7月24日7月24日ロッテが3連勝。2回に鈴木の2点適時打と根元の適時二塁打で3点を先行。9回は井口の中前打で加点した。古谷が6回途中まで3安打1失点で3勝目。益田が24セーブ目。西武は十亀が安定感を欠き、打線も好機を生かせなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
チームの勝利を決定づける打球が、弾んだ。2点リードの9回2死二塁。井口がこの日3安打目を中前に運び、貴重な追加点をもたらした。「うまく合わせられた。最後に大きな１点を取ることができて良かった」。日米通算2000安打まであと4と迫る猛打賞で、カウントダウンを再加速させた。
初回には中前打を放ち、114人目となる1500安打を達成。一塁上では花束をもらい祝福されたが「1つの区切りではあるが通過点として考えている」と、あくまで日米通算2000安打が区切り。その言葉通り、7回には左前打を放ち、この日の猛打賞につなげた。
痛みを抱えたままでも、仕事は果たす。16日のソフトバンク戦（QVC）で右ふくらはぎに死球を受け途中交代。翌日の後半戦最後の同戦は欠場した。ファン投票で選ばれた球宴では全パの栗山監督と話し合い「代打での1打席限定出場」を余儀なくされ、3試合3打席（1安打）だけの出場に終わった。球宴期間中もアイシングと電気治療は欠かさず施し、臨んだ後半戦の初戦で「3番・一塁」でスタメン出場。「痛みや張りはあるが動いている方がいいので」と力強く言った。
これでチームは3連勝。伊東監督は「4点目が欲しかったので良く打ってくれた」と称賛。偉業達成まであと4。数字上は25日西武戦（西武D）での達成も可能だが、「ないでしょう。楽しみは取っておかないと」とにやり。しかしその言葉が冗談に聞こえる程、今の井口なら簡単にやってのけそうだ。
井口が3安打を放ち、日米通算2000安打にあと4本とした。1回の中前打で、日本通算1500安打を達成。7回に左前打、9回にダメ押しの中前適時打を放ち、25日にも大台到達の可能性が出てきた。「明日（25日）ですか？ないでしょう（笑）。楽しみは取っておかないと」とプレッシャーを楽しむ余裕をみせていた。
ロッテ・井口が3安打の固め打ちで、史上5人目の日米通算2000安打まであと4本とした。
初回に日本通算1500安打となる中前打を放つと、7回は左前打。2点リードの9回2死二塁では、ダメ押しの中前適時打を放ち「（残り本数が）減ったね。チームが勝って良かった」。今季9度目の猛打賞で大記録に猛チャージをかけた。
強行出場だった。16日のソフトバンク戦（QVCマリン）で右ふくらはぎに死球を受け、球宴は3試合とも代打で出場。打撲に効果がある酸素カプセルに入るなど懸命の治療を行ってきた。まだ痛みは残っているが、伊東監督に出場を志願。「張りはあるけど、動いている方がいい。1打席目で1本が出て楽になった」。7月5日から3連敗した同じ相手、同じ球場。チームのために欠場という選択肢はなかった。
早ければ、25日にも大台到達の可能性が出てきたが「ないでしょ！楽しみは取っておかないとね」。ベテランは記録への重圧さえも楽しんでいる様子だった。
ロッテは今季初登板だった2番手の内が好救援した。3−0の6回に1点を返された後の1死満塁のピンチで登板し、4番の浅村を三ゴロ併殺打に仕留めた。右内転筋痛のために出遅れた右腕は「初球を打ってくれて、ああいう形になってくれて良かった」と喜んだ。
計5投手の継投でリードを守りきり、苦手の西武ドームで勝利をつかんだ。後半戦初戦は白星発進となり、チームもこれで3連勝。伊東監督は「流れ的にはいい感じで始まっている」と表情が緩んだ。
