わたしはかもめ2013年鴎の便り(8月)

便

8月3日

オリックス4−7千葉ロッテ(ほっと神戸)

ロッテは15安打を放ち、2位タイに浮上。2回に岡田、荻野貴の連続適時打などで3点を先行。5回は今江の適時打などで3点。9回にはブラゼルの6号ソロで加点。早めの継投も決まり、藤岡が5勝目。オリックスは井川が3敗目。

123456789R
千葉ロッテ0300300017
オリックス0020001014

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ロッテいやらしさ復活で2位タイ浮上[ニッカン]

3点先制した2回の攻撃に「いやらしい」野球を真骨頂とする、伊東ロッテの原点回帰を見た。

先頭里崎の二塁打に、6番抜てきの青松の左前打で無死一、三塁。鈴木の犠飛で1点先制する。ターニングポイントは次打者・早坂だ。1死一塁。ここで好機を広げられれば、一気に得点できる場面。カウント2ボールからの3球目。早坂は、外高め速球を、おっつけて一塁へゴロを打った。文句なしの進塁打。続く岡田は中前打。2点目の適時打となった。1番荻野貴にも適時打が出る。早坂の進塁打が作った流れが、3点先制につながった。

7月は6勝13敗1分けに終わり、首位から3位に転落。8月2連敗スタートとなった前夜の伊東勤監督(50)は「進めるべきところで進めていない。甘いんだよ。前半は、あんなに、いい野球をやっていたのに…」と嘆いた。この日も、オープン戦以来のほっともっと神戸に入るや「あの頃に戻りたい」と、つぶやいた。

サヨナラ勝利の開幕戦を振り返る。得点は犠飛、押し出し四球、犠飛の3点だった。前半のロッテは、ヒットがなくても、小技を駆使して1点をもぎ取り、白星を積み上げてきた。「いやらしさ」が相手にダメージを与える戦いぶりで快進撃につなげていた。

早坂はこの日の試合前フリー打撃、右打席で右打ちを繰り返した。練習通りの進塁打に、伊東監督は「あれが大きかった。良い流れを作ってくれた」と2位タイ浮上に導いた影のヒーローと称賛。9番に起用した岡田にも「本塁打をバンバン打つ打者じゃないんだから、練習から、とにかく、おっつけろと指示したんだ」とも言った。ヒットだけがチームに貢献する術ではない。早坂の姿勢にこそ、ロッテ復調の活路はあるはずだ。

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ロッテ・青松、初スタメンでビックリ猛打賞![サンスポ]

9年目の“新星”が、ロッテを救った。プロ初スタメンの青松が、2回の先制の足掛かりとなる左前打、5回の中前適時打など、プロ初の猛打賞。負ければ4月17日以来の4位転落となる窮地から、西武と並ぶ2位へと再浮上させた。

「後がないという危機感を持っている。伊東監督に代わって、前向きなコンバートだったので“やってやる。これでダメだったらしようがない”という感じです」。

プロ2年目の2006年に1試合、2打席に立っただけ。昨秋就任した伊東監督が、打力を生かすため捕手から内野手に転向させた。7月31日にサブローが戦線離脱し、昇格候補だったG・G・佐藤も肉離れ。イースタン・リーグで打率.225ながら、リーグ2位の10本塁打を放っている青松が1軍に呼ばれた。1日の日本ハム戦(QVCマリン)でプロ初安打初打点をマークし、チャンスをつかんだ。

伊東監督も「秘密兵器が打ったね」と顔をほころばせた。首位楽天が7ゲーム差をつけて抜け出し、注目は2位争い、Aクラス争いに移りつつある。昨年は8月15日に3位に落ちて再浮上できず、最後は5位に終わった。だが、今年は違う。

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ロッテ・井口の名球会ブレザー授与式は17日[サンスポ]

ロッテは日米通算2000安打を達成した井口資仁内野手(38)の名球会ブレザー授与式を、17日のオリックス戦(QVCマリン)で行うと発表。有藤道世元監督がプレゼンターを務める。

