、6月20日から一時帰国していたロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(31)が10日、成田着のUA機で再来日。伊東監督は「思ったよりも症状は軽かった」と明かし、11日から2軍練習に合流する。

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ロッテ・上野に打球直撃、登録抹消へ[サンスポ]

ロッテの上野は6回に李大浩の打球を右上腕に受けた。そのまま降板し、斉藤投手コーチは出場選手登録を外すと明言した。

金沢は7回の守備で邪飛を処理した際にベンチ前のフェンスに激突し、途中交代した。伊東監督は左膝の打撲とし、今後の出場は「大丈夫だと思う」と話した。

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ロッテ・金沢、バットで正捕手獲りアピール[サンスポ]

ロッテの金沢が4回の適時打で4月16日以来の打点を挙げた。1死三塁、ディクソンから右前打を放ち「チャンスだったので思い切っていった」と貴重な追加点に胸を張った。

チームの捕手陣は里崎が故障で離脱し、出場選手登録されていないが、新人の田村が9日から1軍に合流した。そんな中で29歳の金沢がバットで正捕手定着をアピールした。

角中
「(ボールが)ライトとかぶっちゃった。体で止めないといけない。」(6回の失策に)

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ロッテ・ゴンザレスが熱中症でダウンしていた[サンスポ]

今季2試合の登板にとどまっているロッテ・ゴンザレスが、熱中症でダウンしていたことが10日、分かった。9日のイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に先発も2回5失点でKO。伊東監督はエース成瀬の代役として期待していたが「昨日熱中症で倒れた。色々あるねぇ」と苦笑い。開幕直後に寒さと風が苦手であることが判明したが、今度は暑さにも弱かったことが明らかになった。

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右手首検査のロッテ・ホワイトセルが再来日[サンスポ]

ロッテは10日、故障した右手首の検査を受けるために米国へ帰国していたホワイトセルが再来日したと発表した。診断は「右手首の捻挫」で日本での検査と変わらなかった。11日に2軍に合流する。

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古谷は6回途中3失点で降板[ニッカン]

ロッテの先発古谷拓哉投手(31)は5回3分の1を4安打3失点だった。

前回の対戦で9回2死まで無安打の1安打完封を遂げた相手。この日も5回まで1安打に抑えたが6回、先頭の伊藤に右前打され、味方の失策で無死三塁とすると犠飛で初の失点。さらに連打と四球で1死満塁として降板した。

マウンドを引き継いだ上野が走者をかえし、3点リードから同点に追いつかれた。古谷は「点を取られた6回が全てです…。打たれた球は高い。しかも追い込んでからなのでもったいなかった。ああいうところを抑えていかないといけない」と反省した。

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金沢3ヶ月ぶり適時打[ニッカン]

ロッテ金沢岳捕手(29)が3ヶ月ぶりの適時打を放った。1点リードの4回1死三塁から、139キロのカットボールを右前に運んだ。

適時打は4月16日の日本ハム戦以来。「チャンスだったので思い切っていきました。いいところで1本打てて良かったです。前回は古谷さんをうまくリードできなかった。あとは守備で引っ張っていけるように頑張ります」と話した。

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今江「何が何でも」先制打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(29)が先制適時打を放った。3回1死一、二塁で内角138キロの直球を中前に転がした。「最初の打席のチャンスで凡退してしまったので、このチャンスでは何が何でも打ちたかった。それだけですね」とコメントした。

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千葉テーマに合唱コンクール[ニッカン]

ロッテは10日、夏のイベントとして『千葉、心つなげようプロジェクト 合唱コンクール』を実施すると発表した。

ふるさと千葉をテーマに球団で製作したオリジナル楽曲「千葉、心つなげよう」の合唱コンクール。DVD・映像データでの1次選考、QVCマリン外周正面ステージでの2次選考をへて、優勝団体は9月の試合前にQVCグラウンドで歌唱を披露する。

優秀賞(2次選考当選者)には内野自由席観戦チケット、最優秀賞には指定席観戦チケットが贈られる。

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三木谷オーナー次期コミッショナーは常勤[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が統一球の仕様を秘密裏に変更していた問題が発覚後、初めてのオーナー会議が10日、都内のホテルで開かれた。第三者委員会が調査を開始したばかりで、加藤良三コミッショナー(71)の責任を問う声はあがらなかったが、次期コミッショナーに求める役割や、選任方法について議論。9月末をメドにコミッショナーの選定方法を決める方針を固めた。6年ぶりに出席した楽天三木谷浩史オーナー(48)も、新コミッショナーの理想像、NPBの改革の必要性を訴えた。

今さら、失態を繰り返す加藤コミッショナーの評価について議論する必要はない、と判断したのかもしれない。12球団のトップから、コミッショナーの責任を追及する声はなく「第三者委員会の報告を待つ」という意見で一致。焦点は「次期コミッショナー」へと移った。

そんな中、6年ぶりに出席した楽天三木谷オーナーが積極的に発言した。統一球問題の事実関係の解明とともに、より大きな視点で日本球界を見つめ直すべきと主張。「テクニカルな話ではなく、もう少し本質的な議論をしてほしい」と、現行のコミッショナー制度、NPBの組織としての問題点を整理することを課題に挙げた。

三木谷オーナーは次期コミッショナーの理想像についても語り、“副業”ではなく職務に専念できる人材を要望した。加藤コミッショナーは大手商社の取締役も務めており、NPB事務局に出勤するのは週に1度か2度。「常勤なのか、非常勤なのかという議論になり、私としては常勤の方がいいんじゃないでしょうか、という発言をさせていただいた」。さらに「野球事業の拡大というものを、しっかり執行し責任が取れる人」と、常設化した侍ジャパンなど、新たな事業を軌道に乗せられるビジネスセンスを求めた。