ロッテの井口が1回に中前打を放ち、通算1500安打を達成した。「1つの区切りではあるが通過点として考えている」とコメントした。
16日の試合の死球で右ふくらはぎを痛め、打撲に効能がある酸素カプセルに入るなどの治療を施した。17日の前半戦最終戦は欠場したが、オールスターは全3試合に代打で出場。後半戦初戦に「3番・一塁」で先発した。日米通算2000安打が迫っているベテランは「これから厳しい戦いが始まるので、1本でも多くチームに貢献できる安打を打っていきたい」と意気込んだ。
ロッテ・伊東監督が24日、後半戦のキーマンにゴンザレスを指名した。今季は3試合に登板して0勝1敗。前回15日のソフトバンク戦は先発しながら、3回途中に危険球で退場とお騒がせぶりを発揮した。伊東監督は「ゴンちゃんが化けてくれれば。化ける確率は低いと思うけど…。1、2回は仕事してもらわないと」と奇跡の大化けを期待した。
ロッテ井口資仁内野手（38）が、日米通算2000安打達成に“王手”をかけた。3安打猛打賞で、あと4本。25日にも達成可能な数字になった。「明日？ないでしょう！」と言ったが、笑いながら元気に言いはなった。
1回に中前打を放ってプロ野球114人目の国内通算1500安打を達成。勢いに乗って9回には3安打目となるダメ押しタイムリーを中前に放った。「9回のヒットは大きかったね。減りましたね。ホームが遠のいたな」と、今週中のビジター4試合での達成が濃厚になってきた。
パ・リーグは24日、コミッショナーの選任方法を話し合う臨時理事会を東京都内で開き、選考委員会を設置する方向で意見を調整した。
楽天の井上智治オーナー代行は「両リーグから1人か2人ずつオーナーを出して選考委員会をつくり、各球団が推薦する人を選考委員会で絞り込み、オーナー会議で決める」と具体案の1つを示した。セ・リーグは25日の臨時理事会で協議し、その後に12球団代表者会議で検討する予定。
コミッショナーの任期は2年で、加藤良三コミッショナーは昨年7月のオーナー会議で再任され、3期目を務めている。選任方法は10日のオーナー会議で討議されたが結論は出ず、9月19日のオーナー会議までに12球団で案をまとめることになった。
パ・リーグは24日、都内でコミッショナーの選任方法を話し合う臨時理事会を開き、手順や委員会の人数などで意見が分かれたものの、選任委員会を設置する方向で意見を調整した。
楽天の井上智治オーナー代行は「両リーグから1人か2人ずつオーナーを出して選考委員会をつくり、各球団が推薦する人を選考委員会で絞り込み、オーナー会議で決める」と具体案の1つを示した。セ・リーグは25日の臨時理事会で協議し、8月初旬に12球団の臨時代表者会議で検討する予定。加藤良三コミッショナー（71）は昨年7月のオーナー会議で再任され、3期目を務めており、来年6月末で任期満了となる。統一球の無断変更を調査する第三者委員会による9月末の最終報告次第では加藤コミッショナー「解任」の可能性もあり、選任方法の9月中の決定を目指している。
来季のプロ野球開幕戦は3月28日にセ・パ両リーグ同時開幕となることが24日、分かった。
両リーグの同時開幕は4年連続となる。パ・リーグ関係者も「なるべく同時開幕がいいと思う」と話し、この日の臨時理事会でセの意向に合わせて合意した。開幕戦はセが巨人、中日、ヤクルト、パがソフトバンク、日本ハム、西武の本拠地でそれぞれ行われる見込み。対戦カードは今後調整する。25日のセ臨時理事会を経て、正式には9月の実行委員会で承認される。
来季のプロ野球は3月28日にセ、パ両リーグ同時開幕となることが24日、分かった。パが同日の臨時理事会でセの意向に合わせて合意した。セが25日の臨時理事会で合意し、9月の実行委員会で承認されれば正式に4年連続の両リーグ同時開幕が決まる。