わたしはかもめ2013年鴎の便り(8月)

便

8月12日

俊介が15日楽天戦に先発、4ヶ月ぶりに帰ってくる[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(36)が12日、QVCで行われた1軍投手陣の練習に参加した。右肩痛で登録抹消された西野の代役として、15日の楽天戦に約4ヶ月ぶりに先発。「いい状態の時に呼んでもらった。チームに勝ちをもたらす投球をしたい」と力を込めた。

渡辺は4月20日の同カードで右足首に打球が直撃して降板。その後、患部に腫れが出るなど復調が遅れ、2軍での調整を余儀なくされた。「ダメなら終わりという気持ちはあった。でも、今は希望が戻ってきた」と、ここ2試合はイースタン・リーグで計11回を1失点。状態が上がってきている。

チームは、13日からの直接対決3連戦で2敗すると自力優勝が消滅する。「やられっぱなしでは終われない。やり返す」。経験豊富なサブマリンが反撃を誓った。

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渡辺俊、長期離脱“原因”の楽天に「やられたらやり返す」[スポニチ]

首位・楽天に倍返しだ!右足関節打撲で2軍調整中の渡辺が13日に1軍に合流する。15日楽天戦(QVCマリン)で約4ヶ月ぶりに先発で復帰。4月20日楽天戦(同)で小斉の打球を右足に受け、長期離脱を強いられた相手とあって「やられたらやり返す。半沢直樹だね」と人気ドラマを引き合いに出した。

打撲の回復が長引いた36歳は一時は引退も考え「状態が戻らないなら覚悟はしていた」という。だが、7月下旬頃から完調。右肩痛の西野の離脱で1軍昇格し「いい状態の時に上げてもらえた」と感謝した。

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古谷、楽天戦連敗ストップだ[ニッカン]

13日の楽天戦に先発予定のロッテ古谷拓哉投手(32)が12日、QVCマリンの室内練習場で調整を行った。

首位楽天には7月末の3連戦(Kスタ宮城)で全敗するなど、5連敗中。古谷も7月4日に4番ジョーンズに2打席連続2ランを浴び、今季唯一の黒星を喫した相手だ。

2位をキープして臨む本拠地3連戦。伊東勤監督(50)が「アタマの試合が1番大事」という初戦に抜擢された左腕は「いつも通り、自分のピッチングをするだけ。チームがいい雰囲気なので、その流れに乗っていきたい。1度対戦しているし、前回とは違った感じになると思う」と話した。

またこの日、渡辺俊介投手(36)が1軍練習に合流した。

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[千葉魂]プロ野球の未来映す、プロジェクションマッピング始まる[千葉日報]

「幕張、真夏の夜の夢」「マリーンズから、ファンの皆さんへ。夏のスペシャルな贈り物」「魔法のスタジアム、出現」「マリーンズ史上、最高のマジックが始まる」。13日からQVCマリンフィールドで「3Dプロジェクションマッピング」を使ったイベントを試合後に開催する。これに合わせてPRポスター用に作られたのが上記のメッセージ。プロジェクションマッピングと言われても、なかなかピンとこないファンが少しでもイメージ出来やすいようにと工夫されたキャッチフレーズだ。

「すごくカッコいい企画だね。みんなもこれを見たら、エキサイティングするはずだ。ぜひ自分の家族にも見せたい。とにかく1人でも多くの人に見てもらいたいね」。

このイベントの記者会見にてデモ映像を見たブラゼルも興奮気味に感想を語ってくれた。プロジェクションマッピングはCG技術を使い、建物の壁などに立体的な映像や動画を映し出す技術のこと。先秋には東京駅の丸の内駅舎復元に合わせたイベントで、今年は札幌雪祭りでも実施され、大いに話題となった。千葉ロッテマリーンズでは、プロ野球でもこの演出を使えないかと検討。様々な障害や課題はあったが、リクルートテクノロジーズから全面バックアップをしてもらう形で、ついに実現へとこぎつけた。QVCマリンのグラウンドと球場外野広告スペース、外壁などを使って、投影。誰もが知っているスタジアムを、誰もが見たことのない異次元空間のようなスタジアムにしようというコンセプトの下、製作された。

「初めての試みでもあるので、非常に難易度の高い作業。本当に実現できる日がくるなんて思えなかった。ファンの方々の反応が楽しみ。きっと驚いてくれるはず」。

製作に関わった球団スタッフ・ファンサービス担当の萩原広人(33)は疲れ果てながらも充実した表情で、そう振り返る。企画から実現にこぎつけるまで約半年。設営作業、リハーサルは前日12日に、ほぼ徹夜で行われ、ようやく13日早朝に完成。本日、公開される。それまで100キロ以上あった萩原の巨体が幾分スリムに見えるほど。その激務は計り知れない。そんな注目のイベントは試合終了後。ヒーローインタビューが終わったタイミングで行われ、約10分間の内容。QVCマリンで試合が行われる13日から22日までの間の9試合で行われる。また、午後7時からは球場外周にビアガーデンスペースを併設。その場所では入場券がなくても気軽に外壁でプロジェクションマッピングを楽しんでもらえるように工夫されている。

チームキャプテンの岡田幸文外野手(29)も楽しみにしている1人だ。「せっかく、このような画期的なイベントを行うので、試合にしっかりと勝って、気持ちよく見学したいと思う。ファンには二重の喜びを提供できるようにチーム全員で頑張りたい」と意気なセリフを口にしてくれた。

最新の特殊映像技術を駆使したプロ野球界初の試み。いったい、そこでどのような世界を目撃できるのか。日本の最新鋭技術とプロ野球。そこにはプロ野球の未来が見えるはずだ。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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