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ロッテ・ブラ8戦ぶり一発!スタメン落ちで奮起[サンスポ]

ブラゼルが9回、代打で6号ソロを放った。小松のカーブを右翼席中段へ8試合ぶりの一発。ここ7試合24打数2安打の不振で、この日はスタメン落ち。練習前には1人、オリックス室内練習場で特打を敢行した。「関西のファンの前で本塁打を見せられてよかった。これをきっかけに、チームに貢献したい」。阪神時代に住み慣れた神戸で息を吹き返した。

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ロッテ青松、プロ9年目初猛打賞、伊東監督「秘密兵器がいたね」[スポニチ]

初のヒーローインタビューでは「3本打てて嬉しい」と照れ笑い。連敗を2で止め、2位タイに浮上した伊東監督も「秘密兵器がいたね」と目を細めた。

昨季までは捕手で、1軍の試合に出場したのは06年の1試合のみ。この時も1打数無安打で、その後は長い2軍暮らしが続いた。サブローが7月31日に故障で離脱したことから、右の代打の切り札として7年ぶりの1軍昇格を果たした。

昨年11月の秋季キャンプで伊東監督に一塁コンバートを命じられた。「“打者としてチャンスはある”と言ってもらって、前向きなコンバートととらえた」。今季イースタン・リーグで10本塁打。1軍昇格後は、代打で2試合連続で二塁打を放ってスタメンを勝ち取った。「結果を出さないと後はない。次は本塁打を打ちたい」。これで4試合で6打数5安打2打点と大当たり。遅れてきた「秘密兵器」はどこまでも貪欲だ。

青松敬鎔(あおまつ・けいよう)
1986年(昭61)12月7日、京都府生まれの26歳。京都市立石田小3年から野球を始め、小栗栖中時代は京都ヴィクトリーズで主将として全国優勝を経験。上宮太子では1年夏から捕手でベンチ入りし、秋からは投手も兼任。高校通算30本塁打。甲子園出場はなし。04年ドラフト7巡目でロッテ入団。昨秋キャンプで捕手から一塁に転向。1メートル85、83キロ。右投げ右打ち。

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9年目苦労人・青松、初スタメン猛打賞!2位浮上貢献[報知]

しっかりととらえた打球は、二塁手のグラブをかすめ中前に抜けた。5回2死一、二塁。9年目でプロ初先発の青松が、中前にタイムリーを放った。「とにかく結果が欲しかったので、よかったです」。2、7回にも安打し、プロ初の猛打賞をマーク。1日にプロ初安打初打点して以降、3試合連続安打だ。

つかんだチャンスは逃したくなかった。7月31日にサブローが右手中指の脱臼のため登録抹消された。その代役として、2軍での練習中に1軍への今季初昇格の連絡がきた。そのまま浦和から1軍の本拠地がある千葉へ約1時間かけて向かった。「今はチャンスをもらっている身。とにかく1打席にかけている」と、登録された日から3試合連続代打で起用され、2打数2安打1死球。結果を残したことでスタメンを勝ち取り、この日の活躍につなげた。

チームは8月初勝利を挙げ、2位タイに浮上した。伊東監督は「相手に向かっていく姿勢や、必死にやっている姿がいい」と青松を称賛。背番号63は「次は本塁打を打ちたいですね」と笑みを浮かべた。沈みがちだったチームに、起爆剤になりうる存在が現れた。

青松敬鎔(あおまつ・けいよう)
1986年12月7日、京都府生まれ。26歳。上宮太子高から04年ドラフト7位でロッテに入団。12年までのプロ通算8年間で1軍は1試合のみ。今季、捕手から内野手へ登録変更された。13年のイースタン・リーグはこれまで62試合に出場し、打率2割2分5厘、10本塁打、33打点。185センチ、83キロ。右投右打。

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ロッテ・岡田「気持ちで打った」猛打賞![サンスポ]