もっとも、限られた時間で結論は出なかった。楽天とともに、コミッショナーのあり方について指摘してきたオリックスの宮内オーナーは「(後任を)どういう形で選ぶか、どういう権限、責任を担っていただくか、きっちり議論しようということになった」と、9月末までに意見をまとめる方針を決めた。コミッショナー選定委員会を立ち上げる案などが出ているが「12球団が色んな人を頭に描いている。大変難しい問題」と、現時点では白紙。オーナーたちは難解な“宿題”を抱えて会場を後にした。

コミッショナーの選任方法
野球協約により、コミッショナーの任免はオーナー会議が行うと定められている。任期は2年。正当な理由なく任期中に解任されない。退任し、後任者が決まらない時は、オーナー会議が代行機関を設置する。オーナー会議の議決は、出席者の4分の3以上の同意を必要とする。

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加藤コミッショナー9月解任も、三木谷オーナー“ダメ出し”[スポニチ]

統一球が公表されずに変更されていた問題発覚後、初めてとなるオーナー会議が10日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、9月をめどに次期コミッショナーの選任方法を決めることで一致した。加藤良三コミッショナー(71)の責任問題は、9月末を期限とする第三者委員会の最終報告を待って議論されるが、楽天・三木谷浩史オーナー(48)は早くも次期コミッショナー像について言及。第三者委員会の最終報告を受けて開催する臨時オーナー会議で同コミッショナーの「解任」が決議される可能性が出てきた。

オーナー会議終了後、50人近い報道陣に囲まれた三木谷オーナーは「第三者委の結論を待ってから」とした上で強い口調で話した。

「コミッショナーに何を求めるのか。前向きに球界の拡大、事業の拡大を執行し、責任の取れる人を選ぶということ。常勤か、非常勤かといえば、私は常勤の方がいいのではと発言した」。6年ぶりに出席したオーナー会議での発言は、加藤コミッショナーに対する事実上のダメ出しだった。

オーナー会議の中で加藤コミッショナーは統一球の問題について謝罪。記者会見ではあらためて辞意を否定したが、オーナー会議の中では「この地位に恋々とする気は全くない。野球界が素晴らしい人材を次に選ぶということについて協力したい」と話し、第三者機関による最終報告に進退を委ねる考えを明かした形だ。

現在3期目の加藤コミッショナーの任期は来年6月末まで残る。野球協約では「コミッショナーの任免はオーナー会議が行う」としており、「正当な理由なく任期中に解任されない」とあるが、第三者委員会の報告内容が「正当な理由」と判断されれば、臨時オーナー会議が招集され、解任が決議される可能性もある。

12球団側も対応に入った。オーナー会議では次期コミッショナーの選任方法を9月2日の機構理事会で議論することを指示。球団代表者レベルで叩き台をつくってから、オーナー会議で決議する。コミッショナーの不在期間が出ることを防ぐため、コミッショナーの選任方法を最終報告のめどである9月末に合わせて決定する方針も固めた。

オーナー会議では複数のオーナーによる選任委員会の設立やコミッショナーの下に実務を担当する専務理事を置くことなど具体的な案も出ている。一部の球団は従来通りの選出方法の継続を主張しているが、統一球の無断変更を球界改革のきっかけと考える球団も多い。昨年7月の加藤コミッショナーの再任決議の際に「選任方法の明確化」を訴えた楽天などは急先鋒だ。三木谷オーナーの発言が今後の方向性を打ち出した形だ。

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第三者委の弁護士3人が出席、調査の方針報告のみで退席[スポニチ]

オーナー会議には第三者委員会の那須弘平委員長、佐々木善三氏、米正剛氏ら3人の弁護士も出席。

今回は12球団のオーナーに対する紹介と調査の方針報告にとどまり、会議冒頭の約10分で退席。那須委員長は「話せることは話しました」とだけ話し、会場を後にした。第三者委員会は今週中にも第2回目の会合を予定している。

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コミッショナー選任方法、「改革派」と「保守派」で意見3通り[スポニチ]

統一球が公表されずに変更されていた問題発覚後、初めてとなるオーナー会議が10日、都内で開かれ、9月をめどに次期コミッショナーの選任方法を決めることで一致した。選任方法について、オーナー会議議長のオリックス・宮内義彦オーナーが12球団オーナーに事前にアンケート調査を行い、今回の会議で結果が配布された。

その回答は大筋で3通り。「選任委員会による選出」(6球団)「従来通りオーナー会議での選出」(4球団)「現コミッショナーによる推薦」(2球団)。選任委員会の設置を求めるのが楽天、オリックス、DeNAなどビジネス面でも主導できるリーダーを求める改革派。従来通りを主張するのが巨人などいわば保守派。推薦案も保守寄りだ。

これまで選任方法は明確にされていない。今回の統一球問題の発覚後に巨人の渡辺恒雄球団会長が「加藤コミッショナーに責任はない」と発言し、任期を全うすべきとした上で次期コミッショナーに王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の名前を挙げた。従来なら水面下で候補者と交渉しオーナー会議で決議するのが流れといわれている。

ただ今回は王氏が難色を示した上、新コミッショナーには侍ジャパンなど事業面のリーダーシップも期待される。現状で6球団対6球団の均衡をどちらが破るか。球界の在り方が試されている。

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