わたしはかもめ2013年鴎の便り(8月)

便

8月16日

千葉ロッテ5−2オリックス(QVCマリン)

ロッテの唐川が5回2失点で1ヶ月ぶりの6勝目を挙げた。打線は0−1の1回2死二塁から今江、角中の連続適時打とブラゼルの2ランで計4点を奪って逆転。5回は今江の適時二塁打で加点した。オリックスは西が精彩を欠いた。

123456789R
オリックス1100000002
千葉ロッテ40001000x5

ページトップ

ロッテ追走楽天と5.5差23日〜仙台決戦[ニッカン]

マー君待ってろ!2位ロッテが得意の逆転勝利で、オリックス3連戦に先勝した。前日15日までの首位楽天との3連戦に勝ち越し、ゲーム差は5.5。虎視眈々と逆襲を狙う。伊東勤監督(50)のシナリオでは、23日から敵地仙台での楽天3連戦がヤマ場。23日登板予定の楽天田中に土をつけての3連戦3連勝を狙っている。右肘痛で離脱した井口も復帰。逆襲の態勢は整った。

「逆転のロッテ」が戻ってきた。1点先制を許した1回だ。2死二塁から4番今江が同点打、続く5番角中は勝ち越し打。さらにブラゼルが2ランだ。あっという間に4点を奪う逆転劇。伊東監督は「昨日まで首位攻防戦で、気持ちの入ったゲームの後。ぽっかり穴があくこともある。いい集中力で戦ってくれた」とナインをたたえた。

主軸も戻ってきた。右肘痛のため、前日までの楽天3連戦を欠場した井口が復帰。3連戦で代役3番だった角中が5番に座り、初回に決勝打を放ったのも、井口復帰と無関係じゃない。伊東監督も「ずっと3番でしたからね。(無安打で)結果は出なかったけど、チームを救ってくれると思います」と頼もしそうに言った。井口も「感じはいいですので、大丈夫」と完全復帰を強調。中心が戻った打線は機能する。

逆襲のシナリオ通りだ。8月3日、ほっともっと神戸のオリックス戦前。炎天下に映える芝生を眺め、伊東監督は「楽天には仙台で3連敗させないと。本拠地の3連敗は、ダメージ大きいんだ。(次回は)しかも、田中の投げる金曜日も入っている。田中を破っての3連勝、したいなあ」と夢を語るように言った。

その2カード前、7月26日からの楽天3連戦は仙台で3連敗を喫した。初戦は田中だった。2−1とリードして迎えた9回裏、2点を失いサヨナラ負け。完投した田中に14勝目を献上した。田中に黒星を付ける最大のチャンスを逃し、そのまま3タテを食らった。受けた屈辱は倍にして返す。伊東監督は「そこまで、挑戦権を持つように食らい付いていきたい」と、今月初旬から、23日からの楽天戦を見据えていた。そして、その言葉通りに、以来4カード連続で勝ち越している。

好材料は打線だけじゃない。5回に唐川を降板できるのも、救援陣が好調だから。「ブルペン陣が安定しているから、序盤に失点しなければ何とかなる。あいつ(6回登板の内)がいてくれて助かります」と信頼を置く。先発5人制の中、来週金曜の23日も唐川先発かという質問を、伊東監督は「まだ考えてないよ!」と遮った。だが「マー君だったら気持ち入るよな」とニヤリ。投打の粘りも役者も戻った。打倒マー君の態勢は整った。

楽天とロッテのゲーム差
開幕直後を除くと、ロッテが首位に立った5月9日以降、楽天との最大ゲーム差は4。7月4、5日は両チームが同率首位。同6日に楽天が単独首位に立って以降は、8月6日に最大7.5差がついていた。

ページトップ

ロッテ、勘違い連発もドタバタ勝利![サンスポ]

マジック点灯は許さん!!ロッテはオリックスに5−2で快勝。1回に四球と勘違いし一塁に歩きかけた角中勝也外野手(26)が勝ち越し適時打を放つと、5回には塀内久雄内野手(32)のボーンヘッド後に今江敏晃内野手(29)が5点目の適時打を放つなどドタバタ勝利。勘違い連発も勝利に結びつけ、首位・楽天へ追撃態勢を整えた。

勘違いやボーンヘッドもプラスに変える。ロッテが妙な形で(?)勢いを取り戻した。

1回に今江の右前適時打で1−1の同点。続く角中はカウント3−1からの外角直球を見逃しストライクで、その間に今江が二盗に成功した。ところが角中は肘当てなどのプロテクターを外し、一塁へ歩きだした。

当然、呼び戻されるも、フルカウントからのフォークボールを右前へ。角中は「自分はボールだと思って、一塁へ行こうとしたんですが…。その後に打った球は完全にボールでした(笑)」と四球にならなかったことが幸いし、勝ち越しの適時打となった。

5回には塀内、荻野貴の連打で無死一、二塁の好機。ここで岡田は高いバウンドの一ゴロ。しかし李大浩がジャンプして捕球したため、三塁へ達していた二走の塀内は「ノーバウンドで捕ったと思った」と勘違いしてベースを離れ、一塁からの送球でタッチアウトとなった。

伊東監督も「大チョンボですよね」とブ然とするプレーだったが、この嫌なムードを今江が払拭。5点目となる適時二塁打で塀内を救った。

今江は「あそこの1点が大きかった。嫌な雰囲気だったので、流れを変えるためにも、いい安打を打てた」としてやったり。勝ちに不思議の勝ちあり。楽天のマジック点灯を先送りしたロッテはまだ諦めない。

ページトップ

ロッテ・ブラ、8号2ランで“ミスターソロ”返上[サンスポ]

ブラゼルが1回に8号2ランを放った。これまでの7本は全てソロで「これからも走者のいるときに勝負強い打撃ができれば。打点をつけて貢献したい」と“ミスターソロ”返上を宣言。強風の中行われた打撃練習でスコアボード直撃弾、場外弾と大暴れし「自分のスイングをすれば、いい結果になると思っていた」とドヤ顔だった。

ページトップ

ブラゼル、風に乗せた会心8号、ノリノリ猛打賞[スポニチ]

マリンの風を味方に付けた。初回に2−1と逆転に成功してなお2死一塁。ロッテのブラゼルの打球は6メートルの強風に乗って、右中間席中段に突き刺さった。

会心の8号2ラン。「初回からいい追加点がとれて良かった」。試合前の打撃練習で右翼席場外とスコアボード上部に直撃する特大の柵越えを2発放っていた。「風があるので遠くへ飛ばそうと思っていた。監督に“試合で出してくれ”と言われていたから」。6回に左前打、8回には右中間二塁打を放って今季2度目の猛打賞。首位・楽天の追い上げに向けて「これからも勝負強い打撃でチームに貢献したい」とノリノリだった。

今江
「先制された直後に点を取り返せたのがよかった。4番はチャンスで回ってくる打順なので、走者を還すことだけを意識して打席に入った。」(2安打2打点)

ページトップ

ロッテ、今江の活躍で4カード連続勝ち越し[サンスポ]

ロッテの4番を打つ今江が2安打2打点の活躍を見せた。1回には右前に適時打を運んで同点打。4−2の5回には左越え二塁打で1点を加えたが「ホームランになってくれと思ったけど、詰まっていたのでそうはいかない。欲張った」と表情を緩めた。

チームは4カード連続勝ち越しと勢いづき、この日もカード初戦を制した。今江は「投手もそうだし、打者もいい感じできている」と手応えを口にした。

ページトップ

ロッテ・角中、“勘違い”のあとに6戦連続安打[サンスポ]

ロッテの角中が1回に適時打を放ち、6試合連続安打とした。1−1の同点としてなお2死二塁の場面で、しぶとく右前に運んで1点を勝ち越した。「必死に食らいついていった」と振り返った。

3ボール1ストライクで迎えた5球目を、ボールと判断して一塁へ歩こうとしたが

球審の判定はストライク。“勘違い”のあとにきっちり仕事を果たし「いいヒットになってくれて良かった」と話した。

ページトップ

今江味方のミス帳消しの適時打[ニッカン]

ロッテの4番、今江敏晃内野手(29)が5回、貴重な追加点となる5点目の適時打を放った。

2死一、二塁。低めに来た初球を、左越え二塁打とした。直前には無死一、二塁から岡田の一塁ゴロの際、二塁走者の塀内がファウルと誤認し塁を離れてアウトになるミスもあった。

ナインのミスをカバーする一打に「打ったのは何ですかね、スライダーかな?分かりません。ミスもあって、少し嫌な雰囲気だったので流れを変えるためにもいいヒットが打てました。ホームランになってくれと思ったけど、詰まっていたので、そうはいかないですね。欲張りました」とコメントした。

ページトップ

ブラゼル8号「いい結果に」[ニッカン]

ロッテのクレイグ・ブラゼル内野手(33)が1回2死一塁から8号2ランを放った。2ボールからの3球目を右中間スタンドにたたき込んだ。

「打ったのはスライダーだよ。今日はバッティング練習からいいスイングが出来ていたし、打球も良く飛んでくれていたのでゲームで自分のスイングが出来ればいい結果になると思っていたよ。初回からいい流れで逆転、そして追加点が取れて良かった」とコメントした。

ページトップ

角中適時打「完全にボール」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(26)が1回2死二塁で適時打をマークした。

同点打の今江が二盗を決めると、右前に勝ち越しの適時安打を放った。「打ったのはフォークだと思います。3−1から自分はボールだと思って、一塁へ行こうとしたのですが(判定はストライク)。その後の打ったボールは完全にボールでしたね(笑)。追い込まれていたので必死に食らいついてしまいましたが、いいヒットになってくれて良かったです」とコメントした。

ページトップ

今江、同点打「いい所飛んだ」[ニッカン]

ロッテの4番、今江敏晃内野手(29)が1点を追う1回に同点適時打を放った。

2死二塁で打席が回り、カウント2ボール1ストライクからの外のスライダーに食らいつき、右前に落とした。「打ったのはスライダーです。いい所に飛んでくれました。先制された直後に取り返せたのが良かった。バットに当てたい気持ちが伝わりましたね。よくバットにボールが当たってくれましたね」とコメントした。

ページトップ

井口、通算1500安打で表彰[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が試合前に7月24日の西武12回戦(西武ドーム)で達成していた通算1500安打の連盟表彰を受けた。

プロ野球114人目の記録は、十亀から中前打を放って達成。初安打は、ダイエー時代の97年5月3日の近鉄4回戦(福岡ドーム)で山崎から記録。

ページトップ