ロッテの岡田が6回までに3安打をマークした。まず1点を先制した2回、適時打で追加点をたたき出し「気持ちです。気持ちで打った。このところチームの雰囲気も良くなかったので、早い回にリードを広げられてよかった」と主将らしく振り返った。

5回には持ち味の俊足を生かした三塁打で、この回の3点につなげた。6回にも内野安打と勢いは止まらなかった。

上野
「途中でマウンドを降りたことに自分自身が情けなくて悔しい。」(4回途中2失点)
藤岡
「いい感じに直球を投げられるようになってきた。自分にできる仕事をやっていく。」(6月16日以来の白星)

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伊東監督青松「姿勢がいい」[ニッカン]

ロッテが快勝した。ブラゼルに代えて6番スタメンに起用した青松敬鎔内野手(26)が3安打1打点と大当たり。

伊東勤監督(50)は「秘密兵器が打った。1軍に上がってから調子良いからね。向かっていく姿勢がいい。1球目から打ちに行く姿勢がね。表に気持ちが出る。必死にやっている姿が映るし、結果になっている。使って面白い打者になりつつある。打撃に専念しろと捕手を辞めさせたのでね」と、活躍を喜んだ。

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今江が適時打「仕事が出来た」[ニッカン]

ロッテの4番、今江敏晃内野手(29)が5回、適時打を放った。

荻野貴の犠飛で1点を追加し、なお1死一、三塁。中前に適時安打をマークすると、走りながら右拳をギュっと握った。「打ったのはスライダーです。仕事が出来て良かったです。今日はバッティング練習からいい感じで打つ事が出来ていたので、練習通りのバッティングが出来ました」とコメントした。

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初先発青松、期待応えた適時打[ニッカン]

プロ9年目で初スタメンの青松敬鎔内野手(26)が5回、適時打をマークした。2点を追加し、なお2死一、二塁。二遊間に鋭いゴロを放ち、飛び込む二塁手のグラブをはじいた。

ブラゼルに代わってスタメン6番に抜てきしたベンチの期待に応える一打。「打ったのはスライダーです。右ピッチャーが来たので、代打かなと思ったが、そのまま使ってもらいチャンスをいただいたので、絶対に打たなアカンと思いました。初球から負けないように、積極的に行ったのが、いい結果につながりました」とコメントした。

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荻野貴、岡田に続き適時打[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(27)が2回に適時打を放った。2死一塁で打席に入ると、初球で一塁走者・岡田の二盗を待ち、2球目を適時中前打とした。

「打ったのはストレートです。いい流れで回ってきて、岡田さんも走って得点圏に進んでくれたので、自分は何とか返す気持ちでした。いい流れを止めずに打てて良かったです」とコメントした。

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岡田適時打「気持ちで打った」[ニッカン]

ロッテ岡田幸文外野手(29)が2回に適時打を放った。鈴木の犠飛で1点を先制し、なお2死二塁の場面で中前打。

「打ったのはスライダーです。先制した後で、いい雰囲気だったので、初球から積極的に打ちに行きました。このところ、チームの雰囲気も良くなかったので、早い回にリードを広げられて良かったです。自分の出来る事をしっかりやるだけです。気持ちです。気持ちで打ちました」とコメントした。

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初回ちぐはぐな攻撃でミス連発[ニッカン]

ロッテが1回、いきなり攻撃のミスを犯した。先頭の荻野貴司外野手(27)は四球で出塁。

2番角中はバントを打ち上げてフライアウト。3番井口の打席で、カウント2−2からの6球目。一塁走者の荻野貴はヒットエンドランの意図で二塁にスタート。ただし、井口は悠然と見逃し、荻野貴は二塁途中で一塁に折り返し、アウトになった(盗塁死)。次の球を井口は中前打。

「たられば」を言っても仕方がないが、仮に角中が犠打を決め、井口がヒットを放っていれば、それだけで1点先制だったのだが。ちぐはぐな攻撃を続ける、ロッテの最近の傾向が、初回に現れた。